佐藤正午の「花のようなひと」を読んだ! | とんとん・にっき

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佐藤正午の「花のようなひと」(岩波現代文庫:2017年8月18日発行第1刷)を読みました。ドトールでアイスコーヒーを飲みながら、たった1時間で・・・。


実はほぼ半分が牛尾篤さんの絵です。これがまたいい。素晴らしい。もちろん文とも見事に合っている。


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「花のようなひと」は2005年9月、「幼なじみ」は2009年2月、いずれも岩波書店から刊行されたもの。それを合わせて文庫本一冊にしました。


従って、「第157回直木賞受賞」は帯だけです。


本のカバー裏には、以下のようにあります。

日々の暮らしの中のなにげない出来事、揺れ動く心象風景――その一瞬の物語を、”恋愛小説の名手”が様々な花々に託して描き出す。その世界観を牛尾篤が洗練された筆致であざやかに映し出した、ふたつの才能によるコラボレーション。直木賞作家が贈る、やさしさの花束。習作「幼なじみ」をあわせて収録。(解説=桂川潤)


佐藤正午:

1955年生まれ。北海道大学文学部中退。1983年「永遠の1/2」で第7回すばる文学賞を受賞。2015年「鳩の撃退法」(小学館、2015年)で第6回山田風太郎賞を受賞。2017年「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞。ほかに「小説家の四季」(岩波書店)、「小説の読み書き」(岩波新書)なお。


牛尾篤:

1958年生まれ。画家。1984年、多摩美術大学油絵科卒。1984-88年、国立ウィーン応用美術大学でヴォルフガング・フッター氏に師事。著書に「憧れのウィーン便り」。


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