経過報告 白銀台の I さん
0715 ヨコハマ 晴れ
夏日です。
現在スピーカー製作に追われておりますが、ギターとベースのチューンナップ作業と5弦ベースのセットアップを行なわなくては行けないので、また一旦作業場をギター関係に入れ替えしなくてはいけません。
ギター製作とスピーカー製作ではスポーツで言えば野球とサッカーくらい違いが有ります。
アタマと感覚の切り替えが必要です。双方同時には出来ませんね。
今後の t.m.p に関しては楽器製作中心からチューンナップ中心に、更には主業務をスピーカー製作を中心にとシフトして行くつもりです。
限られたユーザーさんの為の楽器製作から、良質なるスピーカー製作の方がより多くの方を感動させられますので、人様を感動させるのが仕事自体の目的と考えておりますワタシにはこれは自然な選択と言えます。
まあ、独自の t.m.p スピーカーを老舗オーディオ メーカーさんが製品を化検討すると言う話が今回残念ながら流れましたので、それならまた自身で手作り製作を再開させようと言うワケです。
写真はオーダー頂いた I さん分の T-100T の素材加工と組み上げ行程です。塗装が出来る状態にまで作り上げるのに3日ほど掛かりますね。

夏日です。
現在スピーカー製作に追われておりますが、ギターとベースのチューンナップ作業と5弦ベースのセットアップを行なわなくては行けないので、また一旦作業場をギター関係に入れ替えしなくてはいけません。
ギター製作とスピーカー製作ではスポーツで言えば野球とサッカーくらい違いが有ります。
アタマと感覚の切り替えが必要です。双方同時には出来ませんね。
今後の t.m.p に関しては楽器製作中心からチューンナップ中心に、更には主業務をスピーカー製作を中心にとシフトして行くつもりです。
限られたユーザーさんの為の楽器製作から、良質なるスピーカー製作の方がより多くの方を感動させられますので、人様を感動させるのが仕事自体の目的と考えておりますワタシにはこれは自然な選択と言えます。
まあ、独自の t.m.p スピーカーを老舗オーディオ メーカーさんが製品を化検討すると言う話が今回残念ながら流れましたので、それならまた自身で手作り製作を再開させようと言うワケです。
写真はオーダー頂いた I さん分の T-100T の素材加工と組み上げ行程です。塗装が出来る状態にまで作り上げるのに3日ほど掛かりますね。

