学童保育の“総合的な見直し”に関する説明会がはじまりました~あかね学童の場合 | いろいろが、彩るまち。小金井市長 白井亨(元小金井市議会議員)blog    <※2022年11月2日までは市議会議員としての記事です>

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第一子誕生をキッカケに地域に目を向け色んな「縁」のおかげで地域に生きる“日常の豊かさ”を実感。2013年市議会議員初当選。2017年市議選でトップ当選、再び市政の最前線へ。2022年11月27日市長選挙75%の得票、当選!市長となる。


今晩はあかね学童保育所へお邪魔しました。

小金井市学童保育所の総合的な見直しに関する利用者向け説明会が開催されています。今日のあかね学童にはじまり、日曜日まで各委託予定の学童にて開催されます。


※説明会開始時点の様子(この段階では20名もいませんでした)

今日は初日でこのあかね学童は日曜日も予定されているためか、この雨の影響か、参加者が少ない印象を受けました。ざっと数えて26名でしたが、議員が3名のほか、何と奈良県生駒市から来られた方もいらっしゃいました。他の学童保育所の利用者の方も多かったようです。


以下、父母の質問→市の回答について、殴り打ちメモです。

※父母、市の職員の発言を事細かにメモした訳ではありません。主旨としてこういうことを述べた、というあくまで「メモ」としてお読みください。結構乱暴に打った文章もありますのでご了承ください。

▼父母と市のやりとりメモ

Q.従業員は全員変わる?非常勤も?市は働きかけはしない?
 →あっちで働いて、とは申しあげにくい。

Q.引継期間は?引き継ぎが充分でなかった場合、4月以降も延びることは?
 →ない(引継はその期間に行って頂くための手法を業者側に提案してもらうことになる)。 実際にやっていくにあたっての打ち合わせなどはさせていただく。

Q.業者をいくつ呼んで、いくつの業者にいくつ担当させる?
 →あかね、みどりは1つの業者に任せる。あとは1つづつ。計3つの事業者にしたい。(多くて3つ、少なくて1つ、という問にYES)

Q.学習に関して。今は見守りだけですが、学習の指導をしてもらえると助かるが?
 →今やっていることをやって頂くことを前提としている。今やっていないことを提案受けたとしても、どこかだけ何かに特化することは考えていない。

Q.委託する事業者の指導員になられる方の男女比については市はどう考えているか?
 →男女比を指定する考えはない。

Q.障害をもつ子どもの現在の受け入れ状況と委託後の受け入れ状況は何か変わるのか?
 →障害のある児童の定員を無くす。申請にあたって定員があったがそれを無くす。

Q.支援級に通う児童があかねに入れる?
 →可能です。

Q.父母会も今後残るようだが、父母会のイベント(大運動会など)をやるな、という風にはならない?
 →それは業者がいうべきことではない。

Q.何かをする際に、子どもの相性の問題なども考慮してくれていたが、それは委託先でできるのか?
 →どこまでできるか分からないがそういう業者を選びたい。

Q.父母会活動をやらせない、という他市の話も聴いている。委託する上でどこかに父母会のことが明記されているのか?
 →運営基準の中に保護者が関わっていく連携のことが書かれてある。

Q.そもそも委託するのは市の財政がひっ迫しているということ?
 →ないとはいわない。

Q.今後国や都の補助金を活用することで、財政効果があるというのはどういうこと?
 →今回の業務の見直しは保育時間の延長とか子育てひろばの拡充という目的がある。事業の向上であり効率的な実施という目標があってやっている。様々な事業拡充もし職員も加配するので、事業費はアップするが補助金が出る。

Q.資料の(6)の懇談の場の件。ぜひやって欲しい。頻度はどれくらい?
 →年に1回だと少ないし…とは思うが、具体的にはまだ決まっていない。

Q.不適切なことや何かあった時に我々の意見を吸い上げることはどこがやる?評価委員会みたいなものをつくるとか考えている?
 →何が不適切かどうかわからないが、これまでやってきたことを事業者にやってもらう。

Q.あまりにもサービスが低下して、適切にサービスが提供されていない、とか今のと同等のサービスと比較しそれが明確になったら…契約は何年?
 →1年契約(単年度契約)

Q.引き継ぎが2か月程度でできる?子どもたちをみて、しっかり引き継ぎができるか?
 →契約してから3月末まで引き継ぎをする。月1回は4月以降の話。どう引き継ぎするか、も事業者に提案してもらう。

