tmpブログ -111ページ目

 経過報告 2名さま

1/17 ヨコハマ 晴れ 今日は暖かいです。助かりますね~

朝方はかなり冷え込みましたが、ぐんぐん気温が上がってくれたので今日は塗装処理も進めています。

とは言え、外にはまだ雪が残って地面からは湿気が立ち昇っていますのでコンプレッサーでの吹き付けはしません。写真のネックも下地処理を全て刷毛塗りで処理しています。
そもそも下地処理は吹き付けよりも刷毛塗りの方がずっと理想的ですしね。

TELESAアーチド用のミディアムネックはヘッドトップにつき板を張っての形状加工を済ませてあります。ストラトネックは地元のSさんのチューンナップ/ネック交換用の個体です。

午後からは久しぶりに5弦ヴァイオリンとヴィオラのニス塗りを再開出来そうです。

$tmpブログ


$tmpブログ

経過報告 ヨコハマのSさん

1/16 ヨコハマ 曇り空 冷えます。

今日はSさんのネック交換の為にカスタムのネック製作を朝の8時くらいから作業をしてるんですが、外で生地研磨を行っていたのですが、少し外に居るだけで身体が冷えきってしまいます。

とは言え、作業自体は順調です。非常に目の詰まったイタヤ材ですから加工は面倒ですが、燻煙を済ませたイタヤ材は通常のメイプルとは音のコシの強さや密度感が明確に異なります。とても普通のメイプル材を使う気になれなくなる程です。 ましてやスロープヘッド構造ですからね。
このネックを正しい設定でマウントすれば元より数段優れた特性に成る事は目に見えています。

この事は実際にこの手法で同じ設定で製作した事が在る人間以外には理解出来ないでしょう。
いったい何が違うと言うんだ?とね。それは経験値に無い事だからです。

しかしこう寒いとニス塗りにも気温が低過ぎるんで困りものです。
早く暖かい日々が訪れて欲しいですねえ。

$tmpブログ

ザクザクと

1/15 ヨコハマ 晴れ

まあ、ヨコハマでは10 センチ以上も積もりまして・・外が歩きづらいったらありゃしない。
ここが雪国でなくて良かった・・と思ってしまいます。

写真は初期型CCR /ミディアム・スケールモデルの試奏器が試奏に来られた某ギタリストに即決購入されてしまった為に急遽2本目の製作に取り掛かっている個体です。写真1

既に初期型CCR のボディストックは無くなってしまいましたので、今回はTELESAのオーバーエッジ外周サイズで切り出して製作します。素材は分厚いカナダ産の極上のバスウッド材です。
CCR はお尻の大きなモデルでしたのでフェンダー系のハードケースにお尻が収まらず、ケース選択に苦労した為にTELESA では少しだけヒップを小さくデザインