こんにちは。
野上徳子です。

 

今日は「自己肯定感を支える6つの“感”」についてお話しします。

 

自己肯定感とは、
自分の存在意義や価値を肯定的に受け止められる感情のこと。

 

 

自己肯定感が高い人は、人生に対する満足度や幸福感も高いと言われています。

 

だからこそ「自己肯定感を高めよう」と言われることが多いのですが、
私は 「自己肯定感は高めるものではなく、育てていくもの」 だと考えています。

 

 

 

自己肯定感を構成する6つの感覚

 

1. 自尊感情:自分には価値があると思える感覚

2. 自己受容感:ありのままの自分を認める感覚
3. 自己効力感:自分にはできると思える感覚 
4. 自己信頼感:自分を信じられる感覚

5. 自己決定感:自分で決定できるという感覚 
6. 自己有用感:自分は何かの役に立っているという感覚

 

 

 

 

これらの感覚を少しずつ育てていくことが、
“自分を大切にできる心”につながります。

 

 

具体的にどうやって育てていけばいいのか、
この続きを、明日から少しずつお届けしていきますね。

 

 

どうぞお楽しみに!

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。
 
 

 

 

先日、船越康弘さんが営まれている WaRa倶楽無 に伺ってきました。

 

集合時間より少し早く到着したので、まずは宿泊させていただくお部屋へ。

 


扉を開けた瞬間、ふわっと爽やかな空気に包まれました。
すでにお布団が敷かれていましたが、それすらも空間に溶け込むような、スッキリと整えられたお部屋。

 

 

部屋に備え付けられていたトイレもまた、スーッと清らかな空気が流れていて、細やかな心配りが伝わってきます。
「居るだけで整う」そんな空間でした。

 

 

そしてテラスへ出ると、高台ならではの視界の広がり。
眼下に広がる山々の景色に、思わず深呼吸。
自然の音に耳を澄ませているうちに、日々のざわめきがすーっと遠のいていくのを感じました。

 

 

人は、時々「環境を変える」ことが必要なのだと。

 

 

日常の延長線上では見えなかったものが、場所を変えることで見えてくることがあります。
慌ただしい日々から少し距離を置くことで、本来の自分に立ち返るきっかけにもなるのだと思います。

 

 

WaRa倶楽無 は、まさにそんな「自分に戻れる場所」。


ここに身を置くだけで、心も体もふっと緩んでいくのを感じました。

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。
 
 

入学、卒業、引っ越し、就職、転職、結婚、出産……
人生には、節目ともいえる「転換期」が何度も訪れます。

 

 

こうした外的な環境の変化は、私たちの心や体に大きな影響を与えます。
それが良い方向に作用することもあれば、

知らず知らずのうちにストレスとなり、体調を崩すきっかけになることもあります。

 

 

実際、私は病気を抱える方のカウンセリングをしていますが、

その原因や引き金が「人生の転換期」にあることは少なくありません。

 

 

昨日、僧侶の浦上哲也さんと対談させていただきました。

 

 

浦上さんは『死の体験旅行®』というワークショップを、12年間で5,000人以上に提供されてきた方です。

 

 

私も5月にこのワークに参加しました。
体の機能が少しずつ失われていくプロセス。
そして、大切なもの、出来事、人とのつながりを、一つひとつ手放していく感覚。

それは「死」を疑似体験することで、逆に「生」を深く味わう時間でもありました。

 

 

ふだんの日常では見えなかった“本当に大切なこと”が、見えてくる。
そんな不思議な感覚を味わえる体験でした。

 

 

「このワークを受けて、人生が変わったという方はいますか?」
そんな私の問いに、浦上さんはこう答えました。

 

 

「人生の転換期にある人が受けに来られます。」

 

 

人生の転換期にこそ、
「私はどう生きたいのか?」
「何を大切にしたいのか?」


そうした“自分の本音”に耳を傾けることが、とても大切です。

 

 

そして実は、人生の転換期でなくても、
こうした“死を見つめる”体験は、私たちに大切な気づきをくれます。

 

 

立ち止まって、
今ここにいる「自分自身」と静かに向き合う時間。

 

 

それは、
これからを生きていくための“力”になる。
私はそう信じています。

 

