電通の買収のプレスが出ていたのですが、「あれ先週も企業買収のプレスでてなかったっけ?」と思い、電通のプレスを読み漁っていると、去年は1ヶ月に2件、今年は1ヶ月に3件(月によっては4件)の勢いで買ってました。

これは日本最大のバイサイドかも知れません。

ってか世界最大説もありますね。笑

そこで今回は、電通のお買い物について調べてみました。

 

年度別買収企業数

2013年から買収が加速化してきたのは2012年にイギリスのエージェンシのイージスグループを買収したからです。

また2014年に、2017年までの3年間で1000億円をM&Aに打ち込むことを発表していおり、有言実行という感じで買収を進めています。

 

買収領域(領域詳しくないんで、間違ってたらゴメンなさい)

 

総合、デジタル、モバイル、ソーシャルメディアなど様々な領域のエージェンシーを世界で買い漁っています。

 

買収企業の地域

 

 

買収企業の国籍

意外な国の企業も買収していますね。

 

売上別買収企業数

売上も1億円〜10億円弱のボリュームのものを買い漁っています。

 

買収及び資本参加企業の一覧(単位は100万円です)

 

 

カカクコムやデジタルガレージは資本提携ですが。

ってかPMIどうしてるんですかね笑

先日、時価総額ランキングを見ていると、意外なことに気づきました。
何かと言うと、
「東海旅客鉄道(JR東海)」の方が「東日本旅客鉄道(JR東日本)」より時価総額が高いということ。
単位は、今後「億円」か「%」です。



比較するにあたって、前提条件をおさらい。


以上をグラフ化していきたいと思います。
まず、売上と営業利益の比較。
左が東日本旅客鉄道で右が東海旅客鉄道です。


営業利益率を比較すると

東海旅客鉄道が30%以上の利益率を確保しています。
確かに、東日本旅客鉄道は東北地方まで管理しており、利益率が下がってしまうのは、しょうがないのかもしれません。

次に、それぞれのセグメントごとの売上と営業利益率の比較



駅スペース活用事業とは、コンビニの「NEWDAYS」や「KIOSK」、「ecute」「Dila」などの小売事業を展開しています。
ショッピング・オフィス事業とは、「LUMINE」や「アトレ」などを展開しています。
一時期は、JRをJapan Retailの略なのでは?というほど、東日本旅客鉄道の駅スペース活用事業とショッピング・オフィス事業は驚異的な強さを持っています。


流通業では、ジェイアール名古屋タカシマヤなどを展開しています。
2000年に開店したジェイアール名古屋タカシマヤは現在、名古屋の重鎮百貨店の松坂屋を抜いています。これも大きなことで、東京では高島屋や三越の方が知名度もブランド力も高いですが、名古屋に至っては松坂屋が圧倒的で、松坂屋の外商さんと取引していると一種のステータスになったそう。また、店舗の面積もアベノハルカスができるまでは、日本最大でした。
にもかかわらず、たった14年でこれまでの松坂屋が名古屋で蓄積してきた売上を超えてしまったのが、ジェイアール名古屋タカシマヤです。




営業利益を見る限り、しっかりリスク分散されているのは、東日本旅客鉄道の方のようです。


ショッピング・オフィス事業の利益率が突出していますね。
「LUMINE」の競合には、丸井やパルコなどが挙げられると思いますが、これらとの圧倒的な違いは、「LUMINE」が駅の隣や上でやっていることが挙げられます。
しかし、数ある「LUMINE」の中でも有楽町店は、いくつか特徴的な点があります。
1つ目は、有楽町センタービルに入居しており、朝日新聞や東宝、松竹に家賃を払っていること。
2つ目は、西武百貨店の跡地に入居していること。要するに、百貨店の跡地にショッピングモールが入るという百貨店にとっては屈辱的な出来事だったわけです。西武百貨店といえば、数ある百貨店の中でもバブルが弾けるまでは時代の最先端を取り入れ続けたほか、ロフトやパルコや無印良品など時代に寄り添って展開してきた百貨店だったにもかかわらず、旧国営企業の運営するショッピングモールのLUMINEに取って変われたというのは、ある意味時代の象徴だったわけです。


