ライバル心や対抗意識を持つのはOK、でも・・・。 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3975文字です。(読破予想時間:約9分27秒)

 

■はじめに

ライバル心や対抗意識と言う話は、バンドでなくてもいろんな世界に共通した話だとは思いますが、バンド経験のある人なら大抵分かる、そんな話をしようと思います。

 

■ライバル心の持ち方・3タイプ

バンドでもソロでも同じだが、音楽をする人間にも当然いろんなタイプがいる

 

 

そのタイプも分け方は何通りもあるが、ライバル心と言うカテゴリーで分けてみると、大体3つくらいのタイプに分ける事が出来る

 

 

厳密には、曖昧な境界線上で2つ以上に属してたり、それ以外の例外的な少数派もいたりいたりするが、「自分と同等以上の実力があると思えるミュージシャンに対して対抗心をやたら燃やすタイプ」と、その逆に「そういう相手にやたら興味を示して親しみを持つタイプ」と、最後に「他人の力なんて一切気にならないタイプ」だ。

 

対抗心むき出しタイプの場合、ライブの対バンなどで圧倒的に格上の演奏者がいると、その反動で心まで折れてしまうなんて事もある。

 

そしてこの手のタイプは歳と共に、落ち着いてくる人間も多く、中堅・ベテランになると出会う数は格段に少なくなる。

 

■自分自身のライバル心の燃やし方について

僕の場合は、一番初めの本当の初心者の頃を思い出すと、音楽をしていると言うだけで、誰にでも、興味と親しみを持っていた記憶があるので、本来はこのタイプなのだろう。

 

親しみを覚えても、根が人見知りなので、自分から話しかけたりベタベタしていく事はなかったが、内心では興味津々だったなんて事はたくさんある。

 

 

しかし、そのうちある程度楽器が弾ける様になってから、ライバル心を持つ様になったが、逆にライバル心を自分に向けてくる人間が鬱陶しくてたまらなかったのを覚えている。(笑)

 

でも、僕の場合はそのライバル心は比較的軽かったし、そういう心理もそんなに長い事続かなかった。

 

後は、また親しみを覚える自分に戻ったり、或いは、他人が気にならない時期に入ったりを繰り返してる様な感じだ。

 

■音楽に勝ち負けはない

昔は、ライバル心を燃やしたりもしたが、これは個人競技をやってた頃の条件反射の様なものだったのかもしれない。

 

 

スポーツの場合、ほとんどの人がそうだと思うが、あの頃は、ライバル心だとか闘争心だとかいった類いのエネルギーは制御出来ないくらいに燃えてたし、きっと、その条件反射で自分の本能に火がついてみたものの、身体なのか神経なのか分からないが、自分の中のそう言ったものが、「あれ!?対抗心燃やす事に何か意味ある???」と違和感を覚えて静まっていったのではないだろうか?

 

音楽って、結局突き詰めると、勝ったも負けたもないものなのだ。

 

そういう事に途中で気付いたのである。

 

■行き着く先は「好きか嫌いか」と「どれだけ表現出来たか」

初心者のうちは、確かにどっちが上手いかはっきりと判定出来て、優劣がつく場合が多い

 

まず身につけなくてはならない基本なんて、皆が通る道なので、その進み具合とか、身に付いた精度の様なものも、つい比べてしまうのかもしれない。

 

でも、そのうちどっちが上手いとか言う世界ではなくなってくる。

 

見た人は、どっちが好きかで論じる様になるし、演奏する人は、自分の表現したい事がどれだけ出来たのかと言う部分での満足度が重要になってくる

 

そうなると他人の演奏との優劣はどうでもよくなってくる

 

自分がこんな風に弾きたいと思ったイメージ通りなら満足度は高いし、他人が見たらミスもなくスマートに弾けていても、本当に弾きたいフレーズを妥協してちょっと簡単にして弾いてるからスムーズに弾けているなんて場合、満足度では落ちる。

 

そして、それは本人にしか分からない。

 

■でも、同業者はやっぱりライバルである事実

ライバルも何も結局、音楽の場合はスポーツなどの勝敗を競う競技と違って、優劣であれ何であれ、何かを競うものではないし、たった一人のチャンピオンを決める戦いでもない

 

例え勝ち負けがあったとしても勝者が何人も生まれる、そんな種目が音楽なのだ。

 

