さてさて。【中編】からの続きがこちら。
行田市小針の古代蓮の里(こだいはすのさと)を訪問中です(`・ω・´)
入り口前にある待ち時間のお知らせは展望タワーのエレベータに乗るまでの時間です。
なので単に古代蓮会館に入るだけなら待ち時間ゼロですよ。
そうなんですよ、奥さん ヾ(・ω・`)
展望室エレベーターは昨年のギネス・フィーバーであまりに混むようになったため整理券方式に変わりました。
おかげで長蛇の列に並ぶ必要もなく、時間を有意義に使うことが出来る素晴らしいシステムです
(整理券番号の呼び出し放送は園内のどこにいても聞こえるのでご安心ください)
さっそく入館券と整理券を提示して再入館しました。
現在呼び出しは22番。あと5分少々だと思うので付近で時間をつぶします。
フロアに田んぼアートがギネス世界記録として認められた際の認定証を発見
その隣には2010年以降の田んぼアート写真パネルも展示中です。
*田んぼアートの取り組み自体は2008年からおこなわれています
そしてネタバレになってしまいますが、今年2016年度の田んぼアートデザインがこちら。
30周年を迎えたドラゴンクエストシリーズの第1作パッケージをモチーフとしています。
勇者、ドラゴン、スライムそして行田蓮が上手く配置されていますね。
世界中で愛されているRPGと、世界一大きい田んぼアートとのコラボレーションです
そして田植えにはゲームデザイナーでドラクエ生みの親・堀井雄二氏も来場。
サインと写真を見て喜ぶ人や写真に収める人が多数。
なるほど。すごい人なんだな…。
ワタクシはゲームを一切しないのでサッパリ分かりませんが伝説のお方のようです (-人-)
\ 整理券番号23番の方 /
おっ!ようやく呼ばれましたね。さっそくエレベーターに乗り込みますよ。
とはいえキャパが11人しかないため2便に分かれました。
\ チ~ン♪ / けっこうギッチギチ状態で33秒。ついに展望室に到着しましたよ。
そして眼下に広がる光景がこちら!(・`ω´・)9 テッテレー
2016年度の田んぼアート in 行田
DRAGON QUEST 30th ANNIVERSARY でございます
行田市の田んぼアート史上、最多となる9種類の稲を使ったデザインが素晴らしい
2008年から続く作品の中で最高傑作じゃないでしょうか。
ゲームに興味のないワタクシでも感動する見事さです!゚+。(*′∇`)。+゚
実際の使用品種は会館の入口前にも展示してあるのでご覧くださいませ。
あ!ひらめいた!ヘ(゚∀゚ヘ)
この鉢をいっぱい作ってモザイク状に並べればグランドや駐車場、屋内などいろんな会場で田んぼアートが出来そう。しかも絵柄も自由自在じゃないですか!!!
…などと、田んぼアートの可能性を感じつつ、関係者から勘弁しろ!ヽ(`Д´)ノの声が聞こえてきそうなので妄想にとどめておきます
さて。現実に戻って望遠でスライムに寄ってみました。
向こう側に停にまっている自動車と比べ、どれほど大きいか分かるかと思います。
センターのドラゴンはお腹の部分には先ほど見た「黄大黒」が使用されています。
少し緑色も混ざっていますが遠目に見ると見事に黄色です。今がちょうど見ごろかも。
数字の部分や剣などに使われている「ゆきあそび」もしっかり白く発色して綺麗ですね。
田んぼの手入れをしていた方にたずねたところ、今年は天候もよく順調に育っているそう。
雑草除去や水の管理が大変そうですが刈入れまで頑張って欲しいです。
あと、小姑的な視点ですが…
右下にしっかりとⓇマークが入っていました (´∇`)
今後、行田市がポストカードなどの田んぼアートグッズやポスターを作ると思いますが、権利に関する契約もシッカリしているんでしょうな!(;・`ω・´)
あっ!そうだ皆さん。今年は素敵なアイテムが導入されましたよ
こちら忍者レフなるもの。通常のレフ版機能はここでは不要ですが…
田んぼアートの撮影に威力を発揮する「黒い面」が特徴。ガラス面の映り込みを消すことが出来ます。
使い方は黒い面をガラス側にして中央の穴にカメラのレンズを挿し込み撮影するだけ。
今回使ったコンデジのレンズ径にピッタリでした。
一眼レフカメラでも最大82㎜径のレンズまで対応可能(ちょっと広げることができます)。
で、肝心の効果ですが…装着せずに撮るとこんな感じ。
ガラス面に自分の姿や背後の白い壁が映り込んでいます
そこで忍者レフにレンズを通して撮影するとご覧のとおり。
映り込みが消えてますね。なかなか良い感じですよ、これ
ガラス越しの撮影や夜景撮影が多い人は持っていても損はないアイテムかと思います。
ここでは貸し出しだけなので興味のある方はネット通販などでご購入くださいませ。
( 商機!ここでも販売すれば結構売れるかも ← )
ただ、なるべくガラス面に寄って撮影するという点では今まで同様の注意が必要です。