Q.全入はどうなるのか?
 →全入は変えない

Q.今はいいけど、今後どこかの段階で箱が足りなくなるのでは?
 →毎年右肩あがりで増えるとも限らない。全入の継続が利用者の想い。一生涯続けるかどうかは申し上げられないが、当分の間は続けていくという方針。

Q.資料、3の(1)ところ、「学童保育業務を理解している」とあるが、「小金井市の」を付け足して欲しい。

Q.委託の件、引継期間の予算はどうなっているのか?そこにお金が出ないと引き継ぎに時間を割くことはできないのでは?
 →募集にかける予算が引き継ぎ分を含めた金額となっている。引継期間も毎日いなければいけないか、なども業者判断。

Q.引き継ぎにどれくらいかけるかは、受けた事業者側の判断になる?あかねは毎日来ているけど、さわらびは週3日しかこない、とかあり得る?
 →そういうこともあり得ます。

Q.引き継ぎ期間もバラバラ?
 →期間は契約から3月末までで統一。

Q.引き継ぎ期間で、頻度がバラバラだと不安になるところも出るのでは?人日計算で仕様書に明記しては?(提案)

Q.「懇談の場」で委託先の指導員のみ?直営の指導員も入る?
 →はい

Q.誰が委託先を選定作業をするのか?運営協議会でなければそこが選定に加わることに困難は?
 →市で選定委員会を立ち上げて市の職員と指導員がなる。利用者の方が入らないほうがいいと考えている。選考にあたってのポイントなどは意見を聴いている。

Q.選定者が評価者になるべきだと思うが、どうか?
 →市がそれを担当することになる。懇談の場や保護者の方にお手間をかける点も出てくるとは思うが。

Q.障害のある子どもをすべて受け入れるというが、生駒市の場合は受け入れた場合の加配があるが、事業者への委託費への配慮は?
 →特別支援学級の児童はこれまで通り配置するが、通常学級に通う児童の場合は配置は要らないと判断している。

Q.場合によっては3つの事業者となりリスクヘッジとなるが、やはり1社に偏ることに懸念がありリスク分散するのか?
 →より多くの業者に応募してもらいたい、という想い。4つを1社に任せるのは適合する会社が限られるため、選択肢がなくなる。

Q.正規職員と非正規職員の比率をどう委託の際に指定するのか?
 →いま以上でどういう職員配置ができるか、を提案してもらう

Q.延長について。どの程度の割合で延長を希望している?
 →利用者意向アンケートを以前とったときに、半分くらいが利用意向があった。5園連のアンケートで学童の延長について書かれていた。来年入所の希望調査では延長利用の希望者は約33%。

Q.全入の件。対象が6年にあがるはずだが、全入をうたって大丈夫?
 →児童福祉法の改正により新制度の施行。今回市の条例改正の中身は、学年については「「当分の間今まで通り」にする旨付則で記載している。

Q.仕様書はできている?
 →仕様書案を運協にも提示している。

Q.「入所希望調査」は来年度の傾向がつかめていると思うが、支援級に入る児童数は見込めているか?
 →来年小学校にあがる子どもが支援級にいくかどうかまだ決まっていないと思う

Q.支援級の児童が地域の学童に入所する場合、委託する学童に1月の入所申請で支援級の入所希望があった場合、配置が間に合うのか?
 →小金井市の加配の考え方を示してご提案をもらうので、蓋を開けたらできない、ということにはならない。加配がつく前提。

Q.運協から質問を事前に提出したが、そこからこぼれている質問はどう扱われるのか?
 →今回説明会を実施するにあたって、事前にたくさんいただいたが、全てに文書回答することを約束しているわけではない。

Q.事業者が決まったあと、事業者を交えた説明会はやるのか?
 →3月?に入所前の説明会をやっているがそこで。

Q.今年度、保護者に説明する場があってしかるべき(今の1・2年の保護者に対して)だと思うが?
 →その辺はご意見として捉えさせていただきます。


幾つか聴きもらした分もあり、聴き取り辛かったやりとりもあります。
ぜひ、明日以降の説明会で再度確認してみてください。


<明日以降の説明会の予定>

▼9月2日(火)19時~21時 さわらび学童保育所

▼9月4日(木)19時~21時 まえはら学童保育所

▼9月5日(金)19時~21時 みどり学童保育所

▼9月7日(日)10時~12時 あかね学童保育所
       14時~16時 公民館本館学習室A・B




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