運輸事業の利益率が41%はすごい…


東海旅客鉄道の純資産が東日本旅客鉄道の純資産に追いつきそうなのってすごいなぁって思いました。


東海旅客鉄道の方が土地持ってるの意外でしたw
東日本旅客鉄道は、グラントウキョウサウスタワーやグラントウキョウノースタワーなどを一部保有しています。

今後東海旅客鉄道は、5兆円をかけてリニア中央新幹線を建設します。
シュリンクしていく日本において、果たしてどうなのかという議論はあるし、僕も今更作る意味あるのか?ハイパーループではダメなのか?という思いがありますが、思ったより借金は返せそうですね。笑
一時期は時価総額が3000億円近かったものの、現在では1000億円を割りそうになっているクックパッド。
ハイバリュエーションだったとも取れますが、成長率と投資家に見えやすいストーリーでM&Aを展開することで、十分にカバーしていたと思います。
さて今回は、クックパッドのグラフを見て自分が気づいたことをまとめてみようと思います。

まず、売上構成比について。
単位は100万円です。



「マーケティ」→「マーケティング支援事業」
2012年Q2で広告事業に統合されています。
元々のクックパッドの主力事業はマーケティング支援事業だったわけですが、2010年Q3あたりから会員事業が拮抗し始めています。
そして2014年後半からは、EC事業や買物情報が顔を見せています。
穐田さんが代表執行役に就任した2012年Q2の売上は、四半期で11億300万円しかなかったものが、退任した2016年Q1では43億8900万円まで伸びています。

次に費用構造について。





「クラウドサ」→「クラウドサービス利用料」
穐田さんが代表執行役になってから、大きく変化が2つ。
1つ目は、販売促進費が一気減っています。その後また増えつつあるものの、現在は減らしています。
2つ目は、のれん焼却費が2013年後半から発生していることです。クックパッドは、2012年にZaimに出資して以来、コーチユナイテッドや海外のレシピサイトを買収や出資しています。



最後に一言。
個人的な感想を言えば、穐田さんに続けて頂きたかったです。
僕はクックパッドをエウレカを買収したアメリカのIACと似ているのかなって思っていましたので、今後クックパッドをどのように展開していくのか、種を蒔いていたベンチャーの投資分や買収していた企業をテコにどのように成長しどのような会社になるのか、また穐田さんの日本でも数少ない「投資家的企業家」の生き様をもっと見たかったです。
日本企業には、これまでの安定した事業によるキャッシュフローによって生まれた現金や上場によって多額の現金を調達したものをうまく使えず宝の持ち腐れ状態で、時価総額も伸びていない企業が沢山あると思っています。
その中でも穐田さんは、会員事業によって生まれる潤沢なキャッシュフローをうまく使って、買収や出資を投資家のように決めていく企業家だと思っています。
それを大株主がガバナンスというものの元でひっくり返した。基本的にガバナンスとか自分は気にしない方なのですが、何となくこのクソみたいなカタカナ用語のせいで様々な企業がダメになっていると思います。大塚家具をはじめとして、セブン&アイホールディングスや大戸屋などなど。
多分、今回の最適解はきっと、佐野さんの持分を買い取ることだったのかななんて思っています。
そもそも論として、海外展開もしっかりやってたって認識なんですがw

日本でも数少ない、女性のほとんどを抑えたプラットフォームであるクックパッド。
ただのレシピサイトで終わるのか、はたまた人間の生活を支えるプラットフォームになるのか。
僕的には、後者としてのクックパッドを応援していますが、はたして創業者とマッキンゼー出身のCEOはどう展開していくつもりなのか。
今後もクックパッドから目が離せないですね。
ロケットインターネットの投資先の業績をアペンディクスからまとめました。
バリュエーションとか調べてたんですが、結構エグいのはエグってる一方、LazadaなどのようにバイアウトしたものやDelivery Hero・Hello FreshなどはIPOというキーワードも見かけるなど明るいネタもありました。


【食品】


バリュエーション:29億ドル
最終ラウンド調達額:8500万ドル


バリュエーション:31億ドル
最終ラウンド調達額:1億1000万ドル


バリュエーション:?
最終ラウンド調達額:1億ドル

【ファッション】


バリュエーション:11億ドル(34.5億ドルからダウンラウンド)
最終ラウンド調達額:3300万ドル


最終ラウンド調達額:1000万ドル


最終ラウンド調達額:1500万ユーロ


最終ラウンド調達額:1930万ドル


最終ラウンド調達額:1億1200万ドル


Myntraに売却済み

【総合EC】


最終ラウンド調達額:5500万ドル


最終ラウンド調達額:7900万ドル

【ホーム】


バリュエーション:4億4900万ユーロ
最終ラウンド調達額:2500万ユーロ


バリュエーション:8億1480万ユーロ
最終ラウンド調達額:1590万ユーロ

スウェーデンのAB Kinnevikって会社が、ロケットインターネットやそれ関連の企業に投資しているそう。
気になったので、今度調べてみよう。
昨今、世界の時価総額ランキングトップ10の内、半分がIT企業であることはご存知の方も多いかと思います。



単位は、10億ドルです。(なのでAppleは、5760億ドル)
足りてないものについては、気づいたものについては自分で入れていますが漏れていている可能性も多々有りますがご容赦を。
トップがAppleなのをはじめとして、Alphabet、Microsoft、Amazon.com、Facebookという感じに。
でもこの時価総額ランキングはもちろん、昔からこうなのではなく、この1・2年でこうなったというのは、以下のランキングを見ていただければご理解いただけるかと思います。


以下は、FT500から取ってきたもので、2006年から10年間の時価総額のランキングで、1000億ドル以上の企業のみを抽出したものです。



名前が切れていてすみません、、、
できるだけ横並びで10年間を比較すると、こうなってしまいました。
補足すると
・China Construct→China Construction Bank→中国建設銀行
・Indl Coml Bank→Industrial And Commercial Bank of China→中国工商銀行
・Agricultural Bank→Agricultural Bank of China→中国農業銀行
・China Shenhua→China Shenhua Energy→神華能源
・Philip Morris Int→Philip Morris International
・Royal Dutch Sh→Royal Dutch Shell
・Anheuser-Busc→Anheuser-Busch Inbev
・Taiwan Semico→TSMC
・British American→British American Tabacco
では、以下にわかることをいくつか書いていこうと思います。

1.トップ10をキープし続けているのがExxon MobilとMIcrosoftだけということ。GEも2008年に抜けてしまっていますが、9年間トップ10に入り続けています。
2.金融銘柄の衰退。2006年には、トップ10の内3社が金融(CitiとBoAとIndl & Coml Bk of Chinaの3行)で、合計の時価総額は7058億ドルであったが、現在はBerkshire Hathawayのみになってしまっています。
3.資源会社の衰退。特にGazpromとPetroChina、BHP Billiton、Petrobrasの衰退は著しいですね。PetroChinaは一時期、世界首位の3292億ドルまで上り詰めたものの、現在は1230億ドルに落ち込んでいます。
4.新興国銘柄の衰退。2008年を見ていただくとわかるように、26社中7社が中国やブラジルの企業でした。しかし現在は、China mobileが入っているだけですし、そもそも1000億ドルついている新興国銘柄は、Alibaba、TSMC、Petrochina、Cemex、Tencentのみです。
5.新興国銘柄でランクインするのは、基本資源か銀行。
6.IT銘柄が伸びる一方、その他業界は停滞。これは、Exxon MobilやP&G、AT&T、GEなどを見ればご理解いただけると思います。
7.一番伸びを見せたのはAmazon。ランク外から世界5位にランクインしています。
8.日本企業で1000億ドル以上をキープできていたのは、Toyota Motorのみ。2006年には7位。
9.IBMが2011年と2012年にトップ10入りしている。
10.最近、Home DepotやCVSなど専門店がランクインしている。

