この記事は3530文字です。(読破予想時間:約8分24秒)
■序章
昨日、皆見つかさの『つかさRadio』(通称、つかラジ)と言うラジオ番組をアップしてから、何人かと話す機会があって、ちょっとその自主制作ラジオについて、いろいろ話が出たのでその話をしようと思います。
◇皆見つかさの『つかさRadio』全集<再生リスト>
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■「やってみたいから」としか言えない
ラジオ番組をアップしてからと言うより、アップする前から僕がラジオ番組を作ってみたいと話す度によく貰った反応が「は!?ラジオ?どうして?」、そんな反応だ。
どうしてラジオなのかと言われても、僕自身困る訳で「やってみたいから」くらいしか言えない。
どうしてやってみたくなったのかってのも、疑問の一つなんだろうけど、明確なところは自分でも分からない。
うどんが食べたくなって、何故うどんが食べたくなったのかと聞かれても、うどんが好きなのは確かだが、何故今食べたくなったのかの答えとしては「好きだから」では失格だ。
でも、何故食べたくなったかは、多くの場合は分からない。
それと似た様なものだ。
■つかラジ!制作着手のきっかけ
元々、興味はあったのだがその興味が急激に強くなったきっかけは、おそらく、YouTubeのチャンネル紹介動画を作る時に、カメラに向かっていろいろ話して、それを撮影した事だと思う。
そこから、一気に気持ちが膨らんで昨日のアップに至った訳だが、人から、「何故?」「どうして?」と質問され続けて、一つ自分で確認出来た事がある。
話をする事が好き、歌う事が好き、音楽が好き、文章を書いたり読んだりする事が好き。
こんな事は、とっくに分かってた事なんだが、改めて自分で確認する事が出来たと言う事だ。
今まで、喋る事が好きなんて、別に日常、人と喋る事はある事だし、音楽を制作する様な表現とそんな日常の喋りとはまた違うと、自分で勝手に線を引いてしまっていた。
でも、喋りそのものを形にしたいと言う欲求が高まって、実際に形にしてしまうと、音楽制作と一線を画してた事が間違いだったと気付いた。
いろいろな欲を捨ててソロになって、何かを狙ったりせず、真摯に音楽制作に取り組む様になって、いろいろな物が繋がる様になってきた。
■自分と同じ価値観のある人達を探し続けている
このブログのコンセプト自体、自分の頭の中にあるものを発信していく、あくまで自己表現の一環と言う位置付けなのだが、結局、音楽も喋りも文筆も自分にとっては、全てが同じなのだ。
この僕の『好き』達をまとめると、自分の中にあるものを口から言葉にして出す事、文章にして表現する事が好きな人間なのだ。
そして、自分と同じ価値観を持つ人達も好きなのだ。
自分と同じ価値観を持つ人と言うのは、自分と同じ事をしている人と言う様な表面的な意味ではない。
同じ事はしていてもいいし、していなくてもいい。
同じ事を憂い、同じ事で怒り、同じ事で喜び、同じ事で楽しめる。
そして同じ物を良いと感じる。
そんな人達を探し続けているのだ。
■やってみて分かった事
何事も、取り敢えず、やってみなくては分からないものだ。
やってみて初めて、これだけの事が分かった。
ただ喋ったものを録音しただけと言えばそうなのだが、ラジオの場合、「人に伝えるんだ」とか「ラジオ番組を作るんだ」とか、明確な方向性と意思を持って喋らないと、形にはならないんだと言う事を感じた。
ただの雑談の盗み録りや独り言の盗み録りをしても、人が聴く為の物は出来上がらない。
それこそ、ただ喋ってるのを録音しただけに終わってしまう。
自分の番組を人が聴いて面白いかどうかの話ではなく、人に聴かせる為に語ってるんだと言う事が伝わっているかどうかと言う事である。
喋りの優劣や番組の出来、不出来の話ではない。
ラジオ番組の場合、アルバム制作などと違って、僕には特に、たくさんの人に聴いて貰わないと困ると言う類いのプレッシャーは一切ないので、その点、リラックス出来たと思う。(聴いて貰えると勿論嬉しい)
そのせいか、けっこうトントン拍子に制作が進んだし、思ったよりいい形になったと思う。
■ネタはどうするのか?何を話すのか?
ネタについてもけっこう話題に上ったので、それにも触れてみたいと思う。
と言っても、アップされたラジオを聴いた人達の質問ではない。
「ラジオって、一体何を話すの?」とか「ネタはどうするの?」とかそんな話である。
僕も、単なる思いつきで『ラジオの様なもの』を作っただけなので、実際のラジオ制作がどうやって行われているかなんて知識は、世間一般の人達の知識と同じ程度にしかない。
ただ、僕は今回、せっかく音声だけのツールなのだから、文字や映像では伝わらない音声でのみ伝える事が出来る話にしようかと考えて、ふと思い浮かんだのが、「灯台下暗し」のエピソードだった訳だ。
それをテーマとして話そうと決めただけで、特に、台本も何もない。
録音スイッチを、取り敢えず試しにって感じで、クリックしてすぐに喋り始めたのだが、その一回目のテイクが録り直しなしのOKテイクだ。
途中、言葉を噛みすぎて2度程、ストップして続きから録ったくらいで、録り終わった部分を吟味しての録り直しは一度もない。
録音後も編集らしい編集はほとんどしていない。
不思議なくらいリラックスして、普通に喋る事が出来た。
特に、ラジオ向けの気取った喋りではなく、本当に普段、友達と酒でも飲みながら熱く楽しく語らってる時の口調があれだ。
そう言えば、上手く喋る必要なんてないんだって、今になれば分かる。
このブログもラジオも、嘘偽りのない、ありのままの等身大の自分をいかに表現出来るかが肝な訳で、こういう喋りのプロではない普通の喋りをするのが自分な訳だから、このラジオは表現手段としては、成功したと言える。
そして取り敢えず、形にした事で、決まってなかった『つかラジ』のコンセプトもある程度見えてきた。
何度か、いろんな方向を試してから、もっとしっかり固めて行こうと思っているので、しばらくはバラバラな事をするかも知れないが、それも予定内だ。
今は、完全に固まっていないので、コンセプトを今話すのはやめておこうと思う。
■結論
今回、拙いながらも、自主制作でラジオ番組『つかラジ』を作ってみて、興味があって質問してる人にはこう返せば良かったのかもと思う言葉があります。
それは「やってみれば分かる。理屈でいろいろ考えるより、取り敢えずやってみ」と言う言葉。
興味があればやってみる。
これはお薦め。
そして、ラジオ番組制作に興味があれば、自主制作、ホント、お薦めですよ!
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
もし、こんな僕に興味を持ったと言う方がいらっしゃったら、是非、この下のリンクをクリックしてみて下さい。
ミュージシャン、皆見つかさの世界が広がっています。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
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