この記事は2936文字です。(読破予想時間:約6分59秒)
以前から、薄らぼんやりと思ってた事がある。
それは何かと言うと、アコースティックギターの、その中でもフォークギターの練習方法についてだ。
◇アコギとフォークギターは同じ意味の言葉?
僕が今まで習得してきた楽器には、大体共通した定番練習メニューの様なものがあって、僕も、それはこなしてきたのだが、フォークギターの場合、その他の楽器とその共通項を感じる具体的な定番練習方法と言うのを聞いた事がない。
◇自分の経歴の全ては語れないけど、ちょっとだけよぉ〜。
僕が知らないだけかと思って、ネットでも調べてみたが、やはり僕が初めて聞く様な情報には行き当たらなかった。
まず、ドラムならパラディドルやアクセント移動など、定番の練習方法がある。
そして、ベースやエレキも、運指練習やスケール練習など似た様な定番メニューがいくつもある。
更に、ドラムもベースもエレキギターもドンカマを鳴らして行うのが、ほぼ鉄板で、それが共通項と言える。
詳しくはないが、同じアコギでもクラシックギター(ガットギター)にも、それなりにいろいろある様だ。
しかし、フォークギターでは、そう言う練習はあまり定番化されていない。
勿論、スケール練習をする人もいるし、それが珍しい訳でもないのだが、それが定番かと言えばそうではない。
弾き語り中心でやる人など、リードは一切弾けないが、しかしフォークギターそのものは明らかに上手いと言えると言う人もたくさんいる。
ギターリストではなく、いわゆる弾き語りのスペシャリストだ。
◇歌う為のギターと本職のギター
確かに、こういうタイプには、リード的なスケール練習はあまり必要ないかもしれない。
そういうタイプは、スケールを覚えるにしても、違う方法で使える音を把握した方が効率がいい。
逆に僕は、フォークギターでドンカマ練習まではしていないが、スケール練習くらいはちょこっとしたりはしていた。
しかし、弾き語りのレベル向上には何の役にも立たなかった様な気がしている。
そのスケール練習のおかげで、レベルが少しあがったのは、エレキでのプレイだった様な気がする。(笑)
勿論、フォークギターでリードを弾く事には役には立っているが、それ以上の広がりは感じない。
そして、フォークギターでドンカマ練習を毎日の様にすると言う人を、僕は今までに聞いた事がない。
おそらく、いない訳ではないだろうとは思うが、そんなに多くもない筈だ。
僕は、いくつか楽器が出来るが、その中でアコギ技術がおそらく一番低い。
一番最初に始めて、一番長時間触ってる楽器なのに、自分の中ではレベルが一番低いと自分で感じている。
と言うと、苦手だと勝手に受け取られてしまいそうだが、自分の中に苦手意識は皆無だ。
あくまで自分の中での比較だし、自分が出来る楽器を並べれば、絶対に自分の出来る楽器同士の間にもレベルの順位はある。
単にそれだけの話だ。
僕が、過去にアコギで練習らしい事でどんな事をしてきたかと言うと、初心者の頃は、まずコードが押さえられる様に練習したのだが、その練習も、ただただ押さえられる様になるまで、反復しただけだ。
特に、変わった練習方法などない。
そして、ストロークのパターンを繰り返し弾いて増やす。
アルペジオやスリーフィンガーなどは、楽器がなくても、机の上でも自転車のハンドルを握りながらでも、ずっと、その動きで右手を動かして、その動きを覚えた。
そして、その後は、自分が弾きたい曲やフレーズを弾ける様になるまで弾く。
ただそれだけだ。
フォークギターに関しては、ドラムやベースやエレキの様に、基礎練習と言われる様な、ひたすらドンカマに合わせて毎日同じ事を繰り返す様な、スポーツの練習的な練習はした事がない。
と言うのも、勿論、その練習方法そのものを聞いた事も見た事もないからに他ならない。
最初に、アコギの練習方法について調べたと言ったが、調べてみても、どこも僕と同じ様な事しか書いていなかったと言う結果だった。
まとめると、大きくは、曲やフレーズを弾く事、それすなわち練習と言う様な話だ。
言うなれば、ドラムやベースやエレキは、素振りは大事だから毎日素振りをたくさんしなさいだとか、基礎体力もつけて置きなさい的な、スポーツ的要素を持った基礎練習が大切で定番化していると言う事だ。
しかし、フォークギターの場合、とにかく、どんどん玉を打ちなさいと言っているに等しい実践的な練習方法が定番化していると言う事になる。
僕自身、フォークギターが好きで、しょちゅう触ってるのだが、ある一定の所からあまり伸びている実感がない。
おそらく、キャリア3年目くらいのところだろう。( ̄_ ̄ i)
いや、寧ろ、レベルダウンと言ってもいいかもしれない。
アコギを始めた頃のニューミュージックブームもあって、スリーフィンガー(カーターファイミリー奏法)を身につけて、当時は、その奏法を大の得意プレイとしていたのだが、長年、全く弾いていない間に、すっかり指が忘れてしまっていて今は、ほとんど弾けなくなっている。(^o^;)
そういうものが、スリーフィンガー以外にもいくつかあって、そういう意味ではおそらく、昔の方が上手い。ヽ(;´ω`)ノ
キャリアがある分、せめて円熟味の様なものくらいは出て来ていると信じたいが、それはもう自分では確認のしようもない。(-""-;)
楽器というのは、ただ触ってれば技術が向上すると言うものではない様で、そう言う時、ドラムやベースやエレキの様な、レベルアッププログラムの様なハッキリした定番メニューがあれば、あとは本人の努力次第なんだろうけど、そういう意味では、フォークギターって何とぼんやりした楽器なんだろうと感じる。
僕のフォークギターの伸びが止まってしまったのも、その辺りに何か理由があるのかもしれない。
もしかしたら、途中で止まってしまった様な、そんな僕のフォークギターの力を延ばす、フォークギターに特化したそんなプログラムもあるのかも知れないと、ちょっと思ってみたりもする。
とか何とかここまでいろんな事を言いましたが、悩んでる訳ではなく、フォークギターだけ何か他の楽器と違うよなぁ~って、ホントに薄らぼんやり思っただけの話です。
そして、どうして他の楽器の様な練習方法が定番化されていないだろうか?
やっぱり必要ないから?
などとごちゃごちゃ考えてただけの話です。
一人雑談の様な、けっこう軽い話なので、軽い雑談的反応が頂けるとより嬉しいです。(*^▽^*)
今日は以上です。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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