「夕陽妄語」巡り渋谷へ 「夕陽が結ぶ加藤周一と尾崎豊」! | とんとん・にっき

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朝日新聞:2019年10月21日

 

朝日新聞で連載していた加藤周一の「夕陽妄語」の担当者が、「夕陽」をキーワードに思いを語った文章です。僕は、朝日新聞に連載していた時に、「夕陽妄語」は読んでいました。

 

渋谷・宮益坂近くに中学の頃住んでいた加藤周一。夕陽とのかかわりで、尾崎豊が「焼けつくような夕陽」と歌ったことに関連付けています。

 

「渋谷町」の地図

出典:「加藤周一はいかにして…」

1931年(12歳)、一家は渋谷町大字金王町から同美竹町に転居。

 

1937年の宮益坂

出典:「加藤周一はいかにして…」

 

「金王八幡神社」

学校の近くにあった八幡神社。

加藤は、学校の行き帰りにその境内を通り抜けた。

 

金王八幡神社

 

金王八幡神社の見上げ

 

「渋谷クロスタワー(旧東邦生命ビル)」

「CROSS TOWER」の文字の後ろ側に、「尾崎豊の碑」があります。

 

「尾崎豊を悼む碑」

煉瓦の壁にびっしりとファンの書付が…。

 

「尾崎豊ファン」にとっては、ここは「聖地」です。

 

加藤周一関連の本が溜まってきました。

いずれにせよ、何らかの形で書いておかないと、いつまでたっても読み始めないので、読み始めるきっかけになればいいんです。

 

購入してあったが、まだ読んでいない。

加藤周一はいかにして「加藤周一」となったか

―「羊の歌」を読み直す

2018年10月5日第1刷発行

著者:鷲津力

発行所:岩波書店

 

先日のシンポジウム会場で購入した本

「称えることば 悼むことば

加藤周一推薦文・追悼文集」

2019年9月20日初版第1刷発行

著者:加藤周一

編者:鷲巣力

発行所:西田書店

(帯の文章は水村美苗)

 

シンポジウムのコーディネーターをしていた三浦信孝を知ろうと思って購入した本。シンポジウムをまとめて、本にする予定だという。

「戦後思想の光と影―

日仏会館・戦後70年記念シンポジウムの記録」

2016年3月31日初版第1刷発行

編者:三浦信孝

発行所:風行社

 

過去の関連記事:

国際シンポジウム「加藤周一の知的遺産と世界の中の日本」に参加した!(9月21日の部)

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加藤周一の「羊の歌」、「続 羊の歌」を読んだ! 

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