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この記事は3557文字です。(読破予想時間:約8分28秒)

 

ひとつブログ記事を紹介したいと思います。

 

ドラマーセクサーのブログ』と言うブログから。

 

そのブログにこんな記事がアップされています。

 

 

この方の記事は、僕の書く記事の様な物凄く長い長文でもなく、いつも読みやすくまとめておられるので、気軽にクリックして読んでみて下さい。

 

この記事の元は、セクサーさんのTwitterでのこのつぶやきから始まってます。

 

 

広告を入れる事によって、無料で世の中に様々なコンテンツを提供すると言う、一つのビジネスのスタイル。

 

それを利用した既存のビジネスモデルと新しいビジネスモデル。

 

新旧ビジネスモデルで、このビジネススタイルそのものは変わらないと言う事がこの記事の中で語られています。

 

この話の結論や作者であるセクサーさんの意見を勝手に要約する事は出来ませんので、その部分は原文で確認して頂きたいと思いますが、そのビジネススタイルの話と僕の過去記事で書いた話を少し絡めて話をしたいと思います。

 

 

僕が以前書いた記事で『これからのミュージシャンと音楽業界』と言う記事があります。

 

 

この記事では、近年崩れ始めた音楽業界と言う巨大なビジネスモデルを中心に話を展開しています。

 

CD販売が徐々に下降線をたどってる話。

 

配信ではCD程の収入は得られないと言う話。

 

それを嘆くミュージシャン達の話。

 

崩れ掛かったビジネスモデルに執着して立て直しを計った人間は、歴史上、全員が敗北していると言う話。

 

一つのビジネスモデルの終焉をチャンスと捉え、新しいモデルの構築に力を注いだ人間の中から勝者が生まれると言う話。

 

そして、そんな中、これからのミュージシャンの心構えの話。

 

そんな話を、この過去記事では語っています。

 

 

では、僕の過去記事で言ってる新しいビジネスモデルとは何だという話なんですが、過去記事内ではそれは語られていません。

 

なぜ語られていないのかと言うとそれは簡単な話で、自分の中にそんな次世代のビジネスモデルの予想なんてなかったからです。

 

そして、今現状では多くのミュージシャン達と同じく、ネットの普及でネットを駆使したビジネスモデルが新しいと言う事は分かってるんですが、それ自体は、収入の面でも、以前のビジネスモデル程の美味しさがないと言う印象を僕も持っていました。

 

なので、それ以外のビジネスモデルの登場を心の中では待っていた、或いは模索していたと言うのが正直な所なんですが、セクサーさんの記事を読んで、その自分の考えは「ちょっと違うな」と感じた訳です。

 

更に別の新たなビジネスモデルを模索する道が「ちょっと違う」と言っているのではありません。

 

それは一つのスタイルとして絶対的にアリです。

 

「ちょっと違うな」と感じたのは、今のネットでのビジネスモデルがミュージシャンにとって先行きの暗いものであると言う点です。

 

勿論、先細りでポシャる可能性だってありますが、これがどんどん伸びる可能性だってある訳です。

 

セクサーさんの記事にある様に、お金を今以上にこのビジネスモデルに引き込めた場合なんて、まさにそれが伸びた時と言えると思います。

 

今の、音楽を定額で聴き放題のストリーミングサービスやYouTubeなどの動画サイトの存在への不満も結局は、CDを売って多額の収入を得ていた時程の旨味が、ネット関連のビジネスでは味わえないからこその不満だと言えるでしょう。

 

しかしこれは、戦後出来て今まで続いたビジネスモデルに対する不満(後述)と同種のものなのです。

 

自分達が作ったものを搾取されていると言う心理が、どうしても、アーティスト側に働いてしまうのです。

 

現時点では、確かに新たなビジネスモデルは、アーティストにとって都合のいいものではないでしょう。

 

でも、ほとんどのアーティストが新しいビジネスモデル作りに参加していない以上、それは当たり前と言ってもいいのかもしれません。

 

