個体も空間も
0318 ヨコハマ 曇り
冬の寒さが少し戻った様な感じですね。
最近またブログ掲載していなかったら友人が「ブログアップされてない」って連絡が来ました。
ワタシとしたら「本人だものそんなのわかってるっちゅーに」(^ε^)
前にもお話しした様に t.m.p の最終構造を備えたスピーカーのプレゼン用試作を行なっているので今は見せられないのです。
スピーカーに関しても質問を頂いたりするのですが、明かしてもいい時期が来るまでは明かせないのですよ。
ただ、思いついたままにオリジナルと称して何かを作り出すのは簡単な事ですが、それが目的に対しての最良の解決策であるか否か、その検証には非常に時間とお金も掛かるのです。
新たなモデルも特許申請を済ませたのでやっとカタチにする事が出来る様になったワケで、それまでに数え切れない数の試作と検証を繰り返して来ました。
消火栓みたいな独特のフォルムの t.m.p スピーカーですが、あれだって理由があるからああしてるワケです。新たなモデルではそれを更に進化させています。
なぜストレートな塩ビ管のスピーカーは作らないのですか?って質問に対してですが、
単純に塩ビ管の断面にユニットを取付けたって音は出るわけで、その方がぜんぜん作るのも簡単ですから加工賃も安いもんですが、それをしないのもちゃんとした物理的な理由が音響面であるからです。簡単に作れてもやらない理由、それは目的が音源に対する忠実な再生にあるからです。
ストレートな塩ビ管をスピーカーにしたら内部で共鳴管現象が起きて特定な周波数が強調されたり勝手に変化を加えてしまうのでとても採用するわけにはいかないのです。
もしそれがベストであるなら世界中のメーカーがやってます。やるべきじゃないことが分かってるからやらないだけです。
仮にその構造の音をいいと感じてる方がいらしたなら、それは原音に対する忠実性でなく、単に好みの音かどうかで聴いているだけでしょう。それは趣味の世界ですから、どうぞご自由に、って話です。
音の世界はそんなに甘いもんじゃないことだけは申し上げておきます。
原音を勝手にスピーカーが変えてしまう事がワタシが最も嫌う事です。
スピーカーとしては最低ですから、◯◯サウンド、なんてね。
ところで、
秋田杉は根元から上までかなりストレートな形状をしてますので、どこの部分を叩いても似た様な響き方をしますが、広葉樹系では根っこが太くて上にいく程に徐々に径が細くなっていますから場所によって響き方がどんどん変わっています。
その特性を楽器の求める音に合わせて使用する部分を選ぶわけです。そうした製作家ならではの感性が長年の経験から我が身には染み付いています。
それがスピーカー開発でも非常に役立っています。例えば、どこをどうしたら共鳴管現象を抑えられるか、それも数々のノウハウの中のひとつです。
現在、ひっそりと長年溜め込んだノウハウを形にしていますが、それは今までの t.m.p スピーカーとも異なる内容です。ユニットの背面動波をいち早く移動させ、ユニットに戻さないことによる無帰還構造がその最大の目的です。ユニット振動を阻害させないエンクロージャー構造、それが原音忠実再生に最も重要なファクターであり、それが成功したので今、形にしています。
ワタシが楽器製作家でなかったら生まれて来なかったのが、新しい t.m.p のスピーカーです。
まあ、今のところはこれくらいで勘弁してね。
冬の寒さが少し戻った様な感じですね。
最近またブログ掲載していなかったら友人が「ブログアップされてない」って連絡が来ました。
ワタシとしたら「本人だものそんなのわかってるっちゅーに」(^ε^)
前にもお話しした様に t.m.p の最終構造を備えたスピーカーのプレゼン用試作を行なっているので今は見せられないのです。
スピーカーに関しても質問を頂いたりするのですが、明かしてもいい時期が来るまでは明かせないのですよ。
ただ、思いついたままにオリジナルと称して何かを作り出すのは簡単な事ですが、それが目的に対しての最良の解決策であるか否か、その検証には非常に時間とお金も掛かるのです。
新たなモデルも特許申請を済ませたのでやっとカタチにする事が出来る様になったワケで、それまでに数え切れない数の試作と検証を繰り返して来ました。
消火栓みたいな独特のフォルムの t.m.p スピーカーですが、あれだって理由があるからああしてるワケです。新たなモデルではそれを更に進化させています。
なぜストレートな塩ビ管のスピーカーは作らないのですか?って質問に対してですが、
単純に塩ビ管の断面にユニットを取付けたって音は出るわけで、その方がぜんぜん作るのも簡単ですから加工賃も安いもんですが、それをしないのもちゃんとした物理的な理由が音響面であるからです。簡単に作れてもやらない理由、それは目的が音源に対する忠実な再生にあるからです。
ストレートな塩ビ管をスピーカーにしたら内部で共鳴管現象が起きて特定な周波数が強調されたり勝手に変化を加えてしまうのでとても採用するわけにはいかないのです。
もしそれがベストであるなら世界中のメーカーがやってます。やるべきじゃないことが分かってるからやらないだけです。
仮にその構造の音をいいと感じてる方がいらしたなら、それは原音に対する忠実性でなく、単に好みの音かどうかで聴いているだけでしょう。それは趣味の世界ですから、どうぞご自由に、って話です。
音の世界はそんなに甘いもんじゃないことだけは申し上げておきます。
原音を勝手にスピーカーが変えてしまう事がワタシが最も嫌う事です。
スピーカーとしては最低ですから、◯◯サウンド、なんてね。
ところで、
秋田杉は根元から上までかなりストレートな形状をしてますので、どこの部分を叩いても似た様な響き方をしますが、広葉樹系では根っこが太くて上にいく程に徐々に径が細くなっていますから場所によって響き方がどんどん変わっています。
その特性を楽器の求める音に合わせて使用する部分を選ぶわけです。そうした製作家ならではの感性が長年の経験から我が身には染み付いています。
それがスピーカー開発でも非常に役立っています。例えば、どこをどうしたら共鳴管現象を抑えられるか、それも数々のノウハウの中のひとつです。
現在、ひっそりと長年溜め込んだノウハウを形にしていますが、それは今までの t.m.p スピーカーとも異なる内容です。ユニットの背面動波をいち早く移動させ、ユニットに戻さないことによる無帰還構造がその最大の目的です。ユニット振動を阻害させないエンクロージャー構造、それが原音忠実再生に最も重要なファクターであり、それが成功したので今、形にしています。
ワタシが楽器製作家でなかったら生まれて来なかったのが、新しい t.m.p のスピーカーです。
まあ、今のところはこれくらいで勘弁してね。
終焉間近
0319 ヨコハマ 雨
明日は晴れるそうですが今日は雨が降ったり止んだりしてます。
t.m.p の最後のカスタム製作品 Retro City Bass5 のセットアップを進めています。
最後の1本がベーシストRK氏に依頼された5弦と言うのも何か縁を感じますね。
何となく、ゆっくり作業したい気分です。が、実際にはスピーカーのプレゼンを来月初旬に控え、まだ完成出来ていない試作2本の生地仕上げ作業も来週ありますので、少し緊張しますね。
ずっと昔、32年前?かな、当時殆ど存在しなかった5弦ローB 仕様のベースを作った当時では「ルーツミュージックに存在しなかった楽器は必要ないよ」と何人かのアメリカ人プレーヤーに言われた事がありました。
ワタシは将来、ベーシストは4弦メインであっても5弦ローB を必要とする時代が来ると思う、と考えていましたので5弦は重要視し続けて参りました。振り返れば正解でした。
同じく当時発案したシングルPUのトリプル構成のピックアップ・システムは未だに見当たりませけどね。
昔からベースと言ったら、ジャズベやプレベがメインの業界ですが、ワタシの様な絶えず新しい物を生み出すタイプのエンジニアには人の真似を上手に出来ると評価が高いと言う実情がとてもやるせなかったですね。ワタシにすれば人真似であり、無断コピー製作は犯罪ですからね。
多くのプレイヤーさんから、出来と見栄えのいいレスポールが欲しい、ストラト、テレキャスター、ジャズベ,プレベが欲しい、と言われ続けて参りましたが、遂にそんなフラストレーションンからも解放される時が来た様です。
それにオリジナルでやれる事を大方やり切った感がワタシにはあるので終える事に悔いは無いです。終了間近のここ数日、さっぱりした爽快な気分を味わい始めています。(* ̄Oノ ̄*)
音楽そのものに自らのノウハウを提供出来るスピーカー製作こそ、ワタシの飛ぶべき空の様に感じています。
もう人の真似を上手に出来きた方が評価が上がる世界は遥か眼下に霞んでいます。
明日は晴れるそうですが今日は雨が降ったり止んだりしてます。
t.m.p の最後のカスタム製作品 Retro City Bass5 のセットアップを進めています。
最後の1本がベーシストRK氏に依頼された5弦と言うのも何か縁を感じますね。
何となく、ゆっくり作業したい気分です。が、実際にはスピーカーのプレゼンを来月初旬に控え、まだ完成出来ていない試作2本の生地仕上げ作業も来週ありますので、少し緊張しますね。