以下は、1000億ドル以上の企業の時価総額を全て足したものです。単位は億ドルです。


今年は、約12兆4000億ドルです。

以下は、1000億ドル以上の企業の時価総額の平均です。単位は100万ドルです。

今年は、約2000億ドルです。

全体的な投資額が増えているのを前提としつつ、これまで新興国銘柄や金融、資源に流れていたお金が、ITに流れているのかなぁと個人的には思いました。
にしてもAppleすごいなぁ。
最近、Billionsというドラマにはまっており、ヘッジファンドの恐ろしさを目の当たりにしている今日この頃です笑
さて、Tiger Global以来更新が止まってしまっていたファンドのポートフォリオについてです。
Coatueについては以前もブログで書きましたが、シリコンバレーのオフィスをa16zの近くに置いていて、Appleに2003年から投資をしていたツワモノです。

まず、以下がポートフォリオです。


保有株式時価総額は、1000ドル単位です。

このファンドは、Activision BlizzardやElectronic Artsなどゲーム関連銘柄に投資しているファンドです。
まず、メディアに投資を増やしていますね。Liberty Globalの持分を増やしたほか、CBSも新規で保有しています。
また、最近上場した企業のBoxやFitbit、twilioなどにも投資も増やしているほか、ExpediaやLendingTree、Match groupなどIAC銘柄への投資も増やしています。
また、Paypalの投資分を2倍にしています。
一方今回かなり持分を減らしているのが、MicrosoftやAdobe、Amazon、Tableau software、Splunk、squareなどを半分近く減らしています。見た感じクラウド系ですかね(結構雑なくくり)。

てかSolar Cityとかcheetah mobileに投資してたんですねw
ちょっと面白い笑

にても時価総額数千億単位のIT企業はわからないので、ちょっと勉強せねば...
よく長寿企業というものが注目されますが、今回は戦後に0から設立され、時価総額1兆円を超えた企業について調べていました。
戦後に0から設立された企業とは、創業者が戦後、0から起業した企業のことで、民営化や財閥、分社化、大企業資本によって設立されたものは含みませんよということです。

まず、以下が時価総額1兆円を超える企業の一覧で、108社です。
平均で約92年です。
驚くべきは、キーエンスかなと。
ソニー上回るかぁ。





そして以下が、戦後に設立され、時価総額が1兆円を超えている企業で、17社です。

思ったより普通でした...笑
最速は楽天の19年間。

最低20年あれば日本でも、作れそうです。
ただ、早ければ早いほど、M&Aが必要そうですね。
8月にも入り、ヘッジファンドのポートフォリオも公開され始めたということで、
恒例のヘッジファンドのポートフォリオ紹介です。

まず概要から。


これが前回のTigerのポートフォリオです。(2016年3月31日時点)


今回売却されていたのが以下です。


一番大きな動きは、トップポートフォリオであったNetflixの売却だと思います。
Tigerは、Netflixを一番のポートフォリオにしておりかつ、Netflixの5番目の大株主であったにもかかわらず、この3か月で一気にポジションを解除したというのは、なかなか興味深いかなと思っています。
その他には、AmazonとCharter Communicationsを2期連続で買い越している一方、Appleを2期連続で売り越しております。
また、Zillowを前期買ったものの、3か月で売却されています。

多分この中で一番パフォーマンスが良いのが、Etsyですかね。70%近く上げております。
また、Lending Clubも60%、Shopifyも50%近く上げております。
(Lending Clubの株価見ると下がってるのになんでTigerだと上がってるんだろ...前回の自分のミスかな..すみません。)
アメリカのITといってしまうと、どうしてもAmazonやFacebookやAlphabetなどに大型株に行ってしまいますが、チャンスは中小型株みたいですね。

よく見ますと、Paypalこそ入っておりませんが、FinTechにはってたみたいですね。
具体的には、Square、On Deck、Lending Club、Mastercard(一応)
ただ、Lending Club以外はポジションを減らしていますね。