参加もせずに自分達に都合のいい世界を誰も作ってくれないと嘆いている方がおかしいのです。

 

自分達の都合のいい楽園は、誰かが勝手に作ってくれるのが当たり前だと思っている人が、もし、いるのなら、ちょっと考え直した方がいいと思います。

 

しかしその新モデルも、現時点ではこの先どうなるかは分かりません。

 

不満を垂れ流して、新しいビジネスモデルの発展に背を向けるのか、自分の為にも発展に尽力するのかは自分次第です。

 

そして、今度は2度目なのです。

 

何が2度目なのかと言うと、音楽業界が構築されようとしている事がです。

 

戦後、最初の大ヒット『リンゴの唄』から始まった音楽業界と言う今までの巨大なビジネスモデルの中で、アーティストが業界に搾取されているとか言う不満は絶えずあった様です。

 

◇リンゴの唄(カバー)/皆見つかさ

(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。 』)

 

これが、先に述べた「戦後のビジネスモデルに対する不満」です。

 

しかし、音楽業界が構築されるまでは、音楽で金持ちになるなんて事自体有り得なかった事なんです。

 

それを思うと音楽業界を構築した人達がいて、その上でアーティスト達が成り立っていたと言う事は否めない事実な訳です。

 

かと言って、いくら搾取してもいいのかって話にはなりませんが、そこで思うのは今度は2度目なんだと言う事です。

 

昔の様に、アーティスト側が何も知らなかった時代ではないし、何も情報が入って来ない時代でもないんです。

 

音楽業界から声がかかって「全てお任せします」と言うしかなかった時代ではないんです。

 

セクサーさんがつぶやいておられるファンにとってレコード会社よりプロダクションよりアーティストが1番大事だと言う言葉。

 

これが凄く重要だと思うんです。

 

今までの様に、搾取だ何だと不満を業界にぶつけたり、世間に愚痴を垂れ流したりするのではなく、アーティストこそが主役なのだと言うその自覚を持って、これからの音楽業界作りに積極的に参加していくと言う事が必要になって来るのではないでしょうか?

 

勿論、アーティストが偉いと傲り高ぶりで言っている訳ではなく、そんなもの論外な事は言うまでもありません。

 

本来なら音楽業界が、アーティストは余計な心配しなくても、音楽の事だけ考えてればいい体制を作ってくれると言う事が理想でしょう。

 

でも、そんな理想を垂れ流すだけでは、何も変わりません。

 

今はその理想を構築していく段階な訳です。

 

まず、構築しないと音楽に集中だけしていればOKと言う世の中にはならないのは当たり前と言えるでしょう。

 

それを人任せにしていて、後で文句や愚痴を垂れ流すのも違うと思います。

 

僕自身にも、ならどうすればいいと言う具体的な案がある訳ではありません。

 

しかし、その音楽業界の再構築に参加する意思を持って動くだけで何も考えずに受け身で動くのとは違ってくる筈です。

 

そして、そうする事でどうすべきは見えてくる筈です。

 

既に、ネットを使っていろいろな声をあげている人も多数います。

 

そして、そんなアーティストがもっともっと増えて、その声が大きくなれば、アーティストの総意やいろいろな意見と言うものも見えてくるでしょうし、それを、無視したままビジネスモデルを構築していく訳にもいかなくなるかもしれません。

 

ネットに限らずリアルでも、「全てお任せします」ではなく、取り敢えず自分の希望を述べてみるだけでもいいと思うし、とにかく、今まで以上に意思を持って参加してみてもいいのではないかと思う訳です。

 

音楽業界再構築のこの機会、アーティストにとっては自分達の意見を反映した魅力的なビジネスモデルを作り上げて行くチャンスであると思います。

 

具体案のない途中段階での記事ですので、この程度の啓発とも言えない記事で申し訳ないんですけど、ふとそんな事を思ったので記事にしてみました。

 

これから更に、もっともっと考察を重ねていくでしょうし、その中で何か見つかるかもしれないし、或いは、違った意見が出て来るかもしれません。

 

その時はまた、記事にしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

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