おはようございます、Jayです。

 

 

事件が起きて、容疑者が犯人だと立証するには犯行を裏付ける証拠が必要になります。

この「証拠」を英語で何て言いますか

そうです、“evidence”や“proof”です。

今日はこの「証拠」を意味する“evidence”と“proof”の違いをやります。

 

“evidence”「証拠」

 

“proof”「決定的な証拠」

 

“evidence”は広い意味での「証拠」です。

その証拠の中でも証明したい事を確実なものとしてくれるのが“proof”。

 

ゴーン被告が保釈条件の中に(自主的に決めたのかわかりませんが)妻との接触を禁止したり、検察は勾留延長を請求したりなどがありました。

これは別の言い方をすると検察はそれなりの“evidence”はあるけど“proof”はないという事ではないでしょうか。

 

ここで注意点があります。

「証拠」という意味で使われる時は“evidence”は不可算名詞で、“proof”も原則不可算名詞です。

つまり、“an evidence”や“a proof”とは言いません。

“This is a piece of evidence.”(これは証拠の一つです)

“This is proof that he did it.”(これは彼がやったという決定的な証拠です)

 

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