なんとなくですが、上位5社がポートフォリオに占める割合が増えた若干増えたように思えます。
また、前期はかなりの下落に見舞われましたが、今回は特に価値が激減したような企業はなく、むしろ少しずつではありますが、上昇しているようにも見えます。

最後に。
Tiger Globalは、Etsyの第3位、Fleetcorの第4位の大株主。
そしてFleetcorの第2位大株主は、Tiger Globalと同じくTiger CubsのLone Pine Capital。

私最近、「インターネットバブル」という本を読んでおりまして、KPCBやばいなと。笑
「アマゾン!ネットスケープ!エキサイト!AOL!Google!に投資してたの!きゃあ!」
とまぁオタクみたいに興奮してるわけですが。

今回は、「あのVCがお金を入れた結果、トータルで何億ドルの価値を生み出すことに成功したの?」ということをまとめようと思い、VC別にかつて投資していた企業の現在の時価総額を合算してみました。
本当はM&Aも入れたいのですが、キリがないし、埋もれてるものたくさんあるなと思い入れていません。
一応HPもみながらやったのですが、基本Crunchbaseからデータ持ってきてます。





ちなみに、上のグラフを全て数値化すると以下

セコイアでも200兆円近いっすねw
鬼w

最後に、有名な企業の公開時時価総額と現在時価総額を並べて終わります。

アマゾン 
公開時時価総額 4億7500万ドル
現在時価総額 3660億8000万ドル
約770.6倍

グーグル(現アルファベット)
公開時時価総額 230億ドル
現在時価総額 5448億ドル
約23.6倍

フェイスブック
公開時時価総額 1150億ドル
現在時価総額 3648億ドル
約3.1倍

これを見てユニコーンで上場するより、中小型で上場して頑張って伸ばしたほうが、みんなハッピーだなぁってなんとなくわかっていただけるはず。
全く需要はないと思いますが、気分的にまとめたく。笑

人生は大きく2つの生き方があるらしいです。
セレンディピティ重視の人生と戦略的な人生。

僕は基本的に戦略的に生きてきたつもり。
ですが、今思うとセレンディピティ重視の人生だったのかもしれません。


最初の転機は2008年の2月。
中学受験で慶應に入ったこと。
いとこが普通部だったし、父親も中等部だったし慶應を選んだのは必然に思います。
ですが、自分的には、慶應には三田会って言うのがあって就職強そうだしお金持ちがいっぱいいるし楽しそうだし、絶対行こうって思って受けたわけです。
でも正直中等部は第一志望校ではなく普通部が第一志望校だったのですが落ちてw
今思えば中等部でよかったなぁなんておもってます。

2009年の3月(中学1年)。
中等部で一番最初に友達になった奴が器楽部(オーケストラ)に担任から誘われていて、なんとなく自分も昔ピアノやってたし自分も行けんじゃないかと思って、突如としてコントラバスを始めました。この部活に入ったことがきっかけで、イジられるキャラになったと思ってます。(昔はもっとコミュ障だった)

2009年の6月(中学2年)。
株式投資を始めました。笑
最初に買った株は西松建設で70円くらいで買ったはず。
当時カシオとかとも迷ったんですよねぇ…
一応2倍で2011年4月に売却しました。(今は484円で、長期投資の大切さを学びました)
当時の自分のことを友達に聞くと、休み時間に株価見て気持ちが右往左往してる変な奴って思われていたみたいです。

2009年の9月(中学2年)。
器楽部の合宿で後輩からイタ電が来る。
2年生になってから6か月目にして後輩からもイジられるキャラに。

いつか忘れたけど、この頃に「ハゲタカ」というドラマを見まして、
それ以来ファンドが好きになりました。

2010年の4月(中学3年)
図書の会という部活で王子になりました(笑)

2010年の3学期(中学3年)
生徒会総会である議長団に2回目のリコールを提出し、可決するという事故。
(一回目は他の子がリコールを提出するも成立しなかったのに自分が出したら成功しちゃうという…)
この議長団の議長は現在では日本で超有名人です。笑

