秋晴れ
10/12 ヨコハマ秋晴れ。爽快いい気分です。
写真はセットアップ途中のCCR-312/BR+BWです。緻密で硬質なトーンを備えるパーシモン材に倍音構成が豊かなバスウッドをバック材にしたラミネート仕様ですから厚い音像ながらタイトに響きます。
前回完成させたゴールドトップで現在試奏品のCCR-312はバスウッド材ですが、正確には完全なるソリッドでは無くチェンバー仕様でして、このパーシモン・トップ+バスウッドも同じ様にチェンバー構造です。
俗に言われているチェンバー加工の多くは単純なバック材のくり抜き構造による重量軽減が目的のものが殆どですが、tmpの設定は設定目的自体が異なっています。その目的はソリッド・ラミネート構造ではバック材と密着されたトップの鳴りがどうしても抑えられますので、トップ材の裏面に空洞部分を設けてトップの響きが出易い様にするためです。
どの部分にどれだけそうしたスペースを設けるとトップの響き方がどう変化するか、それは35年の設定研究の成果と言う事になりますね。今となってはもう数え切れないくらいの試作検証の結果です。
ここに数本の試奏品を準備してから訪れた方々が、いずれかのモデルでのオーダーを希望されている事実が各モデルの魅力を物語っていると感じています。(^ ^)
写真はセットアップ途中のCCR-312/BR+BWです。緻密で硬質なトーンを備えるパーシモン材に倍音構成が豊かなバスウッドをバック材にしたラミネート仕様ですから厚い音像ながらタイトに響きます。
前回完成させたゴールドトップで現在試奏品のCCR-312はバスウッド材ですが、正確には完全なるソリッドでは無くチェンバー仕様でして、このパーシモン・トップ+バスウッドも同じ様にチェンバー構造です。
俗に言われているチェンバー加工の多くは単純なバック材のくり抜き構造による重量軽減が目的のものが殆どですが、tmpの設定は設定目的自体が異なっています。その目的はソリッド・ラミネート構造ではバック材と密着されたトップの鳴りがどうしても抑えられますので、トップ材の裏面に空洞部分を設けてトップの響きが出易い様にするためです。
どの部分にどれだけそうしたスペースを設けるとトップの響き方がどう変化するか、それは35年の設定研究の成果と言う事になりますね。今となってはもう数え切れないくらいの試作検証の結果です。
ここに数本の試奏品を準備してから訪れた方々が、いずれかのモデルでのオーダーを希望されている事実が各モデルの魅力を物語っていると感じています。(^ ^)
体育の日はお仕事です。
10/10 ヨコハマ晴れ。体育の日なんですね。
本日は晴れましたのでマーティン0028-ECの燻煙処理を行なうつもりでしたが、今日は無風なんです。
全く風がない状態で燻煙を行ないますとあたりに煙が漂い続けてしまう為に通りがかりの方から消防署に通報される恐れがあるので無風状態では燻煙は行なわない様にしています。
以前2回ほど通報されましたが、その時も無風状態の日でした。消防車3台に取り囲まれましたもん。
(ノ_・。)
写真は在庫のネックをスロープヘッド化を済ませて塗装段階を迎えたtmpのストラトネック。
同じく在庫のFJ製のユーズドボディにマウントして特別販売予定です。
予定ではボディがサンバース・カラーリングなのでピックガードをべっこう3PのSSH仕様でコントロールをMV+LCV+MT/5Way-SWと言う内容で仕上げる予定です。
尚今回のLCVはリヤーのハンバッカー専用のローカット作動で7程度までLCVを絞るとボリュームバランスがフロント&センターのシングルと同レベルにバランス出来ます。
ですから演奏中、マスター・Vに触れずともLCVのレベル次第でシングル・ボリュームからフルのハンバッカー・サウンドまで可変出来ます。この回路は非常にお薦めですよ。
そしてもう1枚は今日からセットアップ作業を再開したCCR-312/BP+BWです。まだ作業が詰まっておりますので暇を見ながら完成させて行きます。お楽しみに。

本日は晴れましたのでマーティン0028-ECの燻煙処理を行なうつもりでしたが、今日は無風なんです。
全く風がない状態で燻煙を行ないますとあたりに煙が漂い続けてしまう為に通りがかりの方から消防署に通報される恐れがあるので無風状態では燻煙は行なわない様にしています。
以前2回ほど通報されましたが、その時も無風状態の日でした。消防車3台に取り囲まれましたもん。
(ノ_・。)
写真は在庫のネックをスロープヘッド化を済ませて塗装段階を迎えたtmpのストラトネック。
同じく在庫のFJ製のユーズドボディにマウントして特別販売予定です。
予定ではボディがサンバース・カラーリングなのでピックガードをべっこう3PのSSH仕様でコントロールをMV+LCV+MT/5Way-SWと言う内容で仕上げる予定です。
尚今回のLCVはリヤーのハンバッカー専用のローカット作動で7程度までLCVを絞るとボリュームバランスがフロント&センターのシングルと同レベルにバランス出来ます。
ですから演奏中、マスター・Vに触れずともLCVのレベル次第でシングル・ボリュームからフルのハンバッカー・サウンドまで可変出来ます。この回路は非常にお薦めですよ。
