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CINEPHILIA~映画愛好症~

気づいたら11月。もうすぐ1年終わっちゃいますねー。今月はフィルメックス見に行かれたらと思ってます。

最近、大人ニキビがひどいので、食生活に気を遣うようになりました。

といっても、お手軽なことしかやらないのですが、最近気に入っている

アイテムをいくつか。


混ぜ込み雑穀青菜(浜乙女)CINEPHILIA~映画愛好症~-雑穀


炊いたご飯にふりかけて、簡単に使えます。

雑穀って食べたことがないけど、お茶漬けのおせんべいみたいなものが入ってて、美味しいです。食物繊維やカルシウム・鉄がとれるらしいです。













ダノンBIO(ダノンジャパン)
CINEPHILIA~映画愛好症~-ダノンBIO


CMにつられて、14日間から。確かに、1週間-10日目あたりから、おなかの調子がよくなりましたニコニコ。少し前に、「ヨーグルトの効果は夜の方が高い」という記事を読んだので、私は夕方おなかがすいた頃に食べています。


私のお気に入りは、栄養と美味しさを兼ね備えた「紫の野菜」味です。





納豆CINEPHILIA~映画愛好症~-納豆

ここ5年くらい、納豆を食べていなかったのですが、肌にいいと聞いて飛びつきました。繊維質や、タンパク質、ビタミンB群、E、Kなんかがいいらしい。これまた、発酵食品なので、夜納豆しています。


炒めたひき肉と合わせて、キャベツで包んだり。

まぐろ納豆にしたり。





CINEPHILIA~映画愛好症~-TEA'S TEA

TEA'S TEA チャイミルクティー

これはヘルシーとは違うんですが、最近映画を見るときのお気に入りです。ジンジャーというより、シナモンがきいていて冬だなー、クリスマスも近いなーという気分になりますベル









CINEPHILIA~映画愛好症~-christmascarol

金がすべてで、家族を持たず、人とのきずなに背を向け、ただ己の金銭欲を満たすためだけに生きるスクルージ(ジム・キャリー)は、街一番の嫌われ者。あるクリスマス・イブの夜、かつてのビジネス・パートナーの亡霊が現われ、スクルージを彼自身の過去・現在・未来をめぐる時間の旅へと連れ出す亡霊にとりつかれると予言する。


アニメって久々に見たんですが、3D技術の素晴らしさに目を奪われました。そこにはリアルなロンドンの町があって、主人公の視点に合わせて空飛ぶシーンでは酔いそうになってしまったほど。これは+300円の価値ありです。これからは、アニメといったら3Dで見ようっと(特に、予告編で流れた「アリス・イン・ワンダーランド」はすごそう)。


お話は伝統的なものなので、これといって面白みはなかったですが、耳馴染みの良いクリスマスソングが山ほど流れるので、自然とクリスマス気分になりました。


公開中

満足度:★★★★★★☆☆☆☆

CINEPHILIA~映画愛好症~-ソフィーの復讐

キュートかつ奔放で、想像力に満ちあふれている女流漫画家のソフィー(チャン・ツィイー)。付き合って2年になるイケメン外科医のジェフ(ソ・ジソブ)にプロポーズされ、幸せの絶頂にいたソフィーだったが、ジェフが手術を担当した映画女優のジョアンナ(ファン・ビンビン)に心変わり。別れを告げられ、打ちのめされたソフィーは、予定していた結婚式までにジェフを取り戻す計画を立てる。


美術がカラフルで女の子好み。チャン・ツィイーの色々な表情が見られて楽しいのですが…

ストーリーは一昔前のロマコメといった風。そもそも、主人公が立てる作戦がちっとも面白くないんです。勘違い女と取れなくもなく、見ている方が恥ずかしい。これはチャン・ツィイー様だから許されるってものでしょ。


1月9日公開予定

満足度:★★★★☆☆☆☆☆☆

木下恵介監督作品です。


病弱な夫(宇野)をもつ人妻・典子が若い医師(三船)に惹かれてゆき、やがて大事にしていた婚約指環のことも忘れるようになる…。三島由紀夫が賞讃したことでも知られるメロドラマ。俳優として戦後初めて渡米した田中の帰国第1作で、田中絹代プロの旗上げ作品。(フィルムセンターHPより)


宇野重吉と三船敏郎の間を揺れる人妻。うーん、私だったら三船敏郎に走ってしまうわ、などと勝手な妄想を膨らませながら鑑賞しました。ヒヤヒヤする場面もありながら、最後は家族のつながりというモノに心なごませる、なんとも懐かしい感じの映画でした。



CINEPHILIA~映画愛好症~-パイレーツ・ロック

『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督…と言われたら、スルー出来ないでしょ。


素行不良で高校を退学になったカール(トム・スターリッジ)は、更正を望む母の提案で、母の旧友クエンティン(ビル・ナイ)のいる船に乗船。その船は、アメリカ出身のザ・カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)ら、クールなDJたちがロックの取締りをもくろむ政府の目を盗み、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局だった。


