ハイサイ!(・ω・)/ 毎日朝から暑いですな。
夕立が無いことを祈りつつ、洗濯物を干した後は…
先週下見
をしてきた古代蓮の里(こだいはすのさと)
を再び訪問
あ、そうそう。駐車場は再び「無料」に戻っているのでご安心ください
で、本日の目的は世界最大規模の田んぼアート を見ること。
すぐお隣にある田んぼで巨大なアート作品がすくすくと成長中なのでございます ヽ(´▽`)/
だがしかし!(;・`ω・´)
軽トラで見回りをしていたおじさん(関係者)のお話によると、今年も高温障害が出ているそうな。
連日の猛暑で田んぼの水温もかなり上がっております。
*紫905
は順調ですが
葉の色の違いが田んぼの水温にも影響するそうで、同じ水田でも場所によって水温が違っているんだとか。
なるほど。さすが現場を知るプロの方でないと分からないことですな。
そして素人目にも成長が遅くて気になっていた白い部分(ゆきあそび )ですが、もともと東北で開発された品種で、暑さに弱いようです。
よりによってそれを日本一気温が高いと言われる熊谷市の隣で栽培する事になろうとは
しかも、あまりに気温が上がると葉の色が白→緑に変色してくるそうですよ。
そうなると白色を期待してデザインした作品の印象も変わってきますね。
そのうえ今年はすでに2度の冠水にもみまわれていて、今後の台風も気になるところです。
まったく心配の種が尽きませんな (/ω\)
田んぼアートだからお遊び気分(失礼)かと思っていたら…とんでもない!
その地の気候風土に合わせて改良した品種じゃないのでメチャ大変じゃないですか…。
今まで「もっと複雑なデザイン希望―」と思っていた自分のバカバカ!ヽ(`Д´)ノ
製作者の苦労をちょっぴり知って猛省しつつ、上空からも鑑賞する事にしました。
そう。こちらの田んぼアートは展望タワーから見ること前提で作られているんですよ。
公園内の入場は無料ですが、古代蓮会館には入館料が必要です。
お得な各種割引(団体、障害者、JAF割)があるのでぜひご利用ください
また行田市郷土博物館 、埼玉県立さきたま史跡の博物館 との相互割引きサービスもあります。
当日そちらも訪問予定の方はチケットを大切にお持ちください(詳細はオフィシャルサイト で)。
館内の涼しさにホッと一息つきつつ、エレベータに乗って50メートル上空の展望室を目指します。
蓮の花のピーク時には来場者が殺到して1時間近く並ぶ事もありますが、本日は行列ゼロ。
我の前に人なし、後に人なし。待ち時間は33秒でした (´∇`)♪快適~
押しボタンには1階←→2階しかなく、しかも50メートルも上にあるのに2階て… ( ´艸`) ププ
と思いつつ30秒そこそこで到着。
エレベーターを降りるとそこには広大なパノラマが広がりました。
こちらが行田市の平成27年度田んぼアート作品
未来へつなぐ古の軌跡(いにしえのきせき)でございます(・`ω´・)9 ドーン!!
手前に見えている道路が先ほど写真を撮った場所。
50メートルのスケールが描かれているのでその規模がお分かりになるかと思います。
「古代から未来へ 夢をつなぐまち ぎょうだ」をイメージしているそうです。
古代蓮、地球、子どもたち、宇宙、はやぶさ2を約2.8haの田んぼに7種類の稲で描いています。
行田市による田んぼアート 製作は2008(平成20)年から始まりました。
最初はシンプルな古代蓮のデザインから始まり、途中で文字が消えてしまうハプニングもありつつ
平成22年には行田市を舞台とした歴史小説・のぼうの城 を題材にして大いに盛り上がりました。
しかし、2011年3月の地震の影響により映画の公開が延期に。
そのため2012年の公開年までのぼうの城バージョンが3作続きました。
・2010年
オノ・ナツメさんのイラスト「のぼうの城」
・2011年 石田三成と成田長親
・2012年 石田三成と丸墓山 成田長親と忍城
・2013年 「古代蓮の精」古代のロマン花開く行田蓮物語
・2014年 「古の行田」 ~煌びやかに古代への誘い~
確か2011年から「日本一の田んぼアート」を意識し始めたような
気がします。
ただ、絵の部分の面積が少なすぎてNGに。
そのため翌年は余白部分に絵が追加されました。
そしてギネス世界記録認定への挑戦もその頃から始まりました。
個人的には面積で世界記録を狙うより、デザイン性を重視して欲しいところです。
昨今は日本の各地で町おこしの田んぼアートが製作され、芸術性も高い作品 が次々と出てきますから。
が!前述のようにこの地で多品種を同時に育てるのはハードルが高め。
あまり無理をしないほうがよろしいかと思います。
*行田市ここにあり
ギネス認定はあくまで目標のひとつとして、皆で田植えや刈り取りをしながらまったり・のんびり楽しむのが行田流の田んぼアートとしてよろしいんじゃないでしょうか ♪( ´θ`)ノ
ちなみに展望室から撮影する場合、ガラス面への映り込みをいかに無くすかが悩みどころ。
簡単な対策としては…
・レンズをガラスになるべく近づける(スマホやケータイカメラだと簡単)
・順光になる午後に撮影する(会館は当日中ならチケット提示で再入場可能)
・写り込んでも目立たないよう黒紺系の服を着て行く(これ意外と大事)
…くらいでしょうか。
とにかく午前中は挿し込む日差しで廊下や背面の壁が白く反射すること鏡のごとし
自撮りか!ってくらいガラス面に自分もよく写り込みます (笑
~スマホカメラで撮影~ ~コンパクトデジカメ(28㎜レンズ)~
~一眼レフカメラ(17㎜レンズ使用)で撮影~
左右の幅が広いので全景を収めようとすると広角レンズが必要ですけど―
記録写真として撮るならともかく、写真としてはイマイチ迫力が無くなりますね (-ω-`)
むしろコンデジやケータイカメラで撮った方が左右が切れて迫力のある写真になったりして。
とりあえず焦点距離24㎜前後のレンズが付いたカメラならいい感じに収まると思います
というわけでこの夏休みはぜひ!お子さんを連れて行田市小針の「古代蓮の里」へどうぞ。
1階には資料展示室もあって、自由研究にもピッタリです。
実際にノートと鉛筆を持って熱心にメモを取っていたお子さんも見かけましたよ。
また、園内奥にある水鳥の池
では行田蓮(古代蓮)が今、最盛期です
他の池ではほとんど咲いていなくてもコチラはまだまだ楽しめます。
というわけで【後編】 にて園内の様子をチラリとご紹介。
期待せずに…こうご期待。どないやねん。
【 古代蓮の里で田んぼアートと古代蓮を見学 前編 >> 後編 】