やっぱり歌詞は覚えて歌った方が断然いい! | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は4398文字です。(読破予想時間:約10分28秒)

 

昨日のクリスマスイベントでの演奏を終えて、今年最後の人前での演奏はこれで全て終了しました。

 

昨日は楽器だけだったのですが、今月の18日に、何年もブランクがあった歌い手としての弾き語り演奏で、とうとう久々のステージに立つ事が出来ました

 

◇久々の弾き語りライブはお客さんに恵まれて嬉しい

 

その事を書いた記事『久々の弾き語りライブはお客さんに恵まれて嬉しい』では、感謝の気持ちを中心に書かせていただきましたが、今回は、別の観点からその経験を語りたいと思います。

 

 

以前、歌詞を見ずに覚えて歌いたいと語った理由についてこのブログで話した事がある。

 

◇何故歌詞を見ずに覚えて歌いたいのか

 

僕は、過去数え切れない程のライブをこなしてきたが、今月の18日のライブまで、一度も歌詞を見ずに歌った事はなかった

 

何故歌詞を見ずに覚えて歌いたいのか』でも触れた事だが、ギターを覚えて弾き語りを始めた最初の頃は、座って弾き語りをするスタイルだったので、その頃から長年に渡って僕は、弾き語りの場合、譜面台を立てて演奏するのは当たり前の事だと思っていたのだ。

 

◇座ってアコギで弾き語りが自分の原点

 

当時、ニューミュージック系のフォークシンガーと言えば、大勢のトップミュージシャン達が、譜面台を立てて座って歌っていたので、そこに疑問を持つ事はなかったのである。

 

◇ニューミュージック世代が当時を語るぞー!

 

弾き語りから始まって、すぐ後で、それと並行してバンドでもVocalとして歌う様になったのだが、バンドで歌う時もいつも客席から見えない様に、歌詞を書いたカンニングペーパーを何処かに貼り付けて歌っていた

 

それと言うのも、一度、歌詞を見ながら歌う癖をつけてしまうと、歌詞カードなしでステージに立つ事が怖くなるのだ。

 

その恐怖から逃れられないまま、長い年月が過ぎ去ったのだが、2012年にソロ1本に絞って再始動をしてしばらくしてから、今後は歌詞を見ずに覚えて歌いたいと言う思いが強くなり始めたのだ。

 

詳しい事は、『何故歌詞を見ずに覚えて歌いたいのか』にも書いたのだが、その理由の1つは、歌詞を覚えた方がパフォーマンスが上がるからだ。

 

そして、弾き語りは座ってするものと言わんばかりにシッティングスタイルがいつの間にか自分のスタイルになっていたのだが、ソロになって、バンドアレンジの激しい曲も自分一人でするからには、立って歌う必要があると考え始めたのである。

 

今回の久しぶりの弾き語りでは、歌詞を覚えてスタンディングで弾き語りをしたのだが、やる前までの長期にわたる不安は本番に入るとほとんど吹っ飛んで、思った以上にやれた事に自分でも驚いたくらいである。

 

弾き語りをした曲は『ウツでサイケな日常(JASRAC作品コード:215-8077-4)』と言う自分自身の曲だ。

 

◇ウツでサイケな日常/皆見つかさ

(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。 』)

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歌詞は、一箇所間違えて、1番の歌詞を2番でも歌ってしまった箇所があるのだが、それでも意味は通じるので、観客は誰も気付いていない。

 

そしてアンコールで歌った『別れ際の言葉』も、3番のサビに入る前に完全に歌詞が飛んだのだが、サビ前に3コードを一度循環させてからさりげなくサビに入ったので、誰もミスだとは思っていない筈だ。

 

◇スタジオ弾き語りライブ映像『別れ際の言葉』/皆見つかさ

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撮影した動画で確かめてみたが、全く違和感なく聴ける。

 

とまあ、そんな感じで初めて歌詞を見ずにステージで歌ったのだが、やってみると案外どうって事はなく、どうにでもなるものだと言うのが実感だ。

 

それより何より、歌詞を覚えて歌うと、パフォーマンスは飛躍的に向上する

 

歌詞を覚えて挑んだ今回のライブでは、歌っていない所では、遠慮なくステージの幅・奥行きを使って、好き放題に動く事が出来た

 

僕が初めてスタンディングで『届く事のないメッセージ』と言う曲を歌った姿をYouTubeで公開しているのだが、この動画を含め、ここまでYouTubeで公開した動画は全て、実はカンニングしながら歌っているので、やはり、パフォーマンスはかなり落ちているし、自分で観てもあまりいいとは正直思わない。

 