そんな風な結論に至るまでは、そんなには時間はかからなかったと思う。

 

ただ、少し自分で自分の結論に反論の様な矛盾の様な意見もあって、だからミュージシャン同士はライバルではないのかと言えば、そうではないと思える部分がある。

 

ライバルと言えば大袈裟だが、プロとして生き残りをかけたギリギリの位置で戦ってるアーティストにとっては、同業者はライバルと言える要素を持っているのではないかとも思っている。

 

自分が中学生くらいの頃を思い出すと好きなアーティストは当然一人や二人ではない。

 

でも、バイトも出来ない年代の自分としては、その全てのアーティストのレコード(当時はまだレコードだったので)を買える訳もない。

 

かと言って、自分の街にレンタルレコードが出来たのは全国的にけっこう早い部類だと記憶してるのだが、確か中3か高1くらいの時だったので、中学時代の大部分はレンタルなどない時代で、周りの友達が誰も欲しいレコードを持っていなければ、買う以外の選択肢はなかった、そんな時代だ。

 

僕は、大好きなアーティストの音源は全て揃えたくなるちょっとコンプリート主義の様な、完璧主義の様な所がある。

 

以前、別の記事でドラマも映画も最初の一話やシリーズ第一作を見てないものは続きから見たりしないと書いたのと、共通した部分だ。

 

 

そんな性格なので好きなアーティストのアルバムをあちこちからバラバラにちょっとずつ摘まむ様な事は基本的には嫌なのだ。

 

仕方なくそうしていた事も当然あるのだが。

 

けっこう好きとか、そこそこ好きって程度のアーティストなら勿論それで構わない。

 

しかし、大好きなアーティストとなると順を追ってファーストアルバムから聴きたくなるし、手元に置いておきたくもなる。

 

僕が中高生の頃と言えば、アルバムは1枚2500円で、途中で2800円に値上がりしたと言うそんな時代だった。

 

因みに、シングルは600円から700円に上がった時代。

 

今より物価は断然安いし、給料も今より安い時代なのに、シングルやアルバムの価格は今とほとんど変わらない。

 

当時の中学生にとって、レコードは本当に高価なものだったのだ。

 

収入源がこずかいだけだったそんな頃、人によるがアルバムを一枚買うのに小遣いを2、3ヶ月溜めないと買えなかったのだ。

 

そうなって来ると大好きなアーティストに順位を付けて一番を決めなくてはならない。

 

要は、一人のアーティストのアルバムに照準を絞らないと、コンプリートなんてまず不可能なのだ。

 

長くなったが話を元に戻すと、そういう風に考えると、ギリギリでやってる音楽アーティストの場合、他の音楽アーティストとの戦いに勝って、その一人に選ばれる必要があると言えなくもない。

 

以前も書いたが、実際にCDやダウンロード配信で音源を買ってくれる層の中心は若者達なのだ。

 

 

お金に余裕のある大人達ではない。

 

中年以降は音楽に本当にお金をかけなくなる人が、物凄く多くなってくるのだ。

 

お金を出してくれる層や金額がある程度限られた、そんな中での、限られたパイの奪い合いなのだ。

 

売れてる人にとっても、売り上げが増えるだの減るだのと言う意味では、皆がライバルと言えるが、ギリギリの線でやってる音楽アーティストにとっては、死活問題であり、生き残りを掛けたバトルだとも言える訳だ。

 

これはあくまでこういう捉え方も出来ると言う意見が自分の中にあると言うだけで、僕自身はそこは実感として全くと言っていい程感じていない。(  ゚ ▽ ゚ ;)ヘッ?

 

■結び

いろいろな経緯があって最後に行き着いた先が正しい結論の様に感じる場合も多いと思いますが、この件についてはそんな風には思っていません。

 

ライバル心を持つ事も間違っていないと思うし、それを持たない人もそれはそれでいいと思うし、まさに、それは「タイプの違い」なんだと思うだけです。

 

ここ何年も長い間ない話ではありますが、強いて言うならば、最初の方でも書きましたが、自分に対して対抗意識を燃やされるのはウザいだけなので、勘弁願いたいと思っていると言う事くらいでしょうか。(;^_^A

 

ライバル心や対抗意識を持つのはOK、でもこっちには向けないで。(´0ノ`*)(笑)

 

て事で以上になります。

 

 

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