そしてもう1枚は今日からセットアップ作業を再開したCCR-312/BP+BWです。まだ作業が詰まっておりますので暇を見ながら完成させて行きます。お楽しみに。

残念ですが・・
10/9 ヨコハマ穏やかな一日でした。
写真は以前にスロープヘッド・ネックへの交換を依頼されて作業を行なったフェンダーのJBですが、ご本人から支払いが出来ないとの事で預かったままの個体です。本日、元のネックに戻して返却準備を行なっておりました。
幾度も連絡を送りましても何の返事も頂けませんので、止む終えずの手段です。勿論大赤字です。
これ以上、いつまでも連絡を待ち続けるのは精神的に嫌なものです。2度もネック交換をしてでも早く処理して気分を切り替えたいです。
ぐずぐずして問題を先送りにするのは嫌いですし心身ともに日々健康で過ごしたいですからね。
こうしてわざわざブログアップしましたのは、トラブルが長引けば今時、後でどんな悪評をネットなどにバラまかれるか分かりませんしね。完成時にブログ報告させて頂いた様に、tmpサイドでは依頼通り作業を完成させ、その後支払いがなされ無い為に楽器は元に戻してちゃ~ん本人宛に返却しましたよ、と言う証を同じブログ上に残すためです。
何度連絡しても何の返事も反応も頂け無い状態ですが、たぶんご本人はブログのチェックはされている可能性は高いと思いますので。
Hさんへ:
音楽やバンドを愛されているのと同じ様に自分以外の人の事も大切にされて下さい。それが出来なければ、音楽をやって行く意味など全く無いですよ。
人を感動させ、一時でも幸せにするのが音楽の究極の目的であり最大の価値なんだとワタクシは思っています。楽器作りを通して、そのお手伝いをするのがワタクシの仕事なのだと思っています。
@返却先の住所を明記したメールを至急入れて下さいませ。 お元気で、さようなら。
これで明日からまた皆さんから頂いた仕事を気持ちよくさせて頂く事が出来ます。(^ ^)
写真は以前にスロープヘッド・ネックへの交換を依頼されて作業を行なったフェンダーのJBですが、ご本人から支払いが出来ないとの事で預かったままの個体です。本日、元のネックに戻して返却準備を行なっておりました。
幾度も連絡を送りましても何の返事も頂けませんので、止む終えずの手段です。勿論大赤字です。
これ以上、いつまでも連絡を待ち続けるのは精神的に嫌なものです。2度もネック交換をしてでも早く処理して気分を切り替えたいです。
ぐずぐずして問題を先送りにするのは嫌いですし心身ともに日々健康で過ごしたいですからね。
こうしてわざわざブログアップしましたのは、トラブルが長引けば今時、後でどんな悪評をネットなどにバラまかれるか分かりませんしね。完成時にブログ報告させて頂いた様に、tmpサイドでは依頼通り作業を完成させ、その後支払いがなされ無い為に楽器は元に戻してちゃ~ん本人宛に返却しましたよ、と言う証を同じブログ上に残すためです。
何度連絡しても何の返事も反応も頂け無い状態ですが、たぶんご本人はブログのチェックはされている可能性は高いと思いますので。
Hさんへ:
音楽やバンドを愛されているのと同じ様に自分以外の人の事も大切にされて下さい。それが出来なければ、音楽をやって行く意味など全く無いですよ。
人を感動させ、一時でも幸せにするのが音楽の究極の目的であり最大の価値なんだとワタクシは思っています。楽器作りを通して、そのお手伝いをするのがワタクシの仕事なのだと思っています。
@返却先の住所を明記したメールを至急入れて下さいませ。 お元気で、さようなら。
これで明日からまた皆さんから頂いた仕事を気持ちよくさせて頂く事が出来ます。(^ ^)
個別報告 ギターのSさん
10/8 ヨコハマ快晴。静かな土曜日です。
写真は本日生地加工が終了したギタリスト・SさんのCCR-312のネックと在庫にあったフラットヘッド仕様のストラトのネックをスロープヘッド化したものを形状加工を済ませ共に下地処理した時点でのショットです。
作業自体だいぶ頑張りましたし、各依頼者の方も速やかに引き取りに来て下さっておりますので、足の踏み場も無かった状態が改善されつつあります。
ちなみに、巷は連休なんですね。
あまり休みが取れていないので曜日の感覚が麻痺している様です。最近では企業を中心に分散休業化が進んでいる様子で、土日が出社で平日お休みの方が増えているようです。
そのお陰でtmpは平日も土日も来客がある為に休める日が余計に減ってしまっています。
まっ、贅沢言っちゃいけませんね。普通に暮らせるシアワセに感謝です。
報告数件
10/7 ヨコハマ快晴。
まず1枚目の写真はマーティンの28ECのチューンナップで台座の段差加工を済ませ、次に内部ブリッジ内側に接ぎ木をして弦のボールエンドの留まる位置を修正する為の作業中。この次に燻煙処理に移行します。
次は奥からギタリストSさんのCCR-312のネックヘッドに接ぎ木加工しているショット。隣がNさんのTELESA用のネックで同じくヘッドに接ぎ木中。手前は在庫ネックで昔製作したフラットヘッド仕様のネックをスロープヘッド化する為に接ぎ木中のショット。
tmpでは音の為なら何だってします的な姿勢を現す象徴的な作業ショットと言えるかも知れませんね。
最後は本日作業全てを終了した立川市のUさんオーダー分の55B-5/TJです。