ずっと昔、32年前?かな、当時殆ど存在しなかった5弦ローB 仕様のベースを作った当時では「ルーツミュージックに存在しなかった楽器は必要ないよ」と何人かのアメリカ人プレーヤーに言われた事がありました。
ワタシは将来、ベーシストは4弦メインであっても5弦ローB を必要とする時代が来ると思う、と考えていましたので5弦は重要視し続けて参りました。振り返れば正解でした。
同じく当時発案したシングルPUのトリプル構成のピックアップ・システムは未だに見当たりませけどね。
昔からベースと言ったら、ジャズベやプレベがメインの業界ですが、ワタシの様な絶えず新しい物を生み出すタイプのエンジニアには人の真似を上手に出来ると評価が高いと言う実情がとてもやるせなかったですね。ワタシにすれば人真似であり、無断コピー製作は犯罪ですからね。
多くのプレイヤーさんから、出来と見栄えのいいレスポールが欲しい、ストラト、テレキャスター、ジャズベ,プレベが欲しい、と言われ続けて参りましたが、遂にそんなフラストレーションンからも解放される時が来た様です。
それにオリジナルでやれる事を大方やり切った感がワタシにはあるので終える事に悔いは無いです。終了間近のここ数日、さっぱりした爽快な気分を味わい始めています。(* ̄Oノ ̄*)
音楽そのものに自らのノウハウを提供出来るスピーカー製作こそ、ワタシの飛ぶべき空の様に感じています。
もう人の真似を上手に出来きた方が評価が上がる世界は遥か眼下に霞んでいます。
終了報告 ギタリストのTさん
0317 ヨコハマ 快晴
暖かな日です。春が来るんですね。
本日 T さんのギブソン335の作業すべてを終了させました。
今回ピックアップは現状のギブソンを流用させる仕様でしたので t.m.p 製のピックアップの準備を行なう必要が無く、結果予定より1日早く仕上がりました。
元の個体は父上が息子である T さんにプレゼントされた335でしたが、サウンド面で弾く気になれなくてご本人も辛い思いをされていた様子でしたので、そこはマツシタの頑張りどころ。
このギターで演奏したいと自然に手が伸びる魅力敵な335に生まれ変わらせました。
これならCS製に全く引けを取りませんから。それどころか、完全にソレ以上の鳴りですしね。
以前とは全く別物に生まれたと言ってもイイでしょうね。これこそがチューンナップの価値です。
これでお父様の思いも演奏に取り込める事でしょう。
ご本人も気持ち良く鳴りまくる335のサウンドをたっぷり味わって下さい。
ご依頼ありがとうございました。
暖かな日です。春が来るんですね。
本日 T さんのギブソン335の作業すべてを終了させました。
今回ピックアップは現状のギブソンを流用させる仕様でしたので t.m.p 製のピックアップの準備を行なう必要が無く、結果予定より1日早く仕上がりました。
元の個体は父上が息子である T さんにプレゼントされた335でしたが、サウンド面で弾く気になれなくてご本人も辛い思いをされていた様子でしたので、そこはマツシタの頑張りどころ。
このギターで演奏したいと自然に手が伸びる魅力敵な335に生まれ変わらせました。
これならCS製に全く引けを取りませんから。それどころか、完全にソレ以上の鳴りですしね。
以前とは全く別物に生まれたと言ってもイイでしょうね。これこそがチューンナップの価値です。
これでお父様の思いも演奏に取り込める事でしょう。
ご本人も気持ち良く鳴りまくる335のサウンドをたっぷり味わって下さい。
ご依頼ありがとうございました。
終了報告 ギタリストのTさん
0316 ヨコハマ 曇り
本日Tさんのギブソン J-45 の作業が終了致しました。
今回は指坂修正&リフレットは行なわず、フレットファイリングだけで済ませております。
それでも各設定変更の成果でナチュラルなバランスとトーンを備えた楽器に生まれ変わり、オリジナルの J-45 の味わいも加わっております。
明日から同じくT さんのギブソン335 のセットアップを2日掛かりで行ないます。
現代は街に楽器が溢れかえっていながら、それらの多くが中国産、韓国産の量産品クオリティのまままですから、こうしたチューンナップこそ楽器の本当の魅力や資源を大切に生かす為にも重要な作業だと言えるのですが、ワタシの引退後、誰がそれを引き継いでくれるのかを楽しみに致しております。
毎日数万本の楽器が生まれていますが、その分、世界中で木材が切り倒され続けているのです。
素材を生かすチューンナップこそが一番重要視されるべき手法かと思います。
若きエンジニア達には勇気を持って難しさと手を加えた責任を恐れずに挑んで欲しいと思います。
最も技術とノウハウを必要とする作業だからこそ、挑んだ人間は成長出来ます。ガンバレ!
ワタシは何年も以前から申しております様にこの仕事は還暦までで終了です。
昨年で楽器の作業から引退しております。
現在行なっておりますのは昨年終了出来なかった作業のみです。ご了承下さいませ。
本日Tさんのギブソン J-45 の作業が終了致しました。
今回は指坂修正&リフレットは行なわず、フレットファイリングだけで済ませております。
それでも各設定変更の成果でナチュラルなバランスとトーンを備えた楽器に生まれ変わり、オリジナルの J-45 の味わいも加わっております。
明日から同じくT さんのギブソン335 のセットアップを2日掛かりで行ないます。
現代は街に楽器が溢れかえっていながら、それらの多くが中国産、韓国産の量産品クオリティのまままですから、こうしたチューンナップこそ楽器の本当の魅力や資源を大切に生かす為にも重要な作業だと言えるのですが、ワタシの引退後、誰がそれを引き継いでくれるのかを楽しみに致しております。
毎日数万本の楽器が生まれていますが、その分、世界中で木材が切り倒され続けているのです。
素材を生かすチューンナップこそが一番重要視されるべき手法かと思います。
若きエンジニア達には勇気を持って難しさと手を加えた責任を恐れずに挑んで欲しいと思います。
最も技術とノウハウを必要とする作業だからこそ、挑んだ人間は成長出来ます。ガンバレ!
ワタシは何年も以前から申しております様にこの仕事は還暦までで終了です。
昨年で楽器の作業から引退しております。
現在行なっておりますのは昨年終了出来なかった作業のみです。ご了承下さいませ。
経過報告 ギタリストTさん
0315 ヨコハマ 快晴
久しぶりに快晴でしたね。
本日、お隣に引っ越して来られたご家族が挨拶に見えました。
工房だと知って驚かれてました。でしょーね。 もうすぐ片付けますので。
写真はTさんのギブソン2本で、本日は全体の艶だし研磨とJ-45はフレット擦り合わせとピエゾ回路にグランドアース線を結線しました。これでジーノイズも全く出ませんのでご安心を。
これでやっと2本共セットアップ準備が整いました。まいどの事ですが、ここまで来るのがなかなかの仕事です。でもこうしたチューン作業も取り敢えずは今回が最後になりますね。

スピーカーの開発は楽器関係の仕事を終えてから深夜に進めています。
試作品はまだ塗装にも入っていません。相次ぐ設定変更の繰り返しで、本日やっと2タイプの本体設定が決まりました。
これも生産が決まったら、またアレンジを加えての再設定で進める事になります。
と言うのも、t.m.p スピーカーに採用して来た塩ビ素材に鉛が若干混入している為に、このままでは海外の輸入規制に引っかかって輸出が出来ない事が判明したので急遽鉛を含有していない別のタイプ素材で設定を全てやり直した為です。まさか2タイプの設計に4ヶ月も掛かるとは予想外でした。
とは言え、こうした難題も結果的にとても勉強になりましたね。
このスタイルでのスピーカー製作に於いては完全に独走態勢に入ったと言う事ですから。
小保方さんの一件を見習って検証に検証を重ねて最良の設計を導き出しましたし。
残念なのが、こうした独自の構造設計から得られる効果を実験でデータ化するには専門の音響試験所に依頼して第三者機関の実験結果として立証する必要が有ります。
@自社計測データは信憑性を疑われるからです。
問題なのはその費用が100万を越えるんですね。
明らかに従来のスピーカーとは次元の異なる結果を得られているわけですが、第三者機関の試験結果としてそのデータを添付出来ないのが資金に乏しい個人開発者の辛いところです。
サークルフレッティングの場合もそうでしたが、従来に無いものを生み出す場合、なんだかんだで費用が300万以上は掛かりますね~ マツシタが裕福でない理由はそこにあります。( ̄ー ̄;
久しぶりに快晴でしたね。
本日、お隣に引っ越して来られたご家族が挨拶に見えました。
工房だと知って驚かれてました。でしょーね。 もうすぐ片付けますので。
写真はTさんのギブソン2本で、本日は全体の艶だし研磨とJ-45はフレット擦り合わせとピエゾ回路にグランドアース線を結線しました。これでジーノイズも全く出ませんのでご安心を。
これでやっと2本共セットアップ準備が整いました。まいどの事ですが、ここまで来るのがなかなかの仕事です。でもこうしたチューン作業も取り敢えずは今回が最後になりますね。

スピーカーの開発は楽器関係の仕事を終えてから深夜に進めています。
試作品はまだ塗装にも入っていません。相次ぐ設定変更の繰り返しで、本日やっと2タイプの本体設定が決まりました。
これも生産が決まったら、またアレンジを加えての再設定で進める事になります。
と言うのも、t.m.p スピーカーに採用して来た塩ビ素材に鉛が若干混入している為に、このままでは海外の輸入規制に引っかかって輸出が出来ない事が判明したので急遽鉛を含有していない別のタイプ素材で設定を全てやり直した為です。まさか2タイプの設計に4ヶ月も掛かるとは予想外でした。
とは言え、こうした難題も結果的にとても勉強になりましたね。
このスタイルでのスピーカー製作に於いては完全に独走態勢に入ったと言う事ですから。
小保方さんの一件を見習って検証に検証を重ねて最良の設計を導き出しましたし。
残念なのが、こうした独自の構造設計から得られる効果を実験でデータ化するには専門の音響試験所に依頼して第三者機関の実験結果として立証する必要が有ります。
@自社計測データは信憑性を疑われるからです。
問題なのはその費用が100万を越えるんですね。
明らかに従来のスピーカーとは次元の異なる結果を得られているわけですが、第三者機関の試験結果としてそのデータを添付出来ないのが資金に乏しい個人開発者の辛いところです。
サークルフレッティングの場合もそうでしたが、従来に無いものを生み出す場合、なんだかんだで費用が300万以上は掛かりますね~ マツシタが裕福でない理由はそこにあります。( ̄ー ̄;
経過報告 ギタリストTさん
0314 ヨコハマ 雨
今日も冷え込みます。外は冷たい雨が降り続いております。
本日はT さんのギブソン2本の作業の続きです。J-45 はブリッジ台座加工、335はリフレットの仕上げです。順調に進めております。
しばらく空き家になっていたお隣にどうやら入居が決まった様子。
業者さんが内装に手を入れている様子です。いよいよか。
こちらも今月中には庭の作業場を撤去しなくては行けません。
昨年末で受付を終了したギター関連の作業ですが、相変わらず問い合わせを頂いております。
現実には作業場を解体する状況で作業どころではないのが実情です。スピーカーの加工もここでは行なえなくなる為に秋田にまで出向いて段取りを付けているのです。
早い話、作業場を撤去するか、もしくはここ自体を出るしかないからです。
しかし、一般の引っ越しと違って家中の資材や工具含めての移転と、この場の修復には通常の引っ越しの3倍の費用が掛かるので即移転が出来ないんです。
秋田の関係者の方々は「こっちに引っ越して来れば?」なーんて言ってます。
皆さんには急な変更と映るでしょうが、借家である以上、止む終えないのです。
以前からお伝えさせております様に、環境が整い作業受付が可能になる日が来るまでは無理なのです。どうかご了承下さい。

今日も冷え込みます。外は冷たい雨が降り続いております。
本日はT さんのギブソン2本の作業の続きです。J-45 はブリッジ台座加工、335はリフレットの仕上げです。順調に進めております。
しばらく空き家になっていたお隣にどうやら入居が決まった様子。
業者さんが内装に手を入れている様子です。いよいよか。
こちらも今月中には庭の作業場を撤去しなくては行けません。
昨年末で受付を終了したギター関連の作業ですが、相変わらず問い合わせを頂いております。
現実には作業場を解体する状況で作業どころではないのが実情です。スピーカーの加工もここでは行なえなくなる為に秋田にまで出向いて段取りを付けているのです。
早い話、作業場を撤去するか、もしくはここ自体を出るしかないからです。
しかし、一般の引っ越しと違って家中の資材や工具含めての移転と、この場の修復には通常の引っ越しの3倍の費用が掛かるので即移転が出来ないんです。
秋田の関係者の方々は「こっちに引っ越して来れば?」なーんて言ってます。
皆さんには急な変更と映るでしょうが、借家である以上、止む終えないのです。
以前からお伝えさせております様に、環境が整い作業受付が可能になる日が来るまでは無理なのです。どうかご了承下さい。

経過報告 ギタリストTさんの335
0310 ヨコハマ 曇り
今日は冷えましたね~ 外作業は堪えます。
室内では T さんの335の指坂修正とリフレット作業を進めています。
昨日まではスピーカーのライン製造に関する事で頭の中がグルグルしてましたが、今日はガラッとアタマを入れ替えてのギターの作業です。
まあ、あれだけ長くギター関連は作り方、直し方の研究、そして作り替える作業をやって参りましたので、楽器を前にすると勝手に身体が動いて作業は進んで行きます。
宇多田ヒカルの歌にオートマティックってのがありましたが、アレと同じ。
目にしたもの、耳にした音、触れた感触で身体が何をどうすべきか判断して自動的に手が動いて行きます。ある種、それが気味悪かったりもします。
何だか知らんけど勝手に身体が動くじゃないの・・ってね。
そのオートマティンクな感覚が身に付くまでに、そうですね、30年以上は掛かってますかね。
たぶんこの感性は今後も身体に残るんでしょうね。だからこそ独自のスピーカーも生まれて来たんだと思います。四角い箱のスピーカーの再生音に強く疑問を感じ、解決策を考査し続けた結果、 t.m.p スピーカーが誕生したからです。
でも今までにも何度か色んな人に言われたんですけど
「塩ビ管でスピーカー作ってる人って結構いるみたいですね」って。
う~ん、だからどうなの? 僕は20年も前からやってるからそれをどうとも思わないんだけど。
答え様が無い質問なんですけど、ワタシには。
少なくとも趣味レベルではやってませんし、スピーカーを作る事が目的じゃなくて、出来る限り録音された音そのままを聴かせてくれるスピーカーを提供する事で音楽の素晴らしさや感動をお伝えする事がワタシの目的です。 まず音楽在りき、そして最後に音楽残りき。
ちなみに、ワタシはオーディオに殆ど興味はございません。
今日は冷えましたね~ 外作業は堪えます。
室内では T さんの335の指坂修正とリフレット作業を進めています。
昨日まではスピーカーのライン製造に関する事で頭の中がグルグルしてましたが、今日はガラッとアタマを入れ替えてのギターの作業です。
まあ、あれだけ長くギター関連は作り方、直し方の研究、そして作り替える作業をやって参りましたので、楽器を前にすると勝手に身体が動いて作業は進んで行きます。
宇多田ヒカルの歌にオートマティックってのがありましたが、アレと同じ。
目にしたもの、耳にした音、触れた感触で身体が何をどうすべきか判断して自動的に手が動いて行きます。ある種、それが気味悪かったりもします。
何だか知らんけど勝手に身体が動くじゃないの・・ってね。
そのオートマティンクな感覚が身に付くまでに、そうですね、30年以上は掛かってますかね。
たぶんこの感性は今後も身体に残るんでしょうね。だからこそ独自のスピーカーも生まれて来たんだと思います。四角い箱のスピーカーの再生音に強く疑問を感じ、解決策を考査し続けた結果、 t.m.p スピーカーが誕生したからです。
でも今までにも何度か色んな人に言われたんですけど
「塩ビ管でスピーカー作ってる人って結構いるみたいですね」って。
う~ん、だからどうなの? 僕は20年も前からやってるからそれをどうとも思わないんだけど。
答え様が無い質問なんですけど、ワタシには。
少なくとも趣味レベルではやってませんし、スピーカーを作る事が目的じゃなくて、出来る限り録音された音そのままを聴かせてくれるスピーカーを提供する事で音楽の素晴らしさや感動をお伝えする事がワタシの目的です。 まず音楽在りき、そして最後に音楽残りき。
ちなみに、ワタシはオーディオに殆ど興味はございません。