キャストも豪華だし、楽しい雰囲気満載、音楽ガンガンなのですが・・・なんだろう。それだけで終わっちゃったんだよね。もちろん、ラジオ世代・ロック世代にはそれだけで十分という意見も分かりますが、せっかく映画なんだから政府との攻防をもうちょっとスリリングに見せるとか、主役のカールの恋愛にもい少し力を入れるとか、一歩欲しかったです。


登場する女の子なんかは、いかにも昔風で可愛かったわ。


公開中

満足度:★★★★★★☆☆☆☆

CINEPHILIA~映画愛好症~-守護天使1 CINEPHILIA~映画愛好症~-守護天使2

最近、映画のチェックを怠っていたので、こんな映画があるのも知りませんでした。おいおい、『守護天使』ってタイトルもヤバくないか!?と思ったら…第2回日本ラブストーリー大賞受賞作が原作で(ちなみに第1回は『カフーを待ちわびて』)、『キサラギ』の佐藤祐市監督作で、佐々木蔵之介さんが準主役級で出ているではないですか。急いで、行ってきました。

通勤途中の駅で一日の小遣い500円を落としたサラリーマンの須賀(竹山隆範)。拾ってくれた優しい女子高生の涼子(忽那汐里)に一目ぼれした須賀は、勝手に彼女を守ることを決意。しかし、勤務先のNPO支援塾で担当する引きこもりの大和(與真司郎)が見つけたブログには、彼女が書いたらしいみだらな日々がつづられていて……。(シネマトゥデイ)

『キサラギ』ほど練られたストーリーではないけれど、笑いが絶えない作品でした。お笑い芸人が主役のラブ(?)コメディで、フレッシュな若手(AAAのもう1人の美形)と演技派俳優の味がうまくかみ合い、チームになっているのが楽しそうに見えました。

上映終了後、スポットライトもあたらないうちに「こんばんは。佐藤です~」「カンニング竹山です~」と登場したので、皆大喜びです。お二人はキャンペーン続きで仲良くなったらしく、コントのような掛け合い。沖縄映画祭では、竹山さんが、『ドロップ』で来ていた品川さんを紹介し、佐藤監督の次回作(『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』)に出演してもらうことが決まったそうです。小さな試写室なので、Q&Aもアットホームな雰囲気でした。

Q「主演に竹山さんを選んだのは、どうしてですか?」
監督「デブだからです。外見で決めました」
しかし主役級をやるのは今回初めての竹山さん。真面目に台本を読んで、監督の言うことを素直に聞いて、かなり頑張ったそうです。NGもほとんど出さなかったそう。監督がこだわってテイクを重ねたのは、前半の竹山さんと寺島しのぶさん(夫婦役)の白髪染めで言い合うシーンらしいです。

帰りには、出口で佐藤監督と竹山さんが握手でみんなをお見送りしてくれ、大満足な試写会でした。3人に口コミしないといけないそうなので、久し振りに日記にしてみました。


6月20日(土)より渋谷HUMAXシネマ、角川シネマ新宿他で公開
http://syugotenshi.jp/index.html
満足度:★★★★★★★☆☆☆

CINEPHILIA~映画愛好症~-チョコラ!

こういうドキュメンタリーに、心動かされないばかりか、内心文句をつけている自分が、心配になります…;。

ケニア共和国の首都ナイロビから車で1時間ほどの距離に、人口10万ほどのティカの街がある。そこではようやく空が明るみ始めた早朝、ストリートで生活する少年たちが麻袋を抱えながら鉄くずやプラスチックを拾い集め、回収業者に持ち込んでいく。彼らはスワヒリ語で拾うという意味の“チョコラ”と呼ばれ、人々から差別されていた。(シネマトゥデイ)

作ったのは日本人の小林茂監督。わざわざ小さな試写会で、挨拶していました。雰囲気としては「それでも生きる子供たちへ(2005)」の1エピソードを思い出すのですが…。この映画何が言いたいのか分かりません。どうして体調の悪い小林さんがわざわざケニアに行って映画作ってきたのかも、分かりません(資料読めって?)。貧困?教育?子供のたくましさ?