で、ど、どうすかっ?って声が聞こえた気がしますね~(^O^)
はっきり言って、こんなに凄い5弦はワタクシも初めて弾きましたね。
@暫くランニング・テストを行ないます。日曜以降お渡し可能です。
これまでの5弦ローB仕様の5弦の音程感と実音感の無さと言ったら残念賞受受賞作品ばっかりだったでしょ。それがこのベースでは真逆。5弦ローB弦の解放Bから5フレのEまでの音程感と定位感、質量感は史上初ではないかと思われるグレードの高さです。ローB以外のE~Gまでの4弦だって、そこら辺の通常の4弦ベースよりずっとグレードが高いです。そしてその5本の弦の鳴りのバランスのし具合が実に素晴らしい。まっ、そうなるように設計したからなんですけどね。
しかもトリプル・J仕様のミックス・バリエーションでJBからPB、そしてリッケンまでの定番サウンドをカバー可能です。トリプル・J仕様の試奏器を弾いた人だけがそれが真実である事を知っています。
しかし、ただひとつ気掛かりなのが、ここまで本当の重低音ベースが誕生して、果たしてこれを再生し切るアンプとSPシステムが皆さんが所有出来るか、と言う問題です。
tmpではギターのチェックにも38センチ/SPユニットのベースアンプを使用しています。それはtmpギターが通常よりも低域が深く出せるからであり、その確認の為には100Hz以下が薄い30センチのSPユニットのギターアンプではチェックにならないからです。
それに加えて、この5弦の誕生です。38センチユニット使用が前提と言って過言ではないような重低音です。30センチのユニットが2~4発のSP仕様でも低域再生は無理でしょうね。SPがスタックする恐れもあります。少なくともボトムには15インチ/38センチのSPの使用をお勧めしなくてはいけません。
特にこのトリプル・Jのフロントは通常のJBのフロントより更に下の倍音域を拾わせていますので、38センチのSPを使用出来ない場合は、このフロントのボリュームはフルにまでは上げない方がいいでしょう。30センチクラスのSPではコーン紙を痛める可能性があります。
いや~、今日はこの5弦の完成で作業は止めます。
思い返せば、28年前でしたね、女神工房時代に最初に5弦を作って研究したのが最初だったと思います。当時は多弦ベースなんて全く需要もなく見向きもされない時代でした。あれから30年近くが経過して遂にイメージ通りの5弦を完成させる事が出来ましたから、たいへん満足です。
このベースなら世界中の誰に弾かせても恥をかく様な事は無いでしょう。
だってダントツですもん。(^O^)

まず1枚目の写真はマーティンの28ECのチューンナップで台座の段差加工を済ませ、次に内部ブリッジ内側に接ぎ木をして弦のボールエンドの留まる位置を修正する為の作業中。この次に燻煙処理に移行します。
次は奥からギタリストSさんのCCR-312のネックヘッドに接ぎ木加工しているショット。隣がNさんのTELESA用のネックで同じくヘッドに接ぎ木中。手前は在庫ネックで昔製作したフラットヘッド仕様のネックをスロープヘッド化する為に接ぎ木中のショット。
tmpでは音の為なら何だってします的な姿勢を現す象徴的な作業ショットと言えるかも知れませんね。
最後は本日作業全てを終了した立川市のUさんオーダー分の55B-5/TJです。
で、ど、どうすかっ?って声が聞こえた気がしますね~(^O^)
はっきり言って、こんなに凄い5弦はワタクシも初めて弾きましたね。
@暫くランニング・テストを行ないます。日曜以降お渡し可能です。
これまでの5弦ローB仕様の5弦の音程感と実音感の無さと言ったら残念賞受受賞作品ばっかりだったでしょ。それがこのベースでは真逆。5弦ローB弦の解放Bから5フレのEまでの音程感と定位感、質量感は史上初ではないかと思われるグレードの高さです。ローB以外のE~Gまでの4弦だって、そこら辺の通常の4弦ベースよりずっとグレードが高いです。そしてその5本の弦の鳴りのバランスのし具合が実に素晴らしい。まっ、そうなるように設計したからなんですけどね。
しかもトリプル・J仕様のミックス・バリエーションでJBからPB、そしてリッケンまでの定番サウンドをカバー可能です。トリプル・J仕様の試奏器を弾いた人だけがそれが真実である事を知っています。
しかし、ただひとつ気掛かりなのが、ここまで本当の重低音ベースが誕生して、果たしてこれを再生し切るアンプとSPシステムが皆さんが所有出来るか、と言う問題です。
tmpではギターのチェックにも38センチ/SPユニットのベースアンプを使用しています。それはtmpギターが通常よりも低域が深く出せるからであり、その確認の為には100Hz以下が薄い30センチのSPユニットのギターアンプではチェックにならないからです。
それに加えて、この5弦の誕生です。38センチユニット使用が前提と言って過言ではないような重低音です。30センチのユニットが2~4発のSP仕様でも低域再生は無理でしょうね。SPがスタックする恐れもあります。少なくともボトムには15インチ/38センチのSPの使用をお勧めしなくてはいけません。
特にこのトリプル・Jのフロントは通常のJBのフロントより更に下の倍音域を拾わせていますので、38センチのSPを使用出来ない場合は、このフロントのボリュームはフルにまでは上げない方がいいでしょう。30センチクラスのSPではコーン紙を痛める可能性があります。
いや~、今日はこの5弦の完成で作業は止めます。
思い返せば、28年前でしたね、女神工房時代に最初に5弦を作って研究したのが最初だったと思います。当時は多弦ベースなんて全く需要もなく見向きもされない時代でした。あれから30年近くが経過して遂にイメージ通りの5弦を完成させる事が出来ましたから、たいへん満足です。
このベースなら世界中の誰に弾かせても恥をかく様な事は無いでしょう。
だってダントツですもん。(^O^)

完了報告 2件
10/6 ヨコハマ昼頃には晴れてました。ちょと湿度が高かったです。
写真は地元のKさんのギブソンSGで本日作業全て終了しております。
ペグロケーション変更で元の状態よりずっとバランスがまとまり扱い易いサウンドになっています。
但しSGのフロント・ハム位置設定は薄いボディにネックがディープジョイント設定ですから通常よりブリッジ寄りに設定されているのですが、このフロント位置での現状のギブソン・ハムは今ひとつ納得感が薄いですね。キャラクター以前の問題で濁りが強過ぎる様に感じますね。
特にこのロケーションでのフロントはそう感じます。リヤーはずっといい感じに改善されていますが、フロントは交換の必要有りと判断すべきかも知れません。
Kさんには、まずこの状態で弾かれてみてから判断されると良いでしょう。受け取り予定のご連絡お待ちしています。
もう1本はギターのHYさんの05年製のtmpチューンド・ストラトで本日、特注のラージヘッド仕様のスロープヘッドネックへの交換とブロックサドルへの変更調整全て終了致しております。
一言で申すならHYさんのご要望にドンピシャのサウンドと弾き心地です。011ゲージでも楽にベンド出来るのにその音の太さと言ったら凄いです。非常に気持ちのよいドライブ感も備えてます。
ストラト/メイン弾きのプレイヤーだったらまず必ず欲しがるサウンドでしょうね。ワタクシも大満足です。やはりイタヤカエデのスロープヘッド・ネックは最高にいいです。

写真は地元のKさんのギブソンSGで本日作業全て終了しております。
ペグロケーション変更で元の状態よりずっとバランスがまとまり扱い易いサウンドになっています。
但しSGのフロント・ハム位置設定は薄いボディにネックがディープジョイント設定ですから通常よりブリッジ寄りに設定されているのですが、このフロント位置での現状のギブソン・ハムは今ひとつ納得感が薄いですね。キャラクター以前の問題で濁りが強過ぎる様に感じますね。
特にこのロケーションでのフロントはそう感じます。リヤーはずっといい感じに改善されていますが、フロントは交換の必要有りと判断すべきかも知れません。
Kさんには、まずこの状態で弾かれてみてから判断されると良いでしょう。受け取り予定のご連絡お待ちしています。
もう1本はギターのHYさんの05年製のtmpチューンド・ストラトで本日、特注のラージヘッド仕様のスロープヘッドネックへの交換とブロックサドルへの変更調整全て終了致しております。
一言で申すならHYさんのご要望にドンピシャのサウンドと弾き心地です。011ゲージでも楽にベンド出来るのにその音の太さと言ったら凄いです。非常に気持ちのよいドライブ感も備えてます。
ストラト/メイン弾きのプレイヤーだったらまず必ず欲しがるサウンドでしょうね。ワタクシも大満足です。やはりイタヤカエデのスロープヘッド・ネックは最高にいいです。

個別報告 佐賀のOさん
10/5 ヨコハマ朝からずっと雨が降り続いております。塗装も燻煙も作業中断です。
写真は佐賀のOさんからチューンナップ依頼で送られて来たマーティンの28ECです。
クラプトンのシグニチャー・モデルですね。
断面からのショットにしたのには理由があります。それは皆さんにも参考になると思ったからなんですが、この個体はサドルが通常の倍の高さに設定されています。写真でも確認出来ると思います。
Oさん、この状態で弾いていたんだろうか?って思う程の弦高なんですね。当のEC本人のはこの半分の弦高しか無かったですよ。(^-^)
何を皆さんに参考にして欲しいかと言う点ですが、ここまでサドルを高く設定しますと張られた弦の張力で完全にブリッジ台座全体が前倒しに負荷を受け続けますので当然ながらブリッジの後端からトップ面がめくれ上がって来ます。しかもトップ厚が決して厚めの設定ではないので単にトップが膨らむだけでなく、ブリッジの手前のサウンドホール側は下に沈み込む力が加わり続けますので結果的にトップ面が波打変形してしまうんですね。こうなるとまともな響き方はしなくなってしまうんです。
この個体もそうなる直前と言った状態です。
アコギはトップが膨らんで変形してしまう前にチューン依頼して下さいね、と皆さんに以前から呼びかけている理由がそこにあります。一旦膨らんで更にその状態が継続しトップ面が波打ち変形し出すと、もうアウト!なんです。まともな響きは諦めるしかないです。
大切なアコースティックの所有者さんは是非そうなる前にご依頼下さいね。
