(No.ym-170)
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本ブログのメインコンテンツの4コマ単位マンガは昭和20年の物語を描く「ヨシノとミコト編」を公開しています。
只今は第4部第八幕「動員学徒の出勤風景」をお送りしています。
この章は今回がラストです。
<とりあえず一言>
・・・長くダラダラと公開しているので覚えていて下さらなくても仕方ないと思っているのですが、第一部(昭和20年4月)、第三部(同年6月)では、サヨは警戒警報に怯える子でした。
史実を検証した方の著書(※)をあたりましても、広島市には毎日警戒警報が発せられ、市民はそれに慣れてしまったようだ、8月6日に発せられた警戒警報に対しても退避等の行動をした人はほとんどいなかったとありました。
(※「カウントダウン ヒロシマ(スティーブン・ウォーカー著 早川書房)」)
”慣れちゃってる”ってことで一つ思い出したことがあります。
僕の住んでいる地域は毎日、自衛隊の飛行機(4発プロペラ機)が飛んでいます。
子供の時からそうでした。もちろん、騒音はあります。
でも五月蠅いと思ったことは一度もありません。
墜落のリスクもあるでしょう。でも考えたことはありません。
(ぶっちゃけると自衛隊の航空機には親近感すらあります)
・・・慣れちゃってるんです。
ところで、先日、東京五輪に備えて羽田空港の発着便を増やして騒音などを測定する検証を開始するとのニュースがありました。
新しい航路の下に住んでいる方は戸惑っている…というニュアンスの記事やツイートを見たことがあります。
僕の地域も、僕が生まれたときではなく、今突然、自衛隊機が飛ぶという事態が起こったら不慣れな変化に戸惑うかもしれないな…と思ったりしました。
今回の絵は1ページを丸ごと使いました。
建物と路面電車の描写にえらい苦労しました。
冒頭の絵はセリフの読みやすさを加味してトリミングしてあります。
全体図は下のようになります。
<ここまでのお話のまとめページ>
★第一部★
第一幕「あの人との出会い」
第二幕「運命へのプロセス」
第三幕「動員学徒の日常」
第四幕「動員学徒の放課後」
第五幕「座敷童の帰宅」
★第二部★
第一幕「バンブーランス・前」
第二幕「優しき軍神」+インターミッション
第三幕「バンブーランス・後」
第四幕「墮テンシ、目覚める!」(前半)
第四幕 〃 (後半)+インターミッション
★第三部★
第一幕「トナリグミ1995」
★第四部★
第一幕「乙女の秘め事」<お知らせ>
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扱っているのは、只今ブログで掲載誌ている「ヨシノとミコト」の第1部と第2部を収録した同人誌「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」です。
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