音楽でプロになる事とデビューする事とは別の事ですよ | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は4104文字です。(読破予想時間:約9分46秒)

 

あまりに当たり前の事がタイトルになってますが(笑)、今日は、プロミュージシャンの「プロ」って部分に関して、とにかく、頭に浮かぶ事感じる事をのべつまくなしに、書きなぐっていきたいと思います。

 

うまく着地出来るかどうか、どうか見守ってやって下さい。(笑)

 

 

「プロ」って何だ?って言う話が、ちょくちょく身近で始まる事がある。

プロ、正確に言うとプロフェッショナルの略である事は言うまでもないが、僕は、ずっとずっと昔から、単純に、プロとは特定の分野でお金を稼いで生計を立てている人の事だと思っている。

 

プロとは需要と供給のバランスの上で成り立っているもので、需要もないのに、プロだなんてものは有り得ない。

 

それが僕の捉え方だ。


この件を記事にする為に一応Wikipediaで調べてみたのだが、基本的な意味は、僕の書いた事とほぼ同じ事が書いてある。

そこから派生する意味で、プロゴルファーやプロボクサーの様な、資格を指す場合もあって、その場合は、生計を立てていなくてもプロであり、必ずしも、プロ=その分野で生計を立てている人と言う訳ではない


では、ミュージシャンの場合はどうだろう?

メジャーデビューを目指すと言う意味で、プロを目指すと表現する人も多い事から、時折、プロ=メジャーのミュージシャンと勘違いされる事があるが、ミュージシャンのプロとは、実はもっと幅が広い

ミュージシャンとは日本語にすれば音楽家と言う単純な言葉であり、つまり、音楽で稼いでいる人と言う事なら、その種類は無数にある。

その中には、スタジオミュージシャンもいれば、各種音楽クリエイター業もあれば、音楽を教える職業もあって、その種類は数えきれない程多岐に渡る。

ミュージシャンの場合は、別にプロ資格などと言う試験がある訳でもないので、音楽におけるプロとは、基本的には音楽でお金を稼いで生計を立てている人でいい筈だ。

しかし、その線も曖昧で、先程出たメジャーレーベルと契約を交わしてメジャーデビューを果たしたミュージシャンは、生計を立てる程の稼ぎはなくとも、やはり、世間ではプロと言う認識で通る。

そして、メジャー以外のミュージシャンで、兼業ミュージシャンである場合、つまりは、音楽で稼ぎはあるが、音楽以外の収入も込みで生計が成り立っている人をセミプロとでも呼べばいいのだろうか?

当然、稼ぐ力はあるがやめてしまった人は元プロと言う事になる。

では、自分はどうなのだろう?

音楽でそこそこ稼いで、そこそこ余裕を持って生計を立てていた時期も過去にある。

何年間も長きに渡って確定申告だってしてきた訳だし、その時点では間違いなく、正真正銘プロミュージシャンだと言える。

しかし、どこかの記事にも書いたが、僕は、その生活を自ら手放したのだ。

稼げなくなったのではなく、自らの意思で音楽で稼ぐ事をしなくなったのだ。

 

その時僕は、今までの蓄えを使ってアルバム制作をしたり、宣伝活動にしばらく専念しようと、そう考えたのだ。


そして、今のこの状態を、開店休業状態と自分では呼んでいる。

お店に例えると店を休んでいるだけの状態で、店を畳んだ訳でもなければ、店が潰れた訳でもない。

また店を開くかどうかは自分の腹づもり一つだ。

なので、今もプロとして商売は継続中であり、別にプロと名乗ってもいいんだろうけど、どうにもこの「プロ」と言う響きに抵抗があって、それは極力名乗らない様にしている

 

以前も書いたが、便宜上名乗る事も勿論あるのだが。


そして、これも何度も書いている事だが、アーティストは生き方であって職業ではない、お金はその結果にすぎないと言う考え方が僕の根底にある事で、職業としてプロを名乗る事に抵抗を覚えているのだろう。

 

◇アーティストである事とプロミュージシャンである事


それと、稼ぐ実力もない自称プロがこの世界には多過ぎて、「プロ」と言う言葉の響きが、いつの間にやら、僕にはあまりに格好の悪いダサい響きに聞こえる様になったのだ。

 

冒頭の僕の定義に当てはめると、需要もないのに、プロとはちゃんちゃらおかしい話だって事だ。


その結果、プロだとかどうだとか、そんなものどっちでもいいじゃないかって気持ちも沸き起こる。

その癖、「プロ目指してるんですか?」などと言われると、「そんな段階はとっくに過ぎたわい!」と、プライドが刺激されてちょっとカチンと来る自分もいる。(#^ω^)ナ、ナンテ!?