同時に再びの解説になりますが、これまでのアコギの共通設定部分としてブリッジ台座の弦穴からトップの裏面に弦が引き込まれてブリッジのすぐ下でボールエンドが留まる設定になっています。
その位置が問題なんです。このボールエンドの位置があまりにトップ板に近過ぎるんです。その結果、張力で裏側からめくり上げる作用が働きトップのブリッジ台座が前倒し易くする一因になっています。もっと深い位置にボールエンドを留める必要がそこにあるんです。
要するにこれまでのアコギには設計自体に改善すべき点があると言う事です。
現状ではtmpの様な設定では製造されていませんから当然経年変化でブリッジ台座周辺は膨らみ、変形します。それをこれまでの製造現場ではその問題点を放置するか、ブレーシングなどの補強でトップの変形を抑えようとするかのいずれかだったのです。当然トップの変形を補強で抑える事が行なわれては来ましたが、その多くは補強の結果、強度は増した替わりに肝心な楽器の鳴りや響きが犠牲になって来たのです。
前から申し上げている点ですが、従来のギターの設計には問題が数多くあるんです。まず物理的な設計からやり直さなくてはそれらの問題は絶対に解決出来ないのです。
楽器も設計が命、その設計の命は物理です。
物理的な設定研究が行われず、今日まで問題点がそのままで製造されていることは技術者として残念でなりませんね。またユーザーさん側も昔の設計のままのオリジナル仕様に拘る為に、メーカーも設計変更を行い辛いという側面もあるのは事実なんです。
ワタクシからみれば、素人さんが単に昔のオリジナル仕様がいいって言ったところで、所詮素人さんが根拠も無く言ってるだけなんだから、より良いものに作り替える勇気を持ちなさいよ!ってメーカーさんには言いたいですね。
tmpではブリッジ台座への段差加工+内部のブリッジ裏面への宛木加工によるボールエンド位置修正を行なって非常に好評を頂いています。なぜならトップの変形が収まり、ブリッジ部での張力バランスが整う為に弦高を下げてもしっかりした腰の在るバランスした響きが得られる様になるからです。
その作業をこれからこの個体にも施して行きます。
それからOさん、これまでの状態からネックへの張力負荷が大き過ぎた影響だと思われますが指板面が正確に言いますと既に波打ってしまっています。但し取り敢えずはフレットのファイリングで今回は対処出来ますので、このフレットが摩耗した次回には指板修正&リフレットをなさった方が宜しいかと思います。またペグ関係は現状で問題ありません。
よって今回は燻煙処理、フレットファイリング、ブリッジ台座加工全般、ナット&サドル調整となります。トータルコストは税別¥125.000 を予定しております。以上、チェック報告でした。
天候が回復しない事には燻煙処理が行なえませんので、回復後からの作業となりますのでその点はご了承下さいね。
写真は佐賀のOさんからチューンナップ依頼で送られて来たマーティンの28ECです。
クラプトンのシグニチャー・モデルですね。
断面からのショットにしたのには理由があります。それは皆さんにも参考になると思ったからなんですが、この個体はサドルが通常の倍の高さに設定されています。写真でも確認出来ると思います。
Oさん、この状態で弾いていたんだろうか?って思う程の弦高なんですね。当のEC本人のはこの半分の弦高しか無かったですよ。(^-^)
何を皆さんに参考にして欲しいかと言う点ですが、ここまでサドルを高く設定しますと張られた弦の張力で完全にブリッジ台座全体が前倒しに負荷を受け続けますので当然ながらブリッジの後端からトップ面がめくれ上がって来ます。しかもトップ厚が決して厚めの設定ではないので単にトップが膨らむだけでなく、ブリッジの手前のサウンドホール側は下に沈み込む力が加わり続けますので結果的にトップ面が波打変形してしまうんですね。こうなるとまともな響き方はしなくなってしまうんです。
この個体もそうなる直前と言った状態です。
アコギはトップが膨らんで変形してしまう前にチューン依頼して下さいね、と皆さんに以前から呼びかけている理由がそこにあります。一旦膨らんで更にその状態が継続しトップ面が波打ち変形し出すと、もうアウト!なんです。まともな響きは諦めるしかないです。
大切なアコースティックの所有者さんは是非そうなる前にご依頼下さいね。
同時に再びの解説になりますが、これまでのアコギの共通設定部分としてブリッジ台座の弦穴からトップの裏面に弦が引き込まれてブリッジのすぐ下でボールエンドが留まる設定になっています。
その位置が問題なんです。このボールエンドの位置があまりにトップ板に近過ぎるんです。その結果、張力で裏側からめくり上げる作用が働きトップのブリッジ台座が前倒し易くする一因になっています。もっと深い位置にボールエンドを留める必要がそこにあるんです。
要するにこれまでのアコギには設計自体に改善すべき点があると言う事です。
現状ではtmpの様な設定では製造されていませんから当然経年変化でブリッジ台座周辺は膨らみ、変形します。それをこれまでの製造現場ではその問題点を放置するか、ブレーシングなどの補強でトップの変形を抑えようとするかのいずれかだったのです。当然トップの変形を補強で抑える事が行なわれては来ましたが、その多くは補強の結果、強度は増した替わりに肝心な楽器の鳴りや響きが犠牲になって来たのです。