◇スタジオ弾き語りライブ映像『届く事のないメッセージ』/皆見つかさ

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勿論、最初からカンニングしようとした訳ではなく、何度も何も見ずにチャレンジしたのだが、疲れ切るまで動画を撮っても、どこかで必ず間違えるので、結局、最後はカンニングペーパーをこっそり見ながら歌わざるを得なかったと言う訳だ。

 

今回のライブも、ミスをお客さんには気付かれず、この動画の何倍も上のパフォーマンスをする事が出来たのは確かだが、YouTubeへスタジオライブと言う形でアップするのなら、2曲とも一箇所ずつ間違えているのでボツと言う事になる。

 

でも、ライブではそれでもOKなのだ。

 

要は、観客に気付かれなければいいのだ。

 

そんな事は長年やっていて、とっくに知っていた筈である。

 

そして、楽器だけを演奏している時にはそれをずっと実践してきているのが僕なのだ。

 

間違えても、とっさの対応力でどう凌ぐかが、そのアーティストの力量であると確信を持って分かっていた筈なのに、歌詞コンプレックスの様なものが自分の中心にドカンとあって、歌詞に関してだけは、間違えたらどうしようと言う不安に支配されてしまっていたのだ。

 

今までの自分は、楽器だけを演奏している時と歌う時は別人であるかの様だった。

 

メインは歌う事であると言うのに。

 

◇マルチプレイヤーやってますが自分のメインは歌う事です

 

今回のライブは、その勘違いを払拭出来たライブと言える。

 

 

歌詞を見ずに歌うと、自分が思っていた以上に動き回る事が出来たし、その遠慮のない動きが熱を生み出し、それが観客席にどう伝わるのかも凄く実感出来た

 

カンニングペーパーを見ながら歌うと、一旦視線を外して動き回ってから歌う時がきた時にとっさに歌詞に目をやっても、ピンポイントで今から歌う歌詞に視点を合わせる事など出来ないのだ。

 

そして、覚えて歌っていて歌詞が飛んだ時より、歌詞カードを見ながら歌っていて一度、自分の歌う歌詞を見失った時の方が、格段にパニくると言う事が今回のライブで比較出来て分かった事だ。

 

それに、カンニングペーパーがあると、カンニングペーパーが貼ってある位置を常に意識していて、思い切り動き回ったりは出来ず、どうしても動きに制限が加わるし、どこかで、次はどの位置に視線をやればいいのかを意識しているので、思い切ったステージングなんて出来る筈もない。

 

そう言った動きでは、熱も何もほとんど生まず何も伝わらないし、遠慮した動きが却ってダサさを生んだりするのだ。

 

これならば、いっそ、昔ながらの譜面台を立てて座って歌うフォークシンガースタイルで歌う方が潔いし、見栄えをもいいだろうと思う。

 

勿論、座って弾き語りしていても、譜面にばかりに目をやっているアーティストより、お客さんをしっかりと意識して歌っているアーティストの方が見栄えもよく、歌詞だの熱だのいろんなものが伝わるのは言うまでもない事だ。

 

これは、あくまで同じ歌詞を見ながら歌うのなら、カンニングペーパーより、譜面台を立てていても違和感のないスタイルの方がいいと比較論であって、歌詞はやはり覚えて歌った方がいい

 

でないと、わざわざ立って歌う意味すら薄れると今では思っている。

 

 

いろいろ思うところがあって、今回のライブ映像を公開するつもりはありませんが、自分自身で確認した結果、これらの結論を裏付ける有効な材料になった映像であった事は確かです。

 

ただ、パフォーマンスはこれで完璧だったのかと言えば、決してそうではありません

 

あくまで、自分の予想を遥かに超えた良い結果を生んだと言うだけの話で、まだまだ改善点はあると感じましたし、もっと幅広くパフォーマンスが出来る様にならなければとも思いました。

 

確かに熱のこもったステージングが伝わるパフォーマンスであったとは自分でも動画を観ていて思いましたが、「俺、カッコイイ!」などとは微塵も思っていません。(笑)

 

今回1回のライブと言う意味では満足のいく出来でしたが、先の事を考えるとこれで満足していては、自己の成長の妨げ以外の何物でもないと思っています。

 

同じ所にいつまでも留まっていては、何度も足を運んでくれるお客さんもその内に飽きて離れていくでしょうしね。

 

常に成長は必要ですね。

 

今回の結論は、記事タイトルの通りで、「やっぱり歌詞は覚えて歌った方が断然いい!」と言う事に尽きます。

 

来年のライブ予定はまだ全くの白紙で未定ですが、おいおい作戦を練って、来年も歩を進めて行きたいと思っています。

 

以上になります。

 


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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