中村屋サロン美術館で「荻原守衛展 彫刻家への道」を観てきました。観に行ったのは、10月21日のことした。
始めて芸術の威厳に打たれ、
美の神聖なるを覚知して
茲に彫刻家にならうと決心した。
荻原守衛25歳、ロダンの「考える人」に対峙し、
彫刻家になる決意をする。
展覧会の構成は、以下の通りです。
1.荻原守衛の彫刻~日本での活動
2.荻原守衛、画家を志す~ニューヨーク~第1次パリ時代
3.第2次パリ時代
荻原守衛とオーギュスト・ロダン
4.帰国後の荻原守衛
5.荻原守衛と中村屋
1.荻原守衛の彫刻~日本での活動
2.荻原守衛、画家を志す
~ニューヨーク~第1次パリ時代
3.第2次パリ時代
荻原守衛とオーギュスト・ロダン
4.帰国後の荻原守衛
5.荻原守衛と中村屋
「生誕140年・開館5周年記念
荻原守衛展 彫刻への道」
中村屋サロンの中心的人物であり、日本近代彫刻に新風を吹き込んだ荻原守衛(碌山)。荻原は少年のころ、信州安曇野の中村屋創業者・相馬愛蔵宅にあった長尾杢太郎の「亀戸風景」を目にし、画家を目指しています。東京の画塾不同舎を皮切りに、ニューヨーク・パリへと修行の舞台を広げていきましたが、パリのサロンで出会ったロダンの「考える人」に感銘を受け、彫刻家への道を歩み始めました。また、その過程ではのちの中村屋サロンを形成する芸術家たちとの交流を深めていきました。本展では、荻原守衛の生誕140年と中村屋サロン美術館の開館5周年を記念して、荻原彫刻を中心に絵画や資料、さらにロダンや荻原と特に親交を結んだ芸術家の作品を共に展示することによって、荻原芸術の神髄に迫ります。
「中村屋サロン美術館」ホームページ
https://www.nakamuraya.co.jp/museum/exhibitions/
「生誕140年・開館5周年記念
荻原守衛展 彫刻への道」
図録
発行日:2019年9月14日
編集・発行:中村屋サロン美術館©2019
過去の関連記事:
中村屋サロン美術館で「中村彝生誕130年記念~芸術家たちの絆展~」を観た!
中村屋サロン美術館で「新宿中村屋 食と芸術のものがたり」を観た!
中村屋サロン美術館で「日本近代洋画への道」を観た!
中村屋サロン美術館で「中村不折の魅力展」を観た!
「生誕130年記念中村屋サロンの画家 斎藤与里のまなざし」展を観た!
「中村屋サロン美術館 通常展」を観た!
新宿歴史博物館で「新宿中村屋に咲いた文化芸術」展を観た!