JASRAC叩き・生活保護叩き・政権叩きは同じ構造 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は4488文字です。(読破予想時間:約10分41秒)

 

僕が思うに、昨今のJASRAC叩きや生活保護叩き、そして、今も昔も変わらない政権叩きの構造は非常に酷似している。

 

まずは、誤解を生まない様に政権叩きの話からいく事にするが、僕は、時の政権を叩く事自体を問題視している訳ではない

 

いいものはいい、悪いものは悪いと、事の本質を正確な知識を持った上で自分で判断していく事が大事だと言う話だ。

 

◇バカは投票も立候補もしなくていい!

 

マスコミがそう言ってたからとか、新聞・週刊誌に書いてたからではなく、その内容は本当に正しいのか矛盾はないのか、或いは、世論誘導ではないのかなど、いろんな情報を冷静に判断していけば、どこに矛盾があって、どこに一貫性があるのかが見えてくるものだ。

 

反対の為の反対や、叩く事だけが目的だったり、貶める事や印象を落とす事だけが目的のいわゆる印象操作だったりと最近は特にそんな話に国民の大半が流される傾向が目立つ。

 

ただただ何でもかんでも政権を叩きたがる野党や、法案の骨子も理解せずにマスコミや野党に乗せられて一緒になって政権叩きをする国民。

 

僕の知る限り、どう考えても反対する理由が見当たらないのに、国民の大半がマスコミに踊らされている様な状態の時、今反対しているその法案は読んだのか?と言う事を確認すると、キチンと読んだ上で法案に異を唱えていた人間は一人もいた試しがない

 

結局は、あくまでマスコミや野党の解釈に過ぎない意見を聞いたり読んだりしただけで、その法案を自分の目で確かめて意見を出している訳ではないのである。

 

だから、僕は誰とも政治の話はしたくないししない事にしている。

 

そんな人間と話すだけ無駄で面倒だからだ。

 

特にミュージシャンは、何も理解していないのに理解している気になって熱く語る人間が多い

 

勿論、全てがそうと言う訳ではないが、有名なミュージシャンでも残念な主張をあちこちで繰り返すミュージシャンはけっこういる。

 

◇バンドマンが全て反体制?それは偏見です。

 

アマチュアの中には、「体制に牙を向く俺、かっけぇ〜!」的な勘違いロック野郎もけっこう多い。

 

体制批判をした所で、権力に押さえつけられたり投獄されたりする訳でもないこの国で、「体制に逆らう俺」も何もあったものではない。

 

しかも、話の中身をほとんど理解していなかったり、騙されて間違った知識を元に熱く語っている姿を見ると「かっけぇ〜!」どころか「痛っ!」「ダサっ!」「かっこ悪っ!」「あいつ絶対アホや!」と言う思いくらいしか僕には湧かない。

 

彼らは、政権を貶めて支持率を下げる事によって、国際社会での日本の立場や発言権を弱める事になる事やその結果莫大な国益の損失に繋がると言う事も分からずに自分に酔い続ける。

 

 

ネットを見ていると、生活保護に関した話題があちこちで展開されている。

 

その話題で目立つのはいわゆる生活保護叩きである。

 

そして、生活保護叩きによるデマの流布が生活保護受給者への偏見を生む。

 

僕の中では、偏見を持ってしまう人よりデマを流布する人間が圧倒的に罪深いと思っているが、やはり、偏見はない方がいいのは確かだ。

 

◇「私は偏見など持ってません」って人いる?

 

◇「精神科への通院履歴がありました」って関係ないじゃん

 

政権批判の問題と同じく、叩いてる人間達は生活保護法や生活保護の本質や実態を全く理解せずに叩いてる場合が多く、この件に関しては、政権批判よりもっと状況は酷い。

 

政権批判に関しては、中には、きちんと批判すべき所で批判出来ている場合も少なくはなく、その全てが間違った批判だと言う訳ではない。

 

しかし、生活保護叩きに関しては、デマや理解不足によるものがあまりにも多い

 

この点はJASRAC叩きと同じだと言える。

 

まず、低賃金の企業で働くより生活保護を受けた方が楽だとか得だとか言う話。

 

今は最低賃金より、生活保護費の方が安く設定されていて、もし、正規の従業員として雇われているのに生活保護受給者より安い賃金しか貰っていないと言うのなら、それは、生活保護法の問題ではなく、その企業に問題があるのだ。

 

そして、次に、自分の近所に住む生活保護受給者の羽振りの良さなどを流布し、生活保護を叩く書き込みだ。

 

生活保護なのに、毎日贅沢な店で外食をしているだとか、子供が高額な習い事をいくつもしているだとか、高級な車を乗り回しているだとか、そんな事は有り得ない話で、もしそれが本当ならば、愚痴ったり叩いたりしてる間に、地域の役所に通報すればいいだけの話だ。

 

それでその一件は解決だ。

 

そもそも、生活保護受給者は車の所有は許されていないし、ネットの噂でなく、自分の地域の自治体のホームページで生活保護の支給額を調べてみれば生活保護の受給額がけっこうカツカツな事も簡単に分かる

