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この記事は2957文字です。(読破予想時間:約7分2秒)
上には上がいくらでもいるものなので、自分自身では音楽にそんなに詳しいとは思っている訳ではない
が、そんな僕でもちょくちょく音楽に関して、「どうやってそんなに詳しくなったんですか?」と訊かれる事がある。
◇実は、それ程詳しくないんです。
多分、ある程度ディープな音楽好きなら、同じ様な経験があると思う。
あと「何から覚えれば(聴けば)いいんですか?」とか。
そんなものに正解なんてない。
そもそも詳しくなる為に、いろいろ聴いた訳じゃなく、好きなものをいろいろ聴いた結果が今なのだ。
昨日の記事にも同じ様な事を書いたが、受験勉強じゃないんだから無理矢理知識を詰め込む様に勉強するっ事に意味はない 。
◇アートの知識があるってそんなに偉いの?
詳しくなりたい一心で、無理矢理いろいろ聴いても、その曲の本質は理解出来ないままで、どこかのライナーノーツに載ってた事の上辺だけをなぞって話せる様になるだけで、そんな事に何の意味もない。
僕がオススメを教えた所で、好みや感性も違う。
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そもそも、大抵の場合、僕はその質問者の好みも何も知らない場合がほとんどなんだから。
それでもどうしてもと言うなら、オススメくらいケチらずしてあげるけど、その人に合わずにつまらない時間を過ごして、その人が音楽嫌いになっていく手助けをしてしまっては、申し訳ないという気持ちが働く。
大袈裟な様でこれが続くと昨日の『アートの知識があるってそんなに偉いの? 』と言う記事に書いた様に、だんだん音楽が嫌いになっていく場合が実際にあるのだ。
こんな場合に初心者・上級者と言う表現が正しいのかどうかは分からないが、初心者が上級者のオススメを聴いてもまず、理解に至る事はあまりない。
なら、僕が初心者の頃に聴いた曲やアーティストを薦めればいいのでないか?と思う人もいるだろう。
でも、その頃と今では時代背景も何もかも違いすぎる。
当時、普通に初心達が理解出来たものも、今の初心者にとっては、レトロでマニアックなものでしかないのだ。
その人の趣味・嗜好をかなり把握しててこそ、そのレベルと趣味に合わせたオススメも出来るというものなのだが、ほとんどの場合、僕はそこまで質問者の好みを把握はしていない。
結局は、自分がいいと思ったものや興味を持ったものを聴けばいいだけなのだ。
そこから世界が広がるかどうかは、本人の感性次第。
今以上に、深い世界にアンテナが自然に反応した者だけが、本当の意味で世界を広げる事が出来るのだ。
無理に深い世界を覗いても、楽しくもなければ理解にも及ばず、むしろ、聴く事を嫌いになりかねないので、自然体からの逸脱はオススメ出来ない。
他の記事にも似た様な事を書いたが、理解しやすい世界が上と言う訳でもなければ、より深い難解な世界が上と言う話でもない 。
◇作詞の本質を知る、そして、芸術鑑賞の本質を解く。
子供でも容易に理解出来る名作童話が難解な文学作品に劣ってる訳ではないのと同じ理屈だ。
ラジオで流れてた曲が何かと言う事を調べて入手して聴くとか、自分が好きなアーティストが影響を受けたとされるアーティストを聴いてみるとか、自然に興味を持ったものから自然に興味って広がるものだ。
そうやって聴いた音楽達は、自分の中にしっかり宿るし、自分なりの理解や解釈も出来るので、借り物でない自分独自の意見が持ててオリジナルの解説が出来る様になる。
おそらく、詳しくなりたいと思ったきっかけは、詳しいと言う事よりも、独自の意見と解説をスラスラと熱く語れる姿がカッコいいと思ったからなのではないだろうか?
それなら、尚の事、受験勉強の様に必死に覚えるやり方はやめた方がいい。
逆に、そういう人の解説は聞いてても間違いなくかっこ悪いと感じるだろうし、説得力もなく、心に響いたりはしない。
借り物の意見ってそういう物なのだ。
なんせ、自分の感情も血も一切通ってないのだから。
それと似た様なパターンでは、「こういう曲好きなんだけど、こういうジャンルって何て言うの?」って質問がある。
例えば、J-POPの曲なんかで、ちょっこっとニューオーリンズブルース風のピアノが入った様な、ちょっびっとブルージーなイメージの間奏なんかが流れたりした時にこういう質問をされたりする。
これも同じで、まず、その曲に耳が反応したのなら、今流れてるその曲が何かを知って聴けばいい。
そして次に本物の黒人ミュージシャンが演奏してる曲に反応出来たら、そっちの世界に自然と入っていける。
これも、縁であり 、向き不向きってヤツである。
◇縁の話
次に反応出来なければそれだけって事。
今、耳に飛び込んできたJ-POPを無視していきなり本物に飛びつく必要などない。
こういう自然体が、多分一番だと思うよ。(°∀°)b
【追記】2017.9.8
この記事タイトルになっている「何から聴けばそんなに詳しくなれるの?」と言う質問に、この記事では答えていませんが、その答えを求めてこの記事に辿り着いた方へのお知らせです。
その答えに近い記事 を書いてアップ(下記リンク)しましたので、続編的に是非このまま続けて読んで頂ければと思います。
◇いつの間にかマイナーな音楽も聴く様になった経緯
もし、こんな僕に興味を持ったと言う方がいらっしゃったら、是非、この下のリンクをクリックしてみて下さい。
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