前から申し上げている点ですが、従来のギターの設計には問題が数多くあるんです。まず物理的な設計からやり直さなくてはそれらの問題は絶対に解決出来ないのです。
楽器も設計が命、その設計の命は物理です。
物理的な設定研究が行われず、今日まで問題点がそのままで製造されていることは技術者として残念でなりませんね。またユーザーさん側も昔の設計のままのオリジナル仕様に拘る為に、メーカーも設計変更を行い辛いという側面もあるのは事実なんです。
ワタクシからみれば、素人さんが単に昔のオリジナル仕様がいいって言ったところで、所詮素人さんが根拠も無く言ってるだけなんだから、より良いものに作り替える勇気を持ちなさいよ!ってメーカーさんには言いたいですね。
tmpではブリッジ台座への段差加工+内部のブリッジ裏面への宛木加工によるボールエンド位置修正を行なって非常に好評を頂いています。なぜならトップの変形が収まり、ブリッジ部での張力バランスが整う為に弦高を下げてもしっかりした腰の在るバランスした響きが得られる様になるからです。
その作業をこれからこの個体にも施して行きます。
それからOさん、これまでの状態からネックへの張力負荷が大き過ぎた影響だと思われますが指板面が正確に言いますと既に波打ってしまっています。但し取り敢えずはフレットのファイリングで今回は対処出来ますので、このフレットが摩耗した次回には指板修正&リフレットをなさった方が宜しいかと思います。またペグ関係は現状で問題ありません。
よって今回は燻煙処理、フレットファイリング、ブリッジ台座加工全般、ナット&サドル調整となります。トータルコストは税別¥125.000 を予定しております。以上、チェック報告でした。
天候が回復しない事には燻煙処理が行なえませんので、回復後からの作業となりますのでその点はご了承下さいね。
個別報告 その他
10/4 ヨコハマ快晴。昼休憩にこのブログをアップ中。
写真はUさんの5弦ベースのヘッド部。本日ペグの装着終了。
いっきに進めんかい~っ!って、Uさん内心思ってるかな? (^u^) まっ、そーなんですけど、いろいろ作業が山積みでして燻煙や塗装は天候次第、加えて木部加工とセットアップなど、各段取りをそれぞれ追って行かないと先へ進めなくなって全体に余計に遅れが出るんです。
で、作業をご希望の皆さん、ここで一旦受付を止めさせて頂きます。このブログで紹介している作業以外にも未公開で行なっている作業が現実にあります。
そうした依頼が連日届いておりまして、これ以上は受付が出来ない状態なのです。ある程度消化出来たところで受付再開致しますので、それまでは荷物を送らないで下さいませ。宜しくお願い致します。m(_ _ )m
もう1枚の写真はCCR-312のホロウモデル用のトップ板で、素材はブビンガです。
通常木の芯に近い側同士をセンターで接ぐのですが、今回は意識的にあえて表皮側をセンターでブックマッチ接ぎをしています。これは少しだけ柔らかめの部分を中央に配置してミッドレンジに膨らみを得る為です。結果的に見た目がイーグルスの「呪われた夜」のジャケット・イラストみたいな木目が出てますねえ。
とにかくこの素材はかなり重厚な素材でして、たまにこの素材をソリッド仕様でテレキャスターなどが製作されたりしてますが、はっきり言ってこの材の単板仕様はお勧め出来ません。元々アフリカ産の強く太い繊維が絡み合った様な素材なので重く、この材を単板仕様で製作した場合、肩に食い込む様な重さがある上に、タイト過ぎて倍音の広がりが得られず指向性の強いサウンドに成りがちだからです。
でもtmpの音作りではそんな素材だからこそトップ材には採用出来るんですね。以前も触れましたが、トップにマホ材のトーンが欲しいからといってマホを薄めの厚さでトップ板を作りますとマホは柔らかなバルサ材の親戚素材でもありますので薄くした場合、腰砕けの柔な響きしかしなくなるんですね。
その為に、マホのトーンが必要だからといっても実際にマホガニーは使わない事の方が多いんです。ポイントは別の素材だろうがトップ板にした時に必要なトーンを得る事が出来る出来ないこそが重要ですから、アフリカ欅やブビンガも利用します。またもう少し別なトーンが欲しい時にはベリー材やブラックチェリーを使う事だってありますし、ピッキングエッジを切り込ませたい場合はゼブラウッドだって採用します。要するに最後にどんな楽器にしたいかだけが判断の基準なのです。
皆さんは木目が好きだ嫌いだで選んでしまいがちでしょうけど、それじゃあピンポイントで狙ったサウンドに落とす事は出来ません。
でも、ただ部屋に飾って眺める事が入手目的の人も日本には結構居らっしゃる様ですよ。それは楽器の扱いじゃなくて工芸品としての扱いですから音は関係ないでしょうね。楽器が可哀想ですね。( ´ー`)
人生のパートナーを選ぶんだって、ついついルックスに意識が持ってかれたりもしますよねえ。
でも一生涯連れ添っていける相手かどうかをルックスが気に入ったって事だけが基準じゃあ~実際には無理があり過ぎますでしょ?人間性ダメダメ人間も世の中沢山居ますからねえ。
物事全て見た目重視の人は、その判断で痛い過ちを犯すものです。気をつけましょうねえ~(^ ^)ノ~~

