CDはまだ生きている、CDを生かし続ける為には | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は5196文字です。(読破予想時間:約12分22秒)

 

ここ数年、CDが売れない時代だとかCD不況の話は、あちこちで聞くと思います。

 

僕自身もそういった事を何度か記事にしているくらいですし。

 

でも、CDは生きているんです。

 

かなり僕自身の直感的な話ですが、そんな話をこれからしていきたいと思います。

 

 

世の中の音楽が、どんどんデジタル化されて、ほぼデジタル化が完成したのではないかと思われる頃の話だ。

 

僕自身、部屋中、カセットテープ・レコード・ビデオテープ・CD・その他ディスクに占拠され、iPodとiTunesの連携でデジタル配信が始まった時には、ようやく、ディスクやテープの山のストレスから解放されると喜んだ一人だ。

 

そして、今でも、音楽の管理と鑑賞は、iPod classicとiTunesが中心になっている。

 

昔々、出掛ける時には、どの曲を持っていこうか持っていくカセットテープやCDを選んだり、いっそ、ベストテープを自分で作ったりしようかなどとやってた様な時代に、既に僕が理想としていた未来図が、まさに、大容量の携帯音楽プレーヤーだった訳だから、そこに飛びついたのは自然な事と言えるだろう。

 

つまり、人一倍音楽が好きで、同級生の中では所持する音源の数はかなり多い方だったその頃の僕は、その全てを外に持ち出せる事を理想としていた訳だ。

 

そして、何年前だったか忘れたが、大容量のiPod classicの登場と共にそれが実現した訳だ。

 

その時代も最早古くなり、どんどん形は変わりつつあるのは確かだが、今の所、自分の中ではiPod classicとiTunesのコンビでの音源管理を超える様な形態は、想像も出来ないので、特にスタイルを変える予定もない。

 

その事は、今使っているiPod classicが壊れた時にでもじっくり考えればいいだろう。

 

 

今のデジタル時代は、ディスクの山に悩まされる事もなくストレスフリーで、且つ、手軽で便利と言う点においては確かに理想なのだが、僕はやはり、レコードで音楽を聴いていた時代が忘れられない。

 

まだCDが普及していなかった時代、レコードの歌詞カードやブックレットのたぐいは、レコードジャケットにすっぽり収まるサイズだったので、レコードをかけると、一連の流れとして当たり前の様に、歌詞カード(ブックレット)を手に取るのが普通だった。

 

そして、それがまた、かけている曲の、より深い世界へいざなうのだ。

 

そういう聴き方が一旦始まると、外界と自分の世界はほぼ遮断されて、かけている音楽の世界にどっぷりと浸かり込む事になる。

 

そして、レコードが終わり、最後の溝の上を針が走るノイズだけが部屋に流れ、そのノイズと共に、曲の余韻に浸るのだ。

 

そして、レコードをひっくり返してB面へ。

 

今でも、この聴き方が一番情緒があったと思うし、皆がそんな聴き方をしていたレコード時代は、音楽を聴くと言う行為だけではなく、音楽を聴く情緒の様なものもひっくるめて、音楽鑑賞だったのだ。

 

そして、CDの時代が来た時、あのコンパクトなサイズのブックレットでは、同じ事をしても、同じ情緒が味わえないと言う事に、ほんの小さな残念感があった事を覚えている。

 

しかし、CDのコンパクトさと、簡単に頭出しが出来たりするお手軽さに、さほどの抵抗なくすんなりとCD文化を受け入れた。

 

それから、とうとう、音楽配信の時代になり、ブックレットを見ながら音楽鑑賞などと言う事はほぼなくなってしまった訳だが、その部分も案外すんなりと受け入れている自分がいる。

 

確かに今でも、レコード時代にブックレットを見ながらレコード鑑賞をする様な聴き方は一番好きだし良かったと思う。

 

そして、次にCDで聴いてた時代が懐かしくもあり、今から思えば、あの聴き方もレコード程ではないが、まだ、レコード時代の名残りとも言うべき情緒は残っていたのだなと思う。

 

しかし、僕の場合、一度デジタルの恩恵を受けてしまうと、なかなか元には戻れない

 

僕がそうなので、皆がそうだと僕は思い込んでいたのだが、案外そうではないみたいで、特に、CD時代・レコード時代に青春期を過ごした人間は、CDにこだわり続けている人が大勢いる

 

 

以前、人は、中年に近付くにつれ、だんだん音楽にお金をかけなくなり、音楽をあまり聴かなくなってくると言う記事を書いた事があるが、こう言う人達も昔好きだったアイドルの復刻版などが出ると、しぶらずお金を使うのだ。

 

 

まず、そういう世代が再び、音楽を聴く様になれば、音楽業界の活性化には繋がるだろう。

 

確かに、音楽にお金をかけてその時代の音楽文化を常に支えてきたのは、各時代の若者達だ。

 

そして、益々、中年達は、「今時の音楽は」とブーを垂れ、「昔の音楽は良かった」と昔を懐かしむ。

 

あくまで僕の仮説ではあるが、結局、音楽業界が新しいものと言えば、若い新人アーティストと決め込んでしまっていたので、その上の大人達は、ついていけなくなってしまっていたのではないだろうか。

 

確かに、古くから頑張ってるベテランアーティストもいるし、中年層には中年層向けの素晴らしいアーティストがたくさんいるのは確かだ。

 

しかし、そのベテランアーティストのディープなファンはそれでいいかもしれないが、それだけでは、大人世代が、新鮮な音源を求められないではないか。

 

流石に、ある程度の歳になると、自分の子供の様な世代の新人が出す曲に夢中になるなんて事は稀だろう。

 

そこで、大人達がワクワクする様な、埋もれた大人のアーティストがどんどん発掘されて、若い新人アーティストと同じ様にどんどん世に送り出される様になればどうだろうか?

