この記事は2876文字です。(読破予想時間:約6分50秒)
学校で習った楽器などは別にして、自分自身の意思で最初に僕が手にした楽器はアコースティックギターだ。
僕が最初に買ったギターは、YAMAHAのFG-250Dと言う比較的安価なギターで、今でも大切にしている。
アコースティックギターと一口に言ってもいろいろあるが、僕が買ったのは、写真で見た通りのいわゆる“フォークギター”と言われる物だ。
僕がこのギターを買った頃からつい最近まで、僕の認識の中での『アコースティックギター』と言う物は、電気を通さない生ギター全般を指すと、一切疑わずにきたのだが、最近、ちょくちょくその解釈とは違う解釈をネットで見かける様になった。
要は、アコースティックギターとはフォークギターを指すのであって、ガットギター(クラシックギター)とアコギは別物と言う解釈である。
僕の認識では、フォークギターもガットギターもアコースティックギターの仲間と言う認識だ。
あまりにも、そんな解釈が多いので、気になって調べてみたのでその結果のリンクを是非、見て頂きたい。
【コトバンク】での“アコースティック”の検索結果
【Wikipedia】での“アコースティックギター”の検索結果
この検索の結果、結局、僕の認識で間違いはなかった様だ。
ただ、クラシックギターに関しては、クラシックの世界ではギターと言えばクラシックギターの事で、エレキギターなど使う事が絶対にないので、他のギターと区別する必要などなく、特にアコースティック(生)かどうかを区別する必要などなかったので、クラシックの世界でクラシックギターがアコースティックギターと呼ばれる事はないらしい。
しかし、アコースティックギターにクラシックギターが含まれると言う事は間違いない様だ。
では、どうしてこんな間違った認識が広がる様になったのだろう。
そこが気になって、もう少し調べてみると、絶対こうだと言う答えを掲載している様なサイトこそ見つけられなかったものの、BBSや質問・相談系サイトへの投稿や、そのやり取りで何となく、答えが見えてきた。
BBSやその他の投稿記事は、匿名とはいえ一応、個人が個人的に書いたものなので、リンクを貼るのはやめておく事にするが、僕が見つけた記事の概要をいくつか紹介しようと思う。
まず、フォークギターと言う呼び名がダサいから、自分はアコースティックギターと呼ぶ様にしていると言う意見だ。
これは、特に、呼び名の認識を間違っている訳ではなさそうだ。
次に、今時、フォークを弾く人も減って来て、いろんなジャンルに使われるからその呼び方がおかしいと言う意見もあった。
そして、けっこう、この2つの意見に賛同者がいたと言う所に僕は注目している。
そう言えば、自分も含めて確かに最近は、あまりフォークギターと言う表現を使わなくなった。
なので、当然ではあるが、フォークギターと言う言葉をあまり聞かなくなった。
自分でどうしてフォークギターだけをアコースティックギターと呼び、クラシックギターをアコースティックギターとは呼ばないのか、考えた事もなかったが、言われてみれば自分自身も2つ目の意見に近い理由から自然とそうなった様な気がする。
つまり、「フォークギターを弾いている」と自己紹介する事で、フォークソング専門にやっていると誤解を受ける事を無意識に避けていたのだろうと、ほぼ、確信に近い感覚でそう思えたのだ。
僕は、クラシックギターに関しても、昔からガットギターと呼んでいる。
まぁ、取り敢えず、両方アコギではややこしいからクラシックギターをアコギと呼ぶのを避けていると言うのはあるだろう。
そして、昔、僕はガットギターも所有していて、これも、クラシック専門の奏者と誤解を受けるのを無意識に避けたのだろうと確信出来る。
僕は、前にも別の記事で書いたが、フォークソングがダサいなんてこれっぽっちも思っていない。
クラシックに関しても、勿論、同じだ。
自分自身を実像とは全く違うものとして認識される事が嫌なのだ。
つまりは、自分を誤解されると言う事が堪え難い事なのだ。
どうして、フォークギターはフォークギターと呼ばれるのかは調べていないし分からない。
そして、「フォークソング」と言う意味は、時と場合によって、欧米と日本では違う意味で使われている。
海外でフォークソングと言えば、単純に「民族音楽」の事だ。
日本でも、元々は、フォークダンスなどで使われる、海外の民族音楽の事を指して呼んでいたのだが、1970年代にやってきたフォークブームと言われた頃に流行った音楽もフォークソングと呼ぶ。
これが何故なのかは分からない。
そして、今や、フォークと言えば、この頃の音楽のイメージの方がむしろ強いくらいである。
アメリカの黒人のブルースマンの間では、時折、ブルースの事を「real folk(リアル・フォーク)」と呼んだりする事がある。
これは、アメリカの黒人達にとっては、ブルースこそが本物の民族音楽なのだと言う意味だと勝手に僕は解釈している。
そのブルースから派生したロックやポップスも広い意味で、アメリカ人にとってのフォーク(民族音楽)と捉えられる事がある。
そう言う意味では、今でもフォークギターと呼んでも、何の問題もなさそうだ。
日本のフォークブームも、アメリカ人にとってのフォークであるロックやカントリーの影響を受けて起きたムーブメントであるから、フォークと呼ばれたのではないだろうかと言う気がしている。
結局、日本人にとってはフォークと言う言葉は、日本で特有の意味を持ち、その時代を僅かでも知る世代が、時代の流れと共に、その特有の意味を持つフォークと言う言葉に違和感を持つ様になったのではないだろうか。
そして、皆、フォークギターと言う言葉を使わなくなっていったのではないだろうか。
アコースティックギターと言う言葉は、昔も、フォークギターと言う表現と共に普通に使われていた言葉で、新しい言葉でもなかったので皆がアコースティックギターと言う表現に移行している事に、僕も気付かなかったのだろう。
僕は、フォークブームの頃は幼かったので、フォークブーム世代ではなく、ニューミュージック世代と言われる世代ではあるが、その時代を知っている人間ではある。
そんな僕らの年代も含めてその時代を知る人間達が皆、フォークギターをアコースティックギターと呼び、クラシックギターをクラシックギターと呼ぶのをその下の世代が見ていたのは間違いない。
その後輩世代達が習わずとも自然に聞き分けて、フォークギターの事をアコースティックギターと呼び、クラシックギターとは別物だと言う勘違いが代々浸透して言ったのではないだろうか?と言うのが僕の推測だ。
まぁ、この推測が間違ってても何の問題もないのだが、一応、何となく思った事を書いてみた。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
だって、それがブログでしょ?ヘ(゚∀゚*)ノ
ま、そう言う訳で、アコギとは、クラシックギターもフォークギターも含めて、電気を使わない生ギターの事と言う事でした。
以上、レポート終了!(^O^)/
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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