動画で「聴いて貰う」VSブログで「読んで貰う」 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は4600文字です。(読破予想時間:約10分57秒)

 

皆さんは、同じ作品を見るなら、小説と映画のどちらで見たいですか?

 

今回は、それに少しよく似た話です。

 

以前、僕のYouTubeチャンネルと僕のこのブログで、ささやかな比較実験をしていたのですが、その結論を出していいくらいの期間とデータも出たと思いますので、今回は、その結果を皆さんに共有しようと言う記事です。

 

その実験内容と言うのが、この後説明しますが、小説と映画の話に似ていると言う訳です。

 

では、よろしくお願いします。

 

 

まず、何を比べていたのかと言うと、同じ話を、YouTubeの動画にしてアップするのと、ブログの記事に書くのとでは、どっちが有利なのかって事だ。

 

僕のブログ記事は基本、長文である。

 

◇短文と長文、使い分けるのかどちらかに決めてしまうのか

 

故に、活字が苦手な人は、おそらく、読むのが苦痛だろうし、きっと、文章が長いと分かると離脱していく場合がほとんどだろう。

 

しかし、ラジオの様に、何か用事をしながら聴ける、手軽なものならどうだろうか?

 

そんな視点で、YouTubeに音声のみのラジオの動画をあげてみて、同じテーマのブログ記事と、どちらがアクセスが多いかを比較してみたと言う実験だ。

 

僕は、YouTubeに『つかさRadio』(略して「つかラジ!」)と言う、音声動画をアップしている。

 

『つかラジ!』とは、簡単に言うと、僕が作った自主制作ラジオ番組の事だ。

 

◇皆見つかさの『つかさRadio』とは【全動画一覧&詳細】

 

◇皆見つかさの『つかさRadio』全集(全話再生リスト)

注)第1回目の番組内でのトーク内容に訂正があります。(下記リンク参照)

(訂正記事:「灯台下暗し」の灯台って、例のあれの事ではないらしい

 

◇「灯台下暗し」の灯台って、例のあれの事ではないらしい

 

ブログと同じテーマを、音声動画でもアップして比べると言う事が、『つかラジ!』の主なコンセプトと言う訳ではない。

 

しかし、『つかラジ!』の面白い使い方があれば、あまり、コンセプトと言う枠でガチガチに縛らず自由な発想で、いろいろ試せばいいと言うくらいの気持ちでいる、肩の力を抜いた企画だ。

 

今までに全部で5回、番組をアップしたのだが、そのうち、同じ内容を音声と文字で扱ったのが二回

 

同じ内容と言っても、ブログの記事をそのまま読んで録音したと言う訳ではない。

 

音声動画の方はいつも、大方、何を話すかだけしか決めずに、台本なしのアドリブで進めているので、表現の仕方も喋りと文章ではかなり違ったものになっている筈だ。

 

それと、いくら比較だと言っても、どちらも全く同じ内容と言うのでは、両方を鑑賞してくれた人に申し訳ないので、特に二度目の比較の時には、動画の方にふんだんに違う話も盛り込んでおいた。

 

まず最初の比較実験は、『恋愛のメカニズム』と言う動画と『恋愛のメカニズム(テキストバージョン)』と言う記事との比較だ。

 

◇つかラジ002)恋愛のメカニズム/皆見つかさ

 

◇恋愛のメカニズム(テキストバージョン)

 

この2つは、比較的、内容が近い。

 

そして、その次の比較実験は『西のマクドと東のマック』と言う下記の動画と『大阪人が何処へ行っても大阪弁を貫き通す理由』と言う下記の記事である。

 

◇つかラジ005)西のマクドと東のマック/皆見つかさ

 

◇大阪人が何処へ行っても大阪弁を貫き通す理由

 

この二回目の比較は、同じテーマも扱っているが、他の話も扱っていて、動画とブログ記事では、随分と違う内容になっているので、両方、鑑賞して頂いたとしても、どちらも楽しめる様な作りを意識して制作している。

 

 

とまぁ、何を比較したのかと言う話で随分時間を食ってしまったが、音声動画(音)とブログ記事(文字)のどちらにたくさんのアクセスがあったかと言うと、その結果は、文字(ブログ記事)の圧勝だ。

 

その差は歴然と言うのがふさわしいくらいに差がある。

 

音声動画の方は、アップしてかなりの月日が経過した今でも、ブログ記事をアップしたその当日一日だけのアクセス数にすら届いていない。

 

しかし、そもそも僕の場合は、YouTubeの登録者数とブログの読者数では元々かなりの乖離がある。(;^_^A

 