SP製作 順調です。
0711 ヨコハマ 夏日
今日も暑かったですね~ ワタシには丁度いい。
スピーカー製作も順調に進んでいます。
但し、新しいモデル製作では独自の設計理論がある為にSPの特性データを元に内容積など計算しまくりで設定を行なう為にしばらくその計算をやってないとアタマが混乱します。
自分で考えた算出法なのですが、思い出しながら「そうだ、そうだった」って。
昔に設計したモデルも設定を変更して再制作するつもりです。
t.m.p のもうひとつの顔がこの立体音像のスピーカー製作である事を皆さんも思い出してくださいね。エンジニア、ミュージシャン御用達のサウンドをお届けしますから。
週明けに1セット、完成します。新しい設定でトールボーイ・スタイルのT-100T です。
興味のお有りの方はご注目を。
今日も暑かったですね~ ワタシには丁度いい。
スピーカー製作も順調に進んでいます。
但し、新しいモデル製作では独自の設計理論がある為にSPの特性データを元に内容積など計算しまくりで設定を行なう為にしばらくその計算をやってないとアタマが混乱します。
自分で考えた算出法なのですが、思い出しながら「そうだ、そうだった」って。
昔に設計したモデルも設定を変更して再制作するつもりです。
t.m.p のもうひとつの顔がこの立体音像のスピーカー製作である事を皆さんも思い出してくださいね。エンジニア、ミュージシャン御用達のサウンドをお届けしますから。
週明けに1セット、完成します。新しい設定でトールボーイ・スタイルのT-100T です。
興味のお有りの方はご注目を。
RetroCity Bass4 完成
0709 ヨコハマ 曇り&雨
毎日似た様な天候の日が続いています。
今日はRetroCity Bass4のセットアップを完了させました。
実はこのベースは非常にオーソドックスなサウンドなんです。
フェンダーベースの作り上げたサウンドには ジャズベ、プレベ、P J と有りますが、その3種のサウンドニュアンスを1本にまとめあげたのが、このRetroCity Bass4なんです。
3つのピックアップのセンターだけを絞れば通常のジャズベース・サウンド。
3番目を絞れば、プレベ・サウンドに近く変化し、フロントだけを絞ったら通常よりブライトなジャズベ・サウンドが得られます。そして勿論ながら、それぞれのピックアップ単体のみのサウンドとそれらの微妙なミックスサウンドを生み出せます。
ワタシがこのベースを最後の最後に設計した理由こそが、この設定に有ります。
多くのベーシストはフェンダーのジャズベ、プレベのサウンドを愛して止まないんですね。
ワタシもその気持ちは非常によく理解出来ます。
今ではどんな楽器で作る事は可能ですが、それが出来る様になった自分がエレべを作るにあたり、どんな楽器を提供すべきかを考えた際、長年の経験から 実は新しい楽器など殆どのミュージシャンは求めては居ないのだと言う事を思い知らされて来たので、その世界観から外れては生き残れないと言う事を知っています。
だったら、その上で従来の定番楽器に不足していた部分を補った上で上質な楽器を作るべきだと言う事で、サークルフレッティングを生み出し、音程ピッチ精度を格段に向上させました。
同じ時期(30年以上前)このトリプル・Jと言う、スリーピックアップ・システムも考案したわけです。
実は、フェンダーベースをまんまコピー製作するのが、数多くのベースプレイヤーの一番の要望である事は昔も今も変わりません。でもそれじゃ、ワタシという製作家がフェンダーのコピーと言う事になってしまいます。 それでは倫理的にマズイですし、それに あまりに悲しいです。
皆さんが大好きなフェンダー・ベースに無かったスタイルで、存在価値がある楽器を提供出来るか否か、それが製作家としてのこれまでのテーマでした。
その答えがサークルフレッティングであり、ベースに於いてのトリプル・ピックアップです。
これでもう、ワタシが新たにやるべき事は無いと思っています。
これまで、戦時中に例えるのであれば、大量のアメリカ軍のグラマン戦闘機に零戦1機で戦って来た様な思いがワタシにはあります。
そんなワタシを痛い奴だと笑う人も沢山おりました。でもそんな過去はどーでもいい事です。
そう言えば、中島みゆきさんの歌に「戦わない奴が戦う奴を笑う」ってのがありましたね~
誰が何と言おうと、ワタシの零戦は未だに現役で飛べますからね。 (^~^)v
毎日似た様な天候の日が続いています。
今日はRetroCity Bass4のセットアップを完了させました。
実はこのベースは非常にオーソドックスなサウンドなんです。
フェンダーベースの作り上げたサウンドには ジャズベ、プレベ、P J と有りますが、その3種のサウンドニュアンスを1本にまとめあげたのが、このRetroCity Bass4なんです。
3つのピックアップのセンターだけを絞れば通常のジャズベース・サウンド。
3番目を絞れば、プレベ・サウンドに近く変化し、フロントだけを絞ったら通常よりブライトなジャズベ・サウンドが得られます。そして勿論ながら、それぞれのピックアップ単体のみのサウンドとそれらの微妙なミックスサウンドを生み出せます。
ワタシがこのベースを最後の最後に設計した理由こそが、この設定に有ります。
多くのベーシストはフェンダーのジャズベ、プレベのサウンドを愛して止まないんですね。
ワタシもその気持ちは非常によく理解出来ます。
今ではどんな楽器で作る事は可能ですが、それが出来る様になった自分がエレべを作るにあたり、どんな楽器を提供すべきかを考えた際、長年の経験から 実は新しい楽器など殆どのミュージシャンは求めては居ないのだと言う事を思い知らされて来たので、その世界観から外れては生き残れないと言う事を知っています。
だったら、その上で従来の定番楽器に不足していた部分を補った上で上質な楽器を作るべきだと言う事で、サークルフレッティングを生み出し、音程ピッチ精度を格段に向上させました。
同じ時期(30年以上前)このトリプル・Jと言う、スリーピックアップ・システムも考案したわけです。
実は、フェンダーベースをまんまコピー製作するのが、数多くのベースプレイヤーの一番の要望である事は昔も今も変わりません。でもそれじゃ、ワタシという製作家がフェンダーのコピーと言う事になってしまいます。 それでは倫理的にマズイですし、それに あまりに悲しいです。
皆さんが大好きなフェンダー・ベースに無かったスタイルで、存在価値がある楽器を提供出来るか否か、それが製作家としてのこれまでのテーマでした。
その答えがサークルフレッティングであり、ベースに於いてのトリプル・ピックアップです。
これでもう、ワタシが新たにやるべき事は無いと思っています。
これまで、戦時中に例えるのであれば、大量のアメリカ軍のグラマン戦闘機に零戦1機で戦って来た様な思いがワタシにはあります。
そんなワタシを痛い奴だと笑う人も沢山おりました。でもそんな過去はどーでもいい事です。
そう言えば、中島みゆきさんの歌に「戦わない奴が戦う奴を笑う」ってのがありましたね~
誰が何と言おうと、ワタシの零戦は未だに現役で飛べますからね。 (^~^)v
経過報告 その他
0707 ヨコハマ 雨
今日はYさんのCCRのメンテナンスとRetroCity Bass4のセットアップでした。
CCR の既に出荷済みで明日のAM着予定です。
セットアップは完了まで進めたかったのですが、昨日 雨の中、ずぶ濡れになりながら外のテント作業場のシートを張り替えておりましたので、今日は少し身体がダルいのでセットアップも無理は止めて途中で切り上げました。
昨年の台風でシートがボロボロになり雨漏りが酷かったので、これでやっと対処出来ました。
1人で出来ない作業でしたので息子の休みに合わせて作業を手伝って貰いました。
これでももう大丈夫な気がします。
女子ワールドカップもナデシコ達が頑張りましたしね。体格的にも経済的にも恵まれないメンバーが多い中、パワフルで環境にも恵まれたアメリカ相手によく戦いましたね。
ワタシ自身も長らくフェンダー&ギブソンと言うアメリカ相手に零戦1機で戦いを挑んで来た様な人生でしたから、あのナデシコ達の姿には泣けて来ましたね。感動をありがとう。

