Digital Performer 9 発売 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3406文字です。(読破予想時間:約8分6秒)

 

僕が音楽制作に使ってるソフト『Digital Performer』(DAWソフトの一種)もとうとうバージョン9が出るようだ。

 


このアプリケーションとの付き合いは、バージョン2からなのでけっこう長い。

当時はプロ向け音楽制作4大ソフトとか言われてたソフトがあって、その4つの中の一つがこのDigital Performer(以下DP)だ。

その4大ソフトって呼び名も、もう開発中止になったものもあってすっかり過去の話になってしまった。

そんなに長い事使っているのだから、さぞかし特別な機能でもあるのかと思われる人もいるかも知れないが、今現在ライバルソフトとされてるものと比較しても特にない。(笑)

各ソフトそれぞれに特徴があって、短所・長所はあるにはあるが、僕がDPを使い続けるのは、単に昔から使い続けてる事もあって、自分自身にとって使い勝手が他のどれよりもいいと言うのがその最たる理由だ。

今現在、プロ向けと言われてるDAWソフトには、Logic Pro、Pro Tools、Digital Performerなどがある。

 

 

 

 

これらのソフトで出来る事と言えば、ほとんど大差はない

ただその魅力の中に価格の違いと言う物は確かにあって、LogicがApple製品となった途端、一気にリーズナブルな販売価格になったが、古くからのDPユーザーにとっては、必殺のアップグレード価格と言うものがあるので、特にLogicの低価格に魅力は感じない。

これからDTMやDAWを始めようと言う初心者の人には、正直、DPもLogicもPro Toolsもおすすめは出来ない

どうしてこれらのソフトがプロの現場御用達になっているのかと言うと、きっと初心者のみんなはさぞかし優秀なソフトで、いい音で加工出来るのだろうと思うかもしれない。

この点は本当によく勘違いされるが、同じハードウェアを使って同じビットレートや同じサンプリング周波数で録音したものが、DPやLogicやPro Toolsを使ったからと言って、音質が向上したりする事はない

むしろ、初心者には扱いづらく訳が分からなくなって嫌気がさして、いつの間にか触らなくなったって話をよく聞く程だ。

では、何故プロの現場で重宝されるのかと言うと、使用感がエンジニアにとってとてもリアルでかゆい所に手が届くソフトだからと言うのが一つ、理由に挙げられるだろう。

どんな複雑なセッティングにも答えてくれるし、普段の作業をまさにパソコン内で行ってる感覚で作業出来るのだ。

それが、コンシューマー向けのソフトだとセッティングが限られてて出来ない事が多々あるので、プロの現場ではちょっと物足りない。

だから、PA機器の扱いも分からない初心者や素人が購入しても何の利点もないのだ。

それどころか変な所を弄って音が出なくなって、どうしていいか分からないって事も起きる確率が高いと言える。

音の経由のさせ方なんて無限にあって、曲によってもエンジニアによってもプレイヤーによってもそのパターンはどんどん現場では変化するものだが、それを、知らない間に、変な所へ音を送るセッティングにしてしまったりして戻せなくなるのだ。

これをソフトのトラブルやバグ呼ばわりされた日にゃあ、それは、ソフトが可哀想ってものだ。

でも、使用者のスキルに合わせて売られてるものを適切に買えば、そういう事は起こりにくい。

そういうソフトを選べば、パソコンにケーブルを差して、そこから音を入れれば録音されると言う、シンプルな設計になっているのでトラブルにはなりにくい。

繋ぎ方を変える利点がこの場で分からない人には、DPやLogicやPro Toolsは無用の長物と言えるだろう。


それと、自動でこなせるコマンドの類いはこの手のソフトにはほぼない

コンシューマー向けの廉価版ソフトの方が、確実にそういうのは充実している。

プロのエンジニアにとって、そんなものは全く必要ないからだ。

グラフィックソフトをある程度使える人ならば、Photoshopを使った事くらいはあると思うが、それを思い出して欲しい。

廉価版のPhotoshop Elementsには、赤目を解消するコマンドや手ぶれ補正のコマンドなどが充実してるのに、それより高価なプロ向けのPhotoshopにはそういうものが一切搭載されていない。

 


結局、プロの職人は自分であちこちのスライダーを調整して結果を得る高い技術を持ってるので、そういうコマンドは必要ないからだ。

矛盾した話に聞こえるかも知れないが、コンシューマーにとって、何も出来ない使えないソフトがプロ向けと言われるソフトで、いろんな事が出来る機能充実のソフトがコンシューマー向け廉価版ソフトと言う事になる。

それ以外にも、DP限定で言うと、他のソフトに比べてソフト音源の搭載があまり充実していない。

一通り揃ってはいるが、他のソフトみたいにこれでもかってくらい搭載されてるソフトを見た時に、コンシューマーのDPユーザーはきっとDPを選択した事を後悔するだろう。

といっても、実際には、そこまでたくさんの音源やプラグインは必要なかったりするのだが、心情的な意味で、趣味でやる人ならそこはかなり重要な要素だろう。

 

◇DAW付属プラグインは、そんなにたくさんいらない


でも、プロの現場ではそこはほとんど重要な意味を持たない。

Windowsで制作をした事がないので、そっちのソフトは未経験だが、MacならGarageBandと言うソフトが初めから入っている

その機能は驚く程優秀で、また使い易く、まずは、ここからでいいと思う。

セッティングも簡単で、音が出ないと言う様なトラブルに見舞われる事も格段に少ないと思う。

しかも、初めてGarageBandを触った時、僕もその優秀さにたまげた程だ。

これをデフォルトで無料搭載なんてして、Apple社大丈夫か?って真剣に心配した程だ。

ループ作成なんて実に簡単で、実は今でも時々GarageBandで遊んだりする。

ひとまずこういったソフトで始めてみて、それで出来ない事が出てきた時に初めてDPやLogicやPro Toolsを検討する事をおすすめする。

 

それと、Mac版、Win版と両方出ている、Cubassと言うソフトもかなり普及している。

 

このソフトはいろんなハードウェアにも付属していたりで、ユーザーも多いので、困った時にネットで情報を得やすいので、そう言った意味では、コンシューマーユーザーにオススメだ。

 

ただ、名前にProとついていたり、プロ向けとネットで紹介する人もいるし、確かに高機能ではあるが、実際の仕事現場では、僕の経験の範囲ではあまりお目にかかる事はない。

 

実際の制作現場でよく見かけたり、プロミュージシャンが個人的に実際に使っているのをよく見かけるのは、やはり、Logic Pro、ProTools、Digital Performerの3つだ。

 

ちなみに、DPで何か困ってネットで検索しても、まず、答えは見つからないと思っておいた方がいい。

 

DPの場合、基本、自己解決だと僕は思っている。

 

まぁ、サポートに電話してみると言うのも手ではあるが、どこまでのサポートを受けられるのか僕は知らない。


で、DP9の実際の実力だが、新たに加わったプラグインは5つ。

個人的にはファズがどんな歪み具合か、少し気になる程度で是非欲しいと言うプラグインは特にない。

今の所、DP8で不自由も感じていない。

今回のアップグレードは見送りになるかも。
 

 

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