カメラは、NGO活動をしている松下照美さんについて回って、6人くらいのストリートチルドレンや問題のある家庭を“眺める”だけ。ちゃんと家があるのに、都会で暮らしたいだの言って家出し、鉄くず拾ってお金にして、シンナー吸ってる子もいます。さらに、子供たちが異様にカメラを意識していて、「出演料くれよ」なんてたかる姿まで流されると、観ている方はヒイちゃいますよ;。

主張のなさなのか、編集の問題なのか、観ている私の問題か。


5月9日(土)ユーロスペースにて公開予定
http://www.chokora.jp/

満足度:★★★★☆☆☆☆☆☆

CINEPHILIA~映画愛好症~-60歳のラブレター

まずい…。評判がすこぶるよいんです。著名人のコメントなんかはウソ臭さもあるけれど、Yahoo!映画でもほとんどの人が★5をつけてる。


仕事一筋の夫・孝平(中村雅俊)と献身的な専業主婦ちひろ(原田美枝子)は、定年退職を機に離婚を決意。時間を持て余すちひろは家政婦の仕事に挑戦し、翻訳家・麗子(戸田恵子)の家で働き始める。一方、張り切って第2の人生を歩み出すもさまざまな挫折を味わい、自信を失いかけていた孝平は、娘(星野真里)の出産見舞いでちひろと再会し……。(シネマトゥデイ)

住友信託銀行で企画してきた「60歳のラブレター」のエピソードを映画化したもの。脚本は「三丁目の夕日」「キサラギ」の古沢良太さん(最近も向田邦子賞をもらってました)。軽妙なセリフのやりとり、自分の歴史を語るナレーション、心にじわっとくるエピソードの組み合わせがさすがです。そして3組のシルバーカップルを演じる役者さんは錚々たる顔ぶれ。特に戸田恵子さんが好き♪

でも…私はラストの古臭いまとめ方にガックリきてしまいました。応募企画のエピソードだから仕方ないのかもしれません。60歳前後の方をターゲットにしているから安直になったのか、私が結婚していないから理解できないのか。とにかく、中村雅俊がダメでした。これだったら、「The Yellow Handkerchief」を早く見せてくれぃ。(←2010年を山田洋次監督年にしようという作戦でしょうか…)


5月16日(土)公開予定

http://www.roku-love.com/

満足度:★★★★★★☆☆☆☆

CINEPHILIA~映画愛好症~-キング・コーン

全く関係ないのですが、最近ダイエット・コーク(のアスパルテーム)とシミの関係が気になっています。

そんな「食」を考えさせてくれる映画が、アメリカのドキュメンタリー『キング・コーン~世界を作る魔法の一粒~』(2007)です。


大学の親友同士イアンとカートは、自分たちの食生活を見直すべく国内最大のトウモロコシ生産地アイオワ州に移り住み、農業を始める。二人はトウモロコシ栽培を通じて、補助金制度、化学肥料、遺伝子組み換えなどアメリカの現代農業の実情を目の当たりに。さらに収穫したトウモロコシの行方を追って、二人はアメリカ横断の旅に出る。(シネマトゥデイ)


2人の大学生が卒業間際、自分たちの食べているモノについて考えようとアイオワ州へコーン作りに行くところからスタートするのですが、ただの農業体験ではテレビのアイドルバラエティと変わりません。なんでも、アメリカ食文化はトウモロコシ(そして政府の政策)に支配されてるらしいのです。異常なデブが増え始めたのも、ここ30年の話だとか。日本も他人事ではありません。

これって行き当たりバッタリに見えて、構想を最初に練ってあったんだろうな。ドキュメンタリーとしては正統派。主観の押し付けもなく、専門家の話をよく聞く。しかしその中には、確実に問題提起がある。非常に好感の持てるタイプでした。誘ってくれたマイミク様に感謝。


4/25(土)イメージフォーラムにて公開予定
http://www.espace-sarou.co.jp/kingcorn/
満足度:★★★★★★★☆☆☆



そして偶然なのか、4/25(土)は
 『カンフーシェフ』@イメージフォーラム
 『食客』@新宿K's cinema 
と良く似た2本の食映画が公開です。どっちもどっちな印象ですが、アクションがある分『カンフーシェフ』の方がましだったのかな…。

クシシュトフ・キェシロフスキ監督の没後10年(2005年製作)を記念して作られたドキュメンタリー映画『スティル・アライヴ』を観ました。


『トリコロール』3部作や『デカローグ』などで知られるポーランドの巨匠クシシュトフ・キエシロフスキー。映画大学卒業後、数多くのドキュメンタリーを手掛けながら人間の真実、内面に迫ろうと模索し続けた彼は、やがてドラマにたどり着く。その創作の軌跡をクシシュトフ自身やスタッフ、そしてゆかりのある映画監督や女優らが語る。(シネマトゥデイ)


(名前で気付けよって感じなのですが…)、私の頭の中には『トリコロール』シリーズでインプットされていて、フランス人かと思っていました。 そして、今知った事実。→トム・ティクヴァ『ヘヴン』が天国で、ダニス・タノヴィッチ『美しき運命の傷痕』が地獄なのね。

そんな無知全開な私なので、彼について語られてもピンと来ませんでしたワ;。語る人は豪華です。きっとファンの人なら、楽しめると思います。


日本未公開作品も含めて、特集上映がユーロスペースで6/20~。
http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=205