こんにちは、日昔智子です。
いつもありがとうございます。
不登校でしんどい思いをしているお母さん、今は春休みなので、少しだけ、気持ちが楽に過ごせているでしょうか?
不登校に関して色々と調べていると、
「お母さんが変わりましょう。」
「お母さんがまず元気になりましょう。」
「お母さんが元気でないと、子どもを支えられません。」
そんな内容の情報がたくさん入ってきて、
「私が変わらないといけないんだ…」
「私が元気にならないと、子どもを元気に出来ないんだ…」
そう思って以前の私は、必死に変わろうとしたり、元気になろうとしていました。
確かに、お母さんが捉え方を変えたり、元気になったり、心地良く過ごすことは大切だと思います。
でも、
「子どもを元気にしたいから。」
「子どもを学校に行かせたいから。」
ばかりに意識がいくと、
子どもに変わってほしいから、
と目的が「子どものため」になり、
「子どもを変えるため」の、
コントロールの意識になってしまいます。
「じゃあ、どうしたら良いの?」って思ってしまいますよね…
結局、目的が「子どものため」の場合は、
子どものためになりません。
お母さんが元気になる、変わる、よりもっと大切なのは、
お母さんが、
自分の本当の気持ちに気づくこと、
出すこと、です。
お母さんが本音で生きることなんです。
お母さんの、心配な気持ち、不安な気持ち、それらを見ないようにしたり、抑えたりして、
無理に不安を感じないようにしたり、元気になろうとしても、余計に苦しくなってしまいます。
だから、
不安や心配があるなら、しっかり出したり、落ち込む。
蓋をしたり、なかったことにしないで、感情をしっかり出す。感じる。
子どもに向けて出すのではなく、一人でいられる時間の時に…
言葉にして言ってみたり、叫んでも良いし、泣けてきたら、思いきり泣いてみる…
イライラや我慢してること、子どもへの不満があるなら出す。
お母さんの辛い気持ち、不安な気持ち、心配な気持ち、を出しきる、感じる、ことが大切です。
子どもは子どもで、自分と向き合っています。
だから、
お母さんも、自分の気持ちと向き合う。
そうすると、子どもは、
「お母さんのため」じゃなくて、
「自分のため」として考えたり、
行動したりできるようになります。
子どもが不登校なのは、
子どもの問題です。
子どもが自分で解決するしかない。
私達親には、
どうにもしてあげられない。
私達親は、心配や不安があるなら、「自分の問題」として、しっかり出して感じるだけです。
どうか
「子どものため」ではなく、
これからは、
「自分のため」に行動していって下さいね。
無理に変わろうとするよりも、自分の感情を出す方が先です。
「私が変わらないと…」というプレッシャーよりも、お母さんが「本音で生きる…」
の方が、結局子どものためになります。
どんな感情があっても良い。
どんな感情があるのか、しっかり感じてみて下さいね。