F1や1/12サイズに代表されるDD(ダイレクトドライブ)カーと呼ばれるようなマシンは、ツーリングカーと違って使用するタイヤにスポンジタイヤをメインで使用することがあります
そこで重要になってくるのが『指数』です
この指数とは簡単に言うと『モーターが1回転する際に進む距離』のことです
では『ナゼ指数が大事なのか?』
DDカーのタイヤはスポンジで出来ているので、走行を繰り返すとスポンジが減ってタイヤの径が小さくなってしまいます
例えば新品状態のF1用のタイヤ(ZENのオメガ)は約58.4~5mmですが、走行を重ねるとどんどん径が小さくなって45mm以下になってしまうこともあり、そうなると新品のタイヤとの直径の差は1センチ以上にもなります
タイヤの径が変わってしまうと同じギヤ比でもスピードの伸びや立ち上がりのフィーリングも変わってしまうので、ギヤ比を変えて同じフィーリングを維持するイメージです
そのため、DDカーを走らせているかたは何枚かのピニオンを用意しているか、最初からタイヤを削って径を調整していることが多いです
ちなみに指数の計算方法は
タイヤの直径×3.14÷スパー×ピニオン=指数
で算出されます
めんどうなことは抜きにしてスマホなどで簡単に指数の計算がしたいかたはコチラ↓
屋上のF1クラスのレギュレーションだと、だいたい指数『82』(ギヤ比でいうと2.2くらいだと思います)くらいから始めてストレートエンド手前(1コーナーを曲がり始める前)で最高速が出るようにギヤ比を調整することから始めてみましょう
具体的な目標としては屋上サーキットのF1クラスだと12秒台に入ることで、最終的に12秒前半が出れば十分レースが出来ると思います