そろそろ行田蓮(古代蓮)のピークも過ぎたころだなぁ…
あっ!今行かねば夏休みまで間が空いてしまうではないか!Σ(・ω・;|||
…と危機感を感じつつやって来ました。
古代蓮の里(こだいはすのさと)
埼玉県 行田市 小針 2375-1 https://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/
古代蓮の里が何たるかは上記リンク先をヨロそして園内はこんな配置
古代蓮が見られるのは古代蓮池・水生植物園・水鳥の池の3か所で、世界各国の珍しい蓮が見られる世界の蓮園っていうのもあります。
公園の面積は東京ドーム3個分という広さになっております。
テレビニュースなどでよく見る「一面に蓮の花が広がる光景」は6月下旬~7月中旬ころ。
さすがに今の時期になると花が散って花托 → 果托になっている蓮が多かったです。
とはいえツボミ状態のものも見られたので個々の花はしばらく楽しめそうですよ。
そんな蓮の花の生涯は4日間と短く、見ごろは2~3日目だそう。
しかも早朝に咲いてしぼむというサイクルを繰り返すのでベストの状態を見るのは早起きが必要。
ぜひ、4時くらいに起きて出勤前にお立ち寄りくださいませ!(;・`ω・´) ←
蓮の生涯については古代蓮会館の展示やシアターで動画を見るとよく分かります。
夏休みの自由研究にもおススメです
しかし…
開花の盛りが過ぎているのは時期的に納得できるとして、今年は生育状況がよくない気がしますね。
以前は通路にワッサ~と被っていたり、足軽あおちゃんより大きく育っていた記憶がありますが。
それにオニバスやキバナハスも全く無かったしどうしちゃったんでしょうねぇ
少々心配になりつつ、とっておきの秘密スポット「水鳥の池」に望みを託しましたが…
やっぱりこちらも昨年に比べて蓮の数が少なく、湖面が見えるほどでした。
う~む。水温の関係なのかしらん?(´・ω・`)
そういえば水城公園・あおいの池のホテイアオイも全然育ってないし
先日NHKで「各地の蓮に異変が云々」というニュースを見ました。
それには行田は入っていませんでしたが、蓮を観光資源としている所では大弱りの様子でした。
原因はよく分からないようですが、ミドリガメなどの食害という説もあったりなかったり。
さて。水鳥の池をあとにしてやって来たのは「世界の蓮池」
南側駐車場のすぐ前で足場も良好、間近で花を見られるので人気の場所です。
それに行田蓮(古代蓮)に比べるとこちらは花の持ちが良いように感じます。
お昼過ぎでもしっかり開花しているものも多いので写真の撮り甲斐がありますよ
淡いピンク色の蓮もいいけど、この真っ白な蓮も大好きなんですよね~
つぼみの頃の薄いグリーンと白のグラデーションも見どころのひとつです (´ω`)♪
蓮を楽しんだ後はもうひとつ気になるこちらへ。
そう。
昨年、世界最大のモザイクアートとしてギネスワールドレコーズに認定された田んぼアートです。
今年の図柄は30周年を迎えたドラゴンクエストとのコラボレーションヽ(´▽`)/
…といいつつ、地上からだと何が描かれているのか全く分かりませんな (-ω-`)≡(´-ω-)
いちおう面積は昨年と同じなので実質今年も世界一と考えてよろしいかと思います。
広大な田んぼに広がるキャラクターたちははるか向こうのほう。
付近に高台や建物は無く、古代蓮会館の展望タワーから見ることを前提で作られています。
田んぼアートに使われている稲は着色などではなく、品種改良で作られたもの。
こちらの紫905は輪郭線などに使われていて見るからに黒いです。
ちなみに黒いのは葉の部分だけで、お米自体は普通に白いそうですよ。
よくある古代米のような黒いお米を期待していたらそうじゃないみたい
そしてこちらのカラフルな稲たちはあかねあそびと黄大黒、ゆきあそびです。
すぐ近くの田んぼに移植用の予備(?)として植えられていたのでじっくり見てみました。
関係者のお話によると赤い「あかねあそび」は水不足に弱く、水を切らすとすぐに枯れてしまうそうな。
白い「ゆきあそび」も高温が続くと次第に緑色に変色してくるので油断できません。
昨年の田んぼアートが最終的にモノトーンになってしまったのを覚えている方も多いかと。
違う種類の稲を同じ田んぼに植える難しさを感じますね。
そもそも東北で生まれた品種なので暑さには弱いそうです。
それをよりによってこの暑い行田で育てることになろうとは (-ω-`)う~む
では、そろそろ地上での観察を終えて展望タワーに上ろうと思います。
はたして50メートル上空からの眺めやいかに。
というわけで【中編】につづく♪( ´θ`)ノ
【 古代蓮の里で田んぼアートと古代蓮を見学 前編 >> 中編 >> 後編 】
【 行田市の田んぼアート 2010年 ・ 2012年 ・ 2013年 ・ 2014年 ・ 2015年 ・ 2016年 】