 

これは地域毎に違うので、東京などの大都市の支給費を地方の生活に当てはめて語る訳にはいかないので、自分の住む市のホームページで調べる必要がある。

 

僕の知る限りでは、単身者で生活費にあたる部分は10万円なんて程遠く、それよりはずっと低い。

 

家賃扶助だとか生活に回せない扶助も足せば場合によれば、そこそこ貰ってる様に見える金額になる場合もあるが、基本的生活費は本当にカツカツだ。

 

そう言ったデマを元に生活保護をもっと下げろと騒ぐ連中が後を絶たないが、自分の国の生活最低水準を自分達の手で下げろと騒いでいるのと同じだと言う事に彼らは気付いていない。

 

生活保護に問題があるとすれば、それは生活保護法や普通の生活保護受給者の問題ではなく、不正受給者の問題と言えるだろう。

 

 

そしてJASRAC叩きの問題

 

JASRACを批判・非難している意見のほぼ全ては、根拠のないデマによるものだ。

 

営利目的でない応援の為のブラスバンドの演奏がJASRACの徴収対象だとか、とっくに権利の切れた楽曲や雅楽の演奏にJASRACからの請求が来ただの、挙げ句の果てには鼻歌を歌うのにも請求が来るのか!などと言う、ただの屁理屈や揚げ足取りの様なものまで、その全てがデマだ。

 

YAMAHAや河合などが経営している音楽教室が、楽曲の使用料を払いたがらない問題に関しても、音楽教室側の意見や音楽教室擁護派の意見は全て屁理屈やデマを根拠にしたものばかりだ。

 

◇JASRACと音楽教室問題とアーティストについて

 

音楽教室側が盾にしている「音楽教育」と言う言葉に惑わされている人間も多い様だが、この渦中にある音楽教室と言うのは、学校の授業とは無縁のもので、単なる営利目的の習い事のお教室の事だ。

 

その営利目的の為に、他人が作った曲を無許可で利用し、利潤をむさぼろうとしているだけの話なのだ。

 

こう言ったいろいろなデマを信じて、間違った正義を正義だと信じて、正しい人達を攻撃する人達の特徴として、彼らの言う正しい知識を身に付けたり、勉強したりすると言う事は、ネットで検索したり、SNSを参考にする事がほぼ全てだったりする事が多い。

 

こう言う人達と掲示板などで議論したりすると、何故だかこっちが「勉強不足」呼ばわりされて、「もっと、勉強して下さい!」などと言われたりする事も珍しくはない。

 

そんな時は、決まって何処の誰かも分からない匿名のブログの記事やホームページのリンクが参考として貼られたりするものだが、そう言うリンクはいつも怪しげなものばかりだ。

 

こっちは、JASRACの規約や著作権法に基づいた話をしているのに、奴らは、そう言った怪しげなサイトやSNSの噂話くらいしか目を通した事はなく、それを根拠に議論を挑んでくる

 

その手の奴らは、間違いなくJASRACの規約や著作権法の条文などに目を通した事はないと推察出来る。

 

そして、そういう奴らは、大抵、著作物の権利者などではない部外者だと言うのもお決まりのパターンだ。

 

 

ここまで、政権叩きの問題、生活保護叩きの問題、JASRAC叩きの問題を取り上げてみたが、この三つの問題の共通点は、キチンとした知識なしに、誰かに踊らされて間違った主張を正しいと信じて正しい人間を攻撃し、更にそのデマを流布すると言う点だ。

 

最近、自分の目にやたら目立って留まる事が多かったこの三つをピックアップさせて頂いたが、勿論、これと同じ構造と特徴を持った話は他にもたくさんある。

 

何だか、こういう愚かさをあまりにたくさん目の当たりにすると、これが日本の国民レベルなのかと、情けなくもなるし末恐ろしくもなる。

 

いつもの事だが、この話を誰かと議論するつもりは勿論ないし、議論・反論をしかけてきても無視するか、ブロックするだけだ。

 

とか書くと「反論されたくなければ、ネットで意見を言う資格はない!」だとかアホみたいな事を言う奴も出て来るが、「そんなアホに誰かの資格を予奪する資格はない!」と言うのが、率直な感想だ。┐(´∀`)┌ヤレヤレ

 

ブログに何を書くか、ブログやSNSで誰と交流するかを決めるのは全て自分自身だ。

 

◇自分のブログの定義は自分が決めればいい

 

話はそれたが、結局、正義感にしろ正義感でないにしろ、悪意なく誰かを攻撃する場合、一旦、踏みとどまって落ち着いて何が正しくて何が間違っているのか、しっかり吟味する必要があるのではないだろうか。

 

慌てて、そこに書かれている事を鵜呑みにして、大急ぎで議論に参加する事にそれ程の意味はない

 

本当に大切な話ならば、また、あちこちで議論が繰り返される筈なのだから。

 

 

一歩一歩、この国のモラルが高められてきたのは、一国民としても物凄く感じる所だし、こう言った部分も少しずついい方に変化してくれる事を、実は、密かに信じている自分がいます。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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