From:ななころ
プライベートオフィスより
◆不動産投資相談への回答
今日は「楽待相談室」に寄せられている質問に回答していきます。
=== 質問 ===
賃貸併用住宅(長屋)で民泊運営をすることについて
■相談内容
北海道の観光地エリアで、自宅4LDK+民泊用2LDK(50m2以下)の賃貸併用住宅を新築したいと考えています。既に出ているスキームかと思いますが、注意すべき点などご教示いただけますと大変ありがたいです。
【条件】
・上記のとおり、賃貸併用住宅で確認申請書上の用途は長屋です。
・民泊部分は1階にし、用途変更の確認申請が不要(200m2以下)で、かつ、消防設備の追加設置の必要が無い50m2以下とします。
・建設予定地は準防火地域です。
・旅館業法の許可を申請するため、最大365日の運用が可能です。
・運営代行業者に運営、清掃を任せます。
・会社に民泊運営がばれると困るので、妻名義の合同会社と転貸借契約をし、表面上は私は家賃収入を貰っていることにします。※公務員のため、直接事業に関わるのがNGです
■プロフィール(保有物件や投資エリア、職業など)
38歳 地方公務員 勤続1年半 年収580万
持ち家一軒家なし
カーローンなし、他ローン なし
現預金 1200万
妻、子供3人です
以上、お気付きの点がありましたら、ご意見をお願いします。
(楽待相談室2023.10.3 質問より)
◆ななころの回答
楽待相談室には以下のように回答しました。
=== 回答 ===
初めまして。不動産投資家ななころと申します。不動産投資家歴&大家業15年目になります。現在は脱サラして普段は子育てや国際交流を楽しみつつ、ブログやメルマガ記事などを書いたり大家同士で情報交換できるコミュニティを運営しております。
僕も東京の田舎の賃貸併用住宅の2部屋で民泊(ホームステイ型)を10年以上営んでいますが、いろいろな文化に触れることができる上に感謝してお金までいただけるなんて、控えめに言って最高です!
さて、「お気付きの点がありましたら、ご意見をお願いします」とのことですので、「賃貸併用住宅+民泊」の以下注意点を列挙させて頂きます。
1.交通の便
北海道の観光地がどこか分からないのですが、日本人だけでなく外国人を積極的に受け入れていかれるようでしたら、交通の便が良いかどうかがとても重要になります。
そして、車よりも電車でアクセス可能な場所だとベターです。どんなにマイナーな駅でも良いので、JR沿線から徒歩圏内の場所をオススメします(Rail Passが使えるため)。バスは△。
2.エリアマーケティング
入念なエリアマーケティングはされていますか?
▼回答の続きはコチラ → 「賃貸併用住宅(長屋)で民泊運営をすることについて」
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=== ここまで ===
◆過去の回答
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あたながライフデザイン実現するために、役立ててもらえると幸いです。
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◆編集後記
日本は超高齢化社会による社会保障費増大や増税ラッシュは確実で、僕たちの未来は決して明るくはありません。物価高で生活費はどんどん苦しくなるばかりです。
このままでは将来先細っていく日本が生き残っていくには、タイのような観光立国になるしかないのではないかと思っています。外貨を稼ぐことです。
その一環として、今回の質問のような「賃貸併用住宅+民泊」はとても良い取り組みだと思います。
外国人や外国語に抵抗を覚える日本人も多いでしょうが、日本ほど観光資源に恵まれている国は世界を見渡してもそうありませんので、この強みをどんどん活かすべきだと考えている次第です。
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