追加:はいはい、ちゃ~んと本日中にUさんの5弦を完成直前状態まで持ち込みましたからね。
証拠写真:ただもんじゃあ無い感出まくりでしょ。(^O^)
*現在、特殊サイズの牛骨ナット材の到着待ちです。
写真はUさんの5弦ベースのヘッド部。本日ペグの装着終了。
いっきに進めんかい~っ!って、Uさん内心思ってるかな? (^u^) まっ、そーなんですけど、いろいろ作業が山積みでして燻煙や塗装は天候次第、加えて木部加工とセットアップなど、各段取りをそれぞれ追って行かないと先へ進めなくなって全体に余計に遅れが出るんです。
で、作業をご希望の皆さん、ここで一旦受付を止めさせて頂きます。このブログで紹介している作業以外にも未公開で行なっている作業が現実にあります。
そうした依頼が連日届いておりまして、これ以上は受付が出来ない状態なのです。ある程度消化出来たところで受付再開致しますので、それまでは荷物を送らないで下さいませ。宜しくお願い致します。m(_ _ )m
もう1枚の写真はCCR-312のホロウモデル用のトップ板で、素材はブビンガです。
通常木の芯に近い側同士をセンターで接ぐのですが、今回は意識的にあえて表皮側をセンターでブックマッチ接ぎをしています。これは少しだけ柔らかめの部分を中央に配置してミッドレンジに膨らみを得る為です。結果的に見た目がイーグルスの「呪われた夜」のジャケット・イラストみたいな木目が出てますねえ。
とにかくこの素材はかなり重厚な素材でして、たまにこの素材をソリッド仕様でテレキャスターなどが製作されたりしてますが、はっきり言ってこの材の単板仕様はお勧め出来ません。元々アフリカ産の強く太い繊維が絡み合った様な素材なので重く、この材を単板仕様で製作した場合、肩に食い込む様な重さがある上に、タイト過ぎて倍音の広がりが得られず指向性の強いサウンドに成りがちだからです。
でもtmpの音作りではそんな素材だからこそトップ材には採用出来るんですね。以前も触れましたが、トップにマホ材のトーンが欲しいからといってマホを薄めの厚さでトップ板を作りますとマホは柔らかなバルサ材の親戚素材でもありますので薄くした場合、腰砕けの柔な響きしかしなくなるんですね。
その為に、マホのトーンが必要だからといっても実際にマホガニーは使わない事の方が多いんです。ポイントは別の素材だろうがトップ板にした時に必要なトーンを得る事が出来る出来ないこそが重要ですから、アフリカ欅やブビンガも利用します。またもう少し別なトーンが欲しい時にはベリー材やブラックチェリーを使う事だってありますし、ピッキングエッジを切り込ませたい場合はゼブラウッドだって採用します。要するに最後にどんな楽器にしたいかだけが判断の基準なのです。
皆さんは木目が好きだ嫌いだで選んでしまいがちでしょうけど、それじゃあピンポイントで狙ったサウンドに落とす事は出来ません。
でも、ただ部屋に飾って眺める事が入手目的の人も日本には結構居らっしゃる様ですよ。それは楽器の扱いじゃなくて工芸品としての扱いですから音は関係ないでしょうね。楽器が可哀想ですね。( ´ー`)
人生のパートナーを選ぶんだって、ついついルックスに意識が持ってかれたりもしますよねえ。
でも一生涯連れ添っていける相手かどうかをルックスが気に入ったって事だけが基準じゃあ~実際には無理があり過ぎますでしょ?人間性ダメダメ人間も世の中沢山居ますからねえ。
物事全て見た目重視の人は、その判断で痛い過ちを犯すものです。気をつけましょうねえ~(^ ^)ノ~~

追加:はいはい、ちゃ~んと本日中にUさんの5弦を完成直前状態まで持ち込みましたからね。
証拠写真:ただもんじゃあ無い感出まくりでしょ。(^O^)
*現在、特殊サイズの牛骨ナット材の到着待ちです。
作業依頼に関してのお願い
10/4 ひとつ皆様にお願いがございます。
今年も数件、作業依頼者の方のご都合で俗にいうドタキャンが出ています。
それ以前の過去含め、その理由は代金を用意する事が出来なかったので、というケースです。
こんな時代ですから諸事情あるとは思いますが、こうして依頼を受けた作業を経過を追ってブログ報告させて頂いているのも進行状況やその内容を依頼者の方にオープンにし安心してお待ち頂く為であり、と同時にその進行状況から、およその上がり日程も把握出来る事で資金繰りの目安も立ち易いだろうと思っての事です。
殆どの方々は問題なく楽器をお受け取り頂き、ご満足してお支払いも済ませて頂いておりますが、唯一ここでのトラブルと言えば受け取り直前「お金が用意出来なかったのでキャンセルさせてください」とか、別件では引き渡しお約束当日になってメールで「払えないので半年先まで待ってください」なんてのもありました。こうなると「こちらの都合は全く無視?」って話です。
もう皆さん多くの方が社会人でもある訳ですので、前提として依頼をされた以上はお支払いも確実に可能な様に準備をなさってからオーダーを頂きたいと思います。途中なにがしの問題があってお支払いが出来ない状況になったとしても、それはご自分で解決して頂くしかありません。私的事情をこちらに相談されても困ります。