 

 

開催日:2025年7月19日(土)・20日(日)
場 所:オンライン開催(アーカイブ視聴あり)

参加費:無料
登壇者:船越康弘さん、池川明さん、柴田久美子さん ほか多数

 

詳細・お申込みはこちら👇

 
※現在、スポンサー・協賛様を募っております。コメントにてお知らせください。
 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。
 
 

 

先日、「意識を探求するオカン」ことネドじゅんさんと対談LIVEを行いました。

 

 

 

対話の中で出てきた、とても印象的な言葉。

それは、

 

「死も左脳による思考です」

 


という一言でした。

 

「未来の、まだ起きていない“死”について考えている時、人の死であれ、自分の死であれ、それは“今”にはいない。

すべて“思考”なんです」とネドさんは言います。

 

 

私たちの脳は、未来の出来事を想像し、不安や恐れを作り出します。
けれど、その時、失っているものがあります。

 

 

それは、「今、この瞬間」です。

 

 

過去の後悔や、未来への不安に囚われると、
今ここでしか味わえない、生きている実感、体験、感覚が抜け落ちてしまう。

 

 

「今この瞬間にいないということは、ある意味“死んでいる”のと同じ」
「次の瞬間は、死のようなもの。だからこそ、今に意識を置くことが生きること」

 

 

ネドさんの言葉の一つひとつが、心に深く染み入りました。

死を遠ざけるのではなく、受け入れながら、「今ここ」を生きる。

その在り方こそが、本当の意味での“いのちの輝き”なのかもしれません。

 

 

 

 

 

開催日:2025年7月19日(土)・20日(日)
場 所:オンライン開催(アーカイブ視聴あり)

参加費:無料
登壇者:船越康弘さん、池川明さん、柴田久美子さん ほか多数

 

詳細・お申込みはこちら👇

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。
 
 

 

る「尊厳死」という言葉をご存じでしょうか? 

 

 昨日、加藤直哉先生と対談LIVEをしました。 

 

 

 

その中で、日本は先進国の中で唯一 

「尊厳死」が認められていない国だそうです。 

 

 

 一般的には、

 「回復の見込みのない末期状態の患者に対して、生命維持治療を差し控え、または中止し、

人間としての尊厳を保ちつつ、死を迎えさせること」 とされています。 

 

 

 

 でも私は思うのです。 

 

 「これ以上の医療介入はしない」と、 

「生きる希望を諦める」とは、

まったく別のことだと。 

 

 

 なぜなら、実際に、

「余命1ヶ月未満」と宣告された方が、

そこから何年も生き抜いたり、 

病を乗り越えて、日常を取り戻したりしている姿を何度も見てきたからです。 

 

 

 

 西洋医学では「死」は“悪”や“敗北”とされ、

医療現場では状態に応じて、

点滴、投薬、処置が次々と行われます。 

 

 

 もちろん、そうして救われた命もあります。 

 

 

 けれど...

意識がなく、寝たきりで、 

食べることも、話すこともできず、 

ただ機械の力で“生かされている”状態は、 

 

 

果たして「生きている」と言えるのでしょうか?

そんなふうに問われることもあります。 

 

 

 

 でも、私は知っています。 

 

 自分で歩けない、食べられない、排泄も、寝返りもできない。

 

それは、まるで赤ちゃんのよう。 

 

 人の手を借りて生きるということは、

「委ねること」や「受け取ること」を学ぶ、

人生の大切なレッスンなのかもしれません。 

 

 

 そして、 

「死に方」も「生き方」と同じく、自分で選ぶことができます。 

  私は、早いうちにエンディングノートを書くことをおすすめします。 

 

 

 自分の想いを残すこと。 

どんな医療を望むか、どんな時間を過ごしたいかを、大切な人と共有しておくこと。 

 

 

 それは「死」を語ることではなく、 

「どう生きたいか」を考える時間でもあるのです。

 

 

 

 

開催日:2025年7月19日(土)・20日(日)
場 所:オンライン開催(アーカイブ視聴あり)

参加費:無料
登壇者:船越康弘さん、池川明さん、柴田久美子さん ほか多数

 

詳細・お申込みはこちら👇

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。