 

今まで、音楽業界が切り捨ててきた、そういうおじさんやおばさん達にもキチンと目を向ければ、音楽不況は乗り切れるのではないかと僕は見ている。

 

後述するつもりだが、音楽配信の数字はずっと伸びてはおらず、CDの売り上げが下がっているだけだ。

 

音楽配信のポテンシャルは、思った程ではなかったと言うのが僕の正直な感想で、その逆にCDの持つポテンシャルが思っていた以上に高かったと言うのも僕の正直な感想だ。

 

つまり、配信の伸びしろはそろそろ限界が見えてきているが、売り上げが下がってしまったCDにはまだ押し返す力、すわなち伸びしろがあるのではないかと言う事だ。

 

音楽不況を乗り切るにはCD不況を何とかすると言う手がある訳で、自分達が夢中になれる新鮮な新譜のCDがどんどん出て来るなら、音楽を徐々に聴かなくなる世代達もお金を出して買い求める様になるのではないだろうかと僕は考えている。

 

僕が一人の音楽アーティストとして、是非、聴いて貰いたいと思ってる層がその世代の大人達なのだ。

 

 

勿論、どの世代の人であれ、僕の曲を気に入ってくれて買って聴いてくれるのなら、そこに差別はなく、誰であれ凄く嬉しい事だ。

 

そして、僕の場合は、CD不況を何とかしようとこの世代をターゲットに頑張ってる訳ではなく、もし、そうなればそれは単なる副産物に過ぎない。

 

僕が、音楽を徐々に聴かなくなる大人世代から上の世代をターゲットにしているのは、新鮮な音楽に触れる喜びを再び、彼らに味わって欲しいと言う純粋な気持ちからだ。

 

そして、その役割を自分が担えたら、こんなに素晴らしい事はないと思っている。

 

 

Twitterで以前、相互フォロワーさんがCDに関するアンケートをしていたので、そのtweetを探してみたのだが見つける事が出来なかった代わりに、同じ様なアンケートが見つかったので、ちょっと見て欲しい。

 

 

この結果を見ても、海外に比べて日本ではCDの需要はまだある方だ。

 

 

それと、僕がバンドに見切りをつけてソロ活動を再び始めて最初にシングルを出したのが、2014年の12月で、ファーストアルバムを出したのが、2015年4月だったのだが、これは当初、インタラクティブ配信のみの発売だ。

 

 

しかし、Amazon DODから、在庫を持たずに受注生産でCDを出せる様になって、今年2017年の2月より、CDを販売する様になってから、この僅かな期間でCDの売り上げがダウンロード配信の全期間の売り上げに迫ろうとしている

 

 

ちなみに、僕はいつも言っているが、身内(友人・知人)には、宣伝したり売りつけ様としたりは一切しない主義だ。

 

なので、一体どんな人達が買ってくれているのかは、全く不明だが、YouTubeのアナリティクスやFacebookページのインサイトの情報によると僕の動画を見てくれている層は、30代〜50代が大半で、その内約8割が男性だ。

 

つまりは、狙い通りの層が買ってくれている可能性がとても高い事をこのデータは示しているのだ。

 

今まで、配信だけだと一切手を出さなかった、或いは、手が出せなかった人達が、CDと言う媒体で販売が始まった事により買ってくれる様になったと見るのが自然ではないだろうか。

 

 

そして、まだ、僕のアルバム『解放』がCDとして販売を開始する前、CD世代がダウンロード配信に抵抗感があったり、敷居の高さを感じている事を見越して、音楽配信のダウンロードの方法からダウンロードした後にCDに焼く方法などを記事にしたのだが、CDに焼く方法の記事にけっこうアクセスが集まっている。

 

 

それは、先月のPVランキングを見て貰えば分かるのだが、2位と言う好位置に付いている。

 

 

 

外部リンクになるが、『わずかに減退、再び3000億円を切る…音楽CD・有料音楽配信の売上動向(2017年)(最新)』と言う記事(追記:この記事は常に更新されている様で、今現在では、このリンクを貼った時の内容ではなくなっています。2018.12.9で、CDと音楽配信の売り上げ動向を見る限り、どうやら、配信にCDの売り上げが取って代わった訳ではない事が見て取れる。

 

CDの売り上げは、全盛期の半分程度まで下がってはいるが、配信に関しては、ずっと変化が見られず、CDの売り上げにはまだまだ及ばずと言った感じだ。

 

これを見る限り、配信は配信で固定のユーザーを捕まえて、そのままこう着状態と言う感じだ。

 

そこで、CDを以前は買っていたのに、音楽自体にお金をかけなくなった世代が、再び、ワクワクしてCDを買う様になればどうだろうか?

 

確かに、CD世代は先細りではあるが、やり方次第で、少なくとも僕が現役でいられる間は、問題なくCDは生き続ける筈だ。

 

 

音楽業界のみなさん、こんな事が頭に浮かんでるのですが、アイデアと共に、皆見つかさと言うアーティストはいかがですか?

 

そして、昔はガンガン音楽を聴いてたリスナーの皆さん、再びワクワク出来る音楽探しの第一歩として、ちょっと僕の曲を聴いてみませんか?

 

本当に幅の広いジャンルを詰め込んでますので、出来れば、最低でも数曲は聴いて欲しい所です。

 

是非に!

 

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