どちらが上なのかと言うと、ブログへのアクセス数の方が、コンスタントにYouTubeを上回っている。

 

なので、この結果が絶対だとは思わないが、それにしても差は激しい。

 

そして、訴求の仕方に差がありすぎたのかもしれないし、単純にアクセス数だけでは結果と呼ぶには不十分である事は分かっているが、それにしても、僕にとっては、意外すぎる結果だった。

 

そもそも、YouTubeだと再生数の多い物は億を超えたりするくらいで、人気ブログのアクセス数に比べて、人気動画の再生数はかなり多い印象があった上に、文字を読むより、動画を観る方がお手軽で敷居が低いと感じている人の方が多いのだと僕は思っていたので、ここまでラジオ動画のアクセス数が少ない事は予想外だったのだ。

 

しかも、『つかラジ!』に関しては、通常の動画よりもお手軽で、音声のみの動画なので、画面を見ずとも、音を流しっぱなしで、何かをしながら聴けると言うメリットがある。

 

でも、結果は、長い文章を読んでくれた人の方が圧倒的に多いのだ。

 

そして、通常の弾き語り動画やカバー動画より、ラジオ動画の方が再生数はかなり下回っているのが今回の結果だ。

 

更に、細かい結果を言うならば、途中で離脱してる率も、動画の方が高く、ブログの方が最後まで読んでくれたであろう率が高い。

 

僕がアップしている他の動画は、曲、1曲単位なので、せいぜい3〜5分くらいのものだが、『つかラジ!』の場合、10分以上もある事も問題なのかもしれない。

 

と言う事は、長文VS長時間動画とも言えるのではないだろうか。

 

同じ長い同士なら、文字で読む方に人は集まるって事なのだろうか。

 

 

ただ、僕がこの結果で、動画の方が不利であると感じた事がもう一つある。

 

それは検索エンジンだ。

 

YouTubeの検索エンジンは優秀なので、検索エンジンそのものの優劣の話をしようって訳ではない。

 

文章で書いたものは、文章の中の一言一句全てが検索対象のキーワードと成り得る。

 

しかし、喋りの音声はそんな訳にはいかない。

 

いろいろタグを埋め込んだり、動画説明文にキーワードを盛り込んだり工夫はしているが、喋った言葉を、クローラーが感知してくれる訳ではないので、当然、喋った単語を拾って登録して貰えたりはしない。

 

そういう事から、ほとんど同じ様な内容をアップした場合、検索では、テキストデータであるブログ記事が有利になると言う訳だ。

 

勿論、大物YouTuberと言われる人達の様に、毎回、その人の動画を楽しみにしている人間が物凄く多い様な有名人の場合、検索頼みな部分は比率としてかなり低くなっているだろうし、僕達の様な、無名のほぼ検索頼りな人間が出した結論とは別次元の話になるだろう。

 

とにかく、現時点での結論と結果は、ブログの圧勝であるが、音声動画で聴いてくれた人もゼロではないので、『つかラジ!』も続ける価値はあると思っている。

 

ただ、『つかラジ!』の場合、実は、結構な手間がかかっている。

 

その手順については『皆見つかさ的・ラジオ番組自主制作手順公開』と言う記事で紹介させて頂いてるので、興味があると言う方は、是非、読んで頂きたい。

 

◇皆見つかさ的・ラジオ番組自主制作手順公開

 

つまり、今は、残念な事に制作する時間が取れないと言う話なのである。

 

 

と言う事で、オチだかミソだかもついた所で、あとがきに入っていきたいと思います。(*`▽´*)ウヒョヒョ

 

同じ内容で、ブログ記事を一つ書く方が、ラジオ番組を制作するより、何倍も何十倍も早いのは確かな話です。

 

でも、僕自身が自主制作ラジオの制作と言うものに、けっこう興味をもって制作しているので、手間がかかるから、面倒だから、なんて事は、やめる理由にすらなりません。

 

本当は作りたくて作りたくて仕方がないのです。(*v.v)。

 

『つかラジ!』の動画再生数は、他の僕の動画に比べると随分少ないのは確かですが・・・。(T▽T;)

 

今回の、動画で「聴いて貰う」VSブログで「読んで貰う」対決の結果こそ、ブログで「読んで貰う」の勝ちでしたが、両方で同じ事をすると言うのも、聴き手読み手の層が違うので、いい事なのではないかと思ってますし、また、やりたいと言う思いも持っています。

 

と言う訳で、また、隙をみて作りたいとは思っていますので、その時は、ご視聴よろしくお願い致しますね。( ´∀`)σσ

 

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

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