今日はYさんのCCRのメンテナンスとRetroCity Bass4のセットアップでした。
CCR の既に出荷済みで明日のAM着予定です。
セットアップは完了まで進めたかったのですが、昨日 雨の中、ずぶ濡れになりながら外のテント作業場のシートを張り替えておりましたので、今日は少し身体がダルいのでセットアップも無理は止めて途中で切り上げました。
昨年の台風でシートがボロボロになり雨漏りが酷かったので、これでやっと対処出来ました。
1人で出来ない作業でしたので息子の休みに合わせて作業を手伝って貰いました。
これでももう大丈夫な気がします。
女子ワールドカップもナデシコ達が頑張りましたしね。体格的にも経済的にも恵まれないメンバーが多い中、パワフルで環境にも恵まれたアメリカ相手によく戦いましたね。
ワタシ自身も長らくフェンダー&ギブソンと言うアメリカ相手に零戦1機で戦いを挑んで来た様な人生でしたから、あのナデシコ達の姿には泣けて来ましたね。感動をありがとう。

心臓停止
0704 ヨコハマ 雨
ジトジトしてます。今日は5弦ベースの艶だし研磨の日。
ラッカーの薄膜仕上げですから、その磨き作業は心臓に悪いったらありゃしない。
RetroCity Bass4も順調にセットアップは進んでいます。
そんな中、ちょっとガッカリなニュースが連絡として入って来ました。
某オーディオメーカーさんで t.m.p スピーカー形式の開発が検討されていたのですが、鋳造型のコストや新形態のSP故の販売見通しの不透明さなど、様々な点で開発は断念したそうです。
残念ですね~ 社内でも高い評価だった故に製品化を検討された案件ですからね。
問題の多い箱形スピーカーの構造を変えない事には原音に忠実な立体的なサウンド再生は不可能なんですけどね。音の出るものを箱の中に入れたらイカンのです。
やはりオリジナルは開発者が自ら作るしか無さそうですね。
ま、t.m.p 的にはこれまで通り って事です。

ジトジトしてます。今日は5弦ベースの艶だし研磨の日。
ラッカーの薄膜仕上げですから、その磨き作業は心臓に悪いったらありゃしない。
RetroCity Bass4も順調にセットアップは進んでいます。
そんな中、ちょっとガッカリなニュースが連絡として入って来ました。
某オーディオメーカーさんで t.m.p スピーカー形式の開発が検討されていたのですが、鋳造型のコストや新形態のSP故の販売見通しの不透明さなど、様々な点で開発は断念したそうです。
残念ですね~ 社内でも高い評価だった故に製品化を検討された案件ですからね。
問題の多い箱形スピーカーの構造を変えない事には原音に忠実な立体的なサウンド再生は不可能なんですけどね。音の出るものを箱の中に入れたらイカンのです。
やはりオリジナルは開発者が自ら作るしか無さそうですね。
ま、t.m.p 的にはこれまで通り って事です。

雨 降りまくり
0703 ヨコハマ 梅雨らしく雨が降り続いております。
困った事に外のテント作業場が雨漏りで足下が水浸しです。何とかしなくちゃ。
今日は早くもスピーカーの売約が入って来ておりまして、試聴スピーカーの製作準備に追われていました。ツィータハウジング製作と、以前の試作器にその新しいツイータを仮マウントして鳴らしてみました。
エイジングを兼ねて一日中サウンドを流していますが、8センチ口径のフルレンジにツイータをプラスした高さ30センチちょっとの小さなスピーカーから出ているサウンドとはとても思えないですね。
訪れた方が「えッ!このスピーカーから鳴ってる音ですか?!」と目をまーるくしてました。(^ε^)
で、このSPも既に売約済みになっております。梅雨明けからツィータ部分の塗装作業に入ります。

困った事に外のテント作業場が雨漏りで足下が水浸しです。何とかしなくちゃ。
今日は早くもスピーカーの売約が入って来ておりまして、試聴スピーカーの製作準備に追われていました。ツィータハウジング製作と、以前の試作器にその新しいツイータを仮マウントして鳴らしてみました。
エイジングを兼ねて一日中サウンドを流していますが、8センチ口径のフルレンジにツイータをプラスした高さ30センチちょっとの小さなスピーカーから出ているサウンドとはとても思えないですね。
訪れた方が「えッ!このスピーカーから鳴ってる音ですか?!」と目をまーるくしてました。(^ε^)
で、このSPも既に売約済みになっております。梅雨明けからツィータ部分の塗装作業に入ります。


