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展望室は田んぼアートだけでなく見晴らしも最高。
回廊になっているので360度ぐるりと周囲を見渡せます
行田市街の方を向いてパチリ
毎回お約束の行田浄水場と大規模太陽光発電設備メガソーラー
です。
最大給水能力50万㎥/日の浄水場と発電容量1,200kwの太陽光発電設備とのコラボレーション。
お天気がいいと富士山やスカイツリーも見えたり・見えなかったりします。
山ははるか向こう。関東平野を存分に楽しむことが出来ます。平野マニアの方はぜひ
展望室の滞在時間は皆さん意外と短めで、30分前後という感じ。
自販機もトイレもないのでエレベーターに乗る前に済ませることをおススメします。
さて。ワタクシもそろそろお腹いっぱいになってきたので降りることにします。
今回使ったのはSONY RX100というワイド端28㎜レンズのコンパクトデジカメ
そのため田んぼアートの両端が少し切れてしまいました。
全て入れるならフルサイズ20㎜前後の広角レンズがよろしいかと思います。
その画角の違いはコチラが参考になったりならなかったり。
昨年の撮影ですがスマホカメラ、コンデジ28㎜、フルサイズ17㎜で撮り比べてあります。
どちらかというと、敢えて左右を切った方が迫力が出て見ごたえあるかも知れませんな
なので高価なカメラが無くてもケータイ、スマホカメラでも十分綺麗に撮れますよ♪
しかしその際もガラス面にレンズを近づけて撮ることが鉄則。
なるべく映り込みを抑えられるよう、いろいろ試してみてくださいね!╭( ・ㅂ・)و
さて。表に出たところエレベーターはまだ120分待ち(14:25現在)でした。
そしてホワイトボードに…
これから受付をするお客様は閉館時間までにご案内できません。ご理解の程お願い申し上げます
のメッセージが
古代蓮会館の営業は16時半(受付は16時)までなので今から120分待ちだと間に合わないということですな。
しかしこれは展望タワーのエレベーターを利用する人向けのメッセージ。
展望室には登らなくてもOK!という方は16時まで普通に入館できるのでその点、誤解の無きよう。
しかし一度上空から見ておくと地上での見方が変わるというもの。
ぜひ展望室から見て欲しいです。そして実際に間近で歩いてみてその大きさを実感してくださいませ。
ふぅ。暑い暑い。
再び戸塚煎餅店さんのテントに立ち寄ってかき氷を購入。もうすっかりお約束ですな。
そして今年もブルーハワイ… と見せかけてラムネ味にしてみました ( ´艸`)♪
おぉ!これは懐かしい味ではないか。こりゃリピートしそうだわい。
しかしよく考えてみると「ブルーハワイ」ってなに味だ?(・ω・)
色だけにひかれてよく買ってるけど、味に関してはよく分からんな。
とまあ、そんなこんなで古代蓮と田んぼアート両方を楽しめた一日でした。
エレベーター2時間待ちというと尻込みしそうですが、整理券方式なので苦になりませんよ。
待ち時間の間に展示室を見学したり外で蓮を楽しんだり出来ますし。
ただ、蓮の時期は8月上旬までなので急ぐ必要がありそうです。
開花状況は古代蓮の里HPの現在の園内の様子で確認出来るのでご覧ください。
そして田んぼアートの現状は行田市のHPの田んぼアートin行田で随時更新されています。
こちらは10月の刈入れまで色の変化を楽しめます。一度ならず何度も通ってお楽しみください。
【2016.7.27】 行田市のオフィシャル動画がyoutubeにUPされました。
ドローンを使用し、通常では見られない視点での田んぼアートをご覧いただけます。
そしてぜひ、現地に足を運んで実際の迫力を楽しんでくださいませ!(๑•ㅂ•)و✧
ちょっと耳寄り
休日は駐車場が混雑しますが北側駐車場は意外と空いてますよ。ぜひご利用ください。
また、8月31日まで3館相互割引きを実施中です。
「古代蓮の里」「行田市郷土博物館」「埼玉県立さきたま史跡の博物館」の3館いずれかの施設を利用した際の入館券を受付で提示すると割引料金で利用できます。こちらもぜひ 古代蓮の里(こだいはすのさと)
http://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/
埼玉県 行田市 小針 2375-1
【古代蓮会館】
・開館時間 7:00~16:30(蓮の開花期)
・入館料金 大人400円 小人200円
公園自体の入場は年中無休・無料開放です
無料(蓮の開花時期は有料)
048-559-0770
詳しい地図はこちら
【 古代蓮の里で田んぼアートと古代蓮を見学 前編 >> 中編 >> 後編 】
【 行田市の田んぼアート 2010年 ・ 2012年 ・ 2013年 ・ 2014年 ・ 2015年 ・ 2016年 】