 

そんな時には、どうにも自分の小ささを感じて少し落ち込む。(-。-;)

 

 

僕は、先述の通り、既にプロを目指す段階はとっくに通り過ぎた人間なので、当然、目指したりする筈もない。

 

何とか自分のCDや配信音源を売りたいとは思っているが、メジャーを目指している訳でもない

 

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◇音楽業界崩壊論と現在のメジャーの実力について

 

こんな細かいニュアンスがなかなか人に伝わる筈もなく、また、誰もおそらく興味がないだろうと思いながらも、語らずにはいられない自分のスタンスがこれなのだ。

 

 

僕は、歌や楽器を教えていた時、生徒達に「プロなんてものは、長くやってりゃ誰でもなれる」とよく言っていた。

 

誰でもと言うと、実際は語弊があって、やっぱりどんな仕事にも向き不向きはあるので、絶対になれないだろうなって人は実はたくさんいる。

 

致命的な音痴だったり、音感がない人だったりってのはいるもので、無理な人は無理なのは事実だ。

 

音痴は治る!などを謳い文句にしている音楽教室なんかもあるが、音痴が治る事と、プロレベルになれるかどうかは別問題であると言う事だ。

 

それは発声が出来ていないが故に、音がぶれる人ならば確かに簡単に治せるしプロレベルに持っていく事も絶対無理だとは言えない。

 

しかし、根本的に、音のズレが全く分からないと言う人もいて、その場合は治すのは相当大変な話になってくる。

 

つまりは、こう言った人を、確かに音痴を治したりそこそこ歌えるレベルに持っていく事は出来たとしても、その人達がそれ以上のプロレベルになれるのかと言えば、それは甚だ疑問だと言う話だ。

 

そう言う人を除いて、どこにでもいる凡人クラスの人ならば、真剣に長年音楽ばかりやれば、誰でもお金を稼ぐくらいは出来る様になると言うのが、「プロなんてものは、長くやってりゃ誰でもなれる」と言う言葉の、真に意図するところである。

 

但し、先程言った様に、一口にプロと言ってもピンからキリまであるので、どの位置までいけるかは、努力と才能次第だろう。

 

 

ここまでのプロとアマの境界線を正確に理解して頂く為に、プロとして頂く報酬・稼ぎ、つまりは、ギャラの事について少し触れておきたい。

 

例えばライブで手にするお金で言うと、ライブのチャージバックやチケットバックは、ギャラとは違う

 

勘違いして各種キックバックをギャラと表現しているバンドマンもかなりいるが。

 

ここではそのチャージバックやチケットバックなどを稼ぎとしては、捉えていない事を断っておきたい。

 

バックとギャラのその扱いの違いなど、理由を話すと長くなるので、省かせて貰うが。

 

 

冒頭の「プロ」って何だ?って問題提議だが、やっぱり僕の中では単純に音楽の場合なら、音楽でお金を稼いで生計を立てている人であり、そんな大層な話でも何でも無い。

 

基本的に、世の中の社会人と言われる人間のほとんどが何らかのプロである訳だから、プロなんて、そんな大袈裟な話ではない筈だ。

 

本物のプロだとか、一流のプロだとかって話になると、また、ややこしい話になってくる事は確かだが、単なる「プロ」だけなら、それ以上でも以下でもなく、いい歳して目指すの目指さないのって話ではない

 

僕の実感では、ある程度の歳まで本気でやれば、自然にお金くらいは稼げるようになるのが普通だ。

 

それこそ、いい歳して、1円も稼ぐ技術が身に付かなかったのなら、厳しい意見かもしれないが、おそらく向いてはいない

 

だからどうしろとか言うつもりも権利もないので、だからどうするのかは本人次第である。

 

何かうまくまとまらないが、僕が音楽をやっている人間と関わって感じるのは、「プロ」って言葉にこだわる奴多すぎって事だ。

 

メンバー募集を見れば「当方、プロ指向」だとか、先程も言った様に、会った事も無い人から「プロ目指してるんですか?」だとか大きなお世話な事訊かれたり、稼げる筈もない様な実力の自称プロだとか、「プロ」だと聞くと「すげぇ〜!」だとかって、別に凄くはないし、どいつもこいつも「プロ、プロ、プロ、プロ、うるさいわ!」って気分である。

 

 

今度こそ本気でまとめてみよう。(。+・`ω・´)キリッ

 

ある程度のセンスがあって本気で続けてれば、誰だってお金を稼ぐくらいの技術は絶対に身に付く。

 

その技術をお金に換えて生きるかどうか、あとは、自分次第だ。

 

そして、大事なのは、お金に換えて生きる事が出来る事と、自分が音楽アーティストとして売れる事とは、全くの別問題であると言う事。

 

この辺りの整理が出来てない奴、ホント、多すぎ。

 

 

はい!着地!Σ\( ̄ー ̄;)ビシ!

 

10.00?(゚_゚i)

 

ダメ?(°д°;)

 

それではまたお会いしましょう!( ゚д゚)ノシ サラバジャー



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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