2013年の12月(高校3年)
塾高には卒業するときに卒研を出さねばならず、当時自分は企業研究のグループに入っていて、その時に話してまだ数回だったNから誘われてビジコンのNESに出場しました。
これが人生を大きく変えることになるとは知らずに。笑

2014年の1月(高校3年)
卒研完成。
研究テーマは「PEファンドはハゲタカか」。ついでに言うと、友達の分も大半を書いていて、それは「投資銀行は本当に死んだか」というもの。

2014年の3月31日(高校3年)
NESの最終審査。
中間審査でテンパりすぎて喋れなかったので、僕は無口。
チームメンバーが発表してくれたのですが、事業内容は、「中高生に株式を広げる」というもの。
賞など貰えないと思っていたら、あるVCの方からなぜか賞をもらいます。
この賞をくださったのがTさんであり、僕の視野は見違えるように広がっていきます。
当時の僕は、日本株とファンドが好きだった一方、上場しているITもベンチャー企業も正直怪しいと思ってました。
しかし、そんな僕にもかかわらず、リサーチの仕事を振ってくださったり、お茶をするようになった結果、VCやベンチャー企業、PE、ヘッジファンドなどをよく知るようになったし、将来は投資の世界に行きたいと思うようになりました。

また、ある時Tさん(今は起業している)に誘われてEVの渋谷オフィスに行った時に、dely(創業前だったかな)のHさんとお会いし、教えてくださったのが、Techcrunchなどテック系のメディアです。そのあと1日だけ営業に付き合って向いてないと思ってやめてしまったのですが...

2014年8月。
NESの時に知り合ったSさんが誘ってくれたのをきっかけにTechouseでインターン開始。
それまで、インターンとか意識高い奴がやるやつでしょwwって思ってたのにいつの間にかに自分がやってたっていうw
この時に知り合った人たちからEDMとか教わったと思うとなかなか考え深い。
それまでクラシック一筋だったので私。笑

2015年8月。
今のインターン先にCVCをやりたくて入るも、いつの間にかFinTechを担当する部署に。
この一年の間、FinTech関係の方にたくさんお会いし、より一層投資の世界に行きたいなと思いを強めました。
だってみなさん口を揃えて880兆円の現金が!っておっしゃるんですもん!笑
寝かせちゃもったいないのでみんな投資しましょ。笑

2016年5月
バークシャーハサウェイの株主総会に運良く連れて行っていただきました。
この時、一緒に行った方からシェアリングエコノミーについて熱く語られ、あーそういう未来が来るのかと。
それまでシェアリングエコノミーってただのバズワードだろうと思っていたものが、そうではなく世の中を根底から変えるものだと考えるようになりました。

そして今。
就活してます。
「十で神童十五で才子二十過ぎればただの人」
まさにこれです...
いや、いつだって神童とも才子とも思ったことはないけど、変わった子な気はしてました。
しかし、今は就活をしている普通の子です。

正直ヘッジファンドをいますぐやりたいけど、投資法を知らずに打っ込むのはどうなのか。
「ファンドを作るのは、あくまでもリターンを返すためであって目標ではない」
あるヘッジファンドマネージャーに言われて心に残っている言葉です。
当たり前っちゃあ当たり前ですよね。

こう改めて見返すと、自分の人生、本当に出会いに支えられてきてるなと。
ここには書ききれないほどもっと色々な人にお世話になっています。

さて、自分は今どうすべきなのか。
とりあえず、色々なところでの出会いを大切にしていきたいと思っています。
そういえば前、「一人の院生が就職活動で創業期の楽天に出会い心惹かれていく30日間」というブログを読んで、著者にあって聞いたことがあります。
「どうやればああいう出会いができるのですか?」
すると彼は、
「いい噂をされるようになればいいんですよ。」

果たして今僕は、いい噂をされるような人間なのか。
どんどんカオスになってる僕ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。