通常よりも手の込んだ作業が多いtmpの仕事ですので、作業に時間を注ぐ期間が長いのでその間は未収入状態が続くんです。その上で作業を無事に終わらせたのに一方的な都合で「払えません」てのは、本当にご勘弁頂きたいのです。こんな小さな工房では長期間作業を続けた上でドタキャンされ未収入で終わると非常にダメージが大きいんですよ。
仮に支払いが困難だと判った時点で何らかの手を打つのが一般常識ですし、こちらにも前もって相談の連絡を頂かなくちゃ。直前になって無理ですって、そりゃ反則ですよ。
こんなお話はしたくは無かったのですが、ごく一部の方はあらためてこんな話をしておかないとご理解頂けないようなので、あえてお話しした次第です。 どうかご理解下さいね。
今年も数件、作業依頼者の方のご都合で俗にいうドタキャンが出ています。
それ以前の過去含め、その理由は代金を用意する事が出来なかったので、というケースです。
こんな時代ですから諸事情あるとは思いますが、こうして依頼を受けた作業を経過を追ってブログ報告させて頂いているのも進行状況やその内容を依頼者の方にオープンにし安心してお待ち頂く為であり、と同時にその進行状況から、およその上がり日程も把握出来る事で資金繰りの目安も立ち易いだろうと思っての事です。
殆どの方々は問題なく楽器をお受け取り頂き、ご満足してお支払いも済ませて頂いておりますが、唯一ここでのトラブルと言えば受け取り直前「お金が用意出来なかったのでキャンセルさせてください」とか、別件では引き渡しお約束当日になってメールで「払えないので半年先まで待ってください」なんてのもありました。こうなると「こちらの都合は全く無視?」って話です。
もう皆さん多くの方が社会人でもある訳ですので、前提として依頼をされた以上はお支払いも確実に可能な様に準備をなさってからオーダーを頂きたいと思います。途中なにがしの問題があってお支払いが出来ない状況になったとしても、それはご自分で解決して頂くしかありません。私的事情をこちらに相談されても困ります。
通常よりも手の込んだ作業が多いtmpの仕事ですので、作業に時間を注ぐ期間が長いのでその間は未収入状態が続くんです。その上で作業を無事に終わらせたのに一方的な都合で「払えません」てのは、本当にご勘弁頂きたいのです。こんな小さな工房では長期間作業を続けた上でドタキャンされ未収入で終わると非常にダメージが大きいんですよ。
仮に支払いが困難だと判った時点で何らかの手を打つのが一般常識ですし、こちらにも前もって相談の連絡を頂かなくちゃ。直前になって無理ですって、そりゃ反則ですよ。
こんなお話はしたくは無かったのですが、ごく一部の方はあらためてこんな話をしておかないとご理解頂けないようなので、あえてお話しした次第です。 どうかご理解下さいね。
個別報告 立川市のUさん
10/3 う~ん、今日のヨコハマは曇り空だな。
10月に入って、また流れが変わった事を感じています。単に季節感での話じゃなくてね。時代の風の流れみたいなものかな。その時々の風の強さや吹いて来る方向とか。皆さんは感じながら生きていますか?
その点ではワタクシは五感を研ぎ澄ませて感じようとしながら生きています。
写真はお待たせしまくりのUさんの55B-5/TJで、実は現在エンドピンの到着待ち。あんな小物でも在庫切れると完成出来ない。到着まで他の部分を仕上げて行きますね。
ここまで来るとオーラが出まくって来てます。「わるいけどオレ、エラクいい音すっから!」みたいな。
いい音してくんないとアタシャ立場無いもんね。(^O^) いい音以外は出ません。
もう1本のストラトは311の被害を乗り越えて完成間近のカスタム・ストラトです。(写真はパーツを仮乗っけしたショット)傷の修正痕や薄いラッカー塗膜の小さなひび割れが数カ所在りますが、サウンド面には全く影響無いものばかりです。
この人も いい音するに決まってるでしょオーラがたっぷり出てますねえ~ 心霊研究所かっ!(u_u)
スロープヘッド仕様の極上ネックですから通常は本体のみで39万定価ですが、今回は傷有りという事で特別に34万で販売するつもりです。
10月に入って、また流れが変わった事を感じています。単に季節感での話じゃなくてね。時代の風の流れみたいなものかな。その時々の風の強さや吹いて来る方向とか。皆さんは感じながら生きていますか?
その点ではワタクシは五感を研ぎ澄ませて感じようとしながら生きています。
写真はお待たせしまくりのUさんの55B-5/TJで、実は現在エンドピンの到着待ち。あんな小物でも在庫切れると完成出来ない。到着まで他の部分を仕上げて行きますね。
ここまで来るとオーラが出まくって来てます。「わるいけどオレ、エラクいい音すっから!」みたいな。
いい音してくんないとアタシャ立場無いもんね。(^O^) いい音以外は出ません。
もう1本のストラトは311の被害を乗り越えて完成間近のカスタム・ストラトです。(写真はパーツを仮乗っけしたショット)傷の修正痕や薄いラッカー塗膜の小さなひび割れが数カ所在りますが、サウンド面には全く影響無いものばかりです。
この人も いい音するに決まってるでしょオーラがたっぷり出てますねえ~ 心霊研究所かっ!(u_u)
スロープヘッド仕様の極上ネックですから通常は本体のみで39万定価ですが、今回は傷有りという事で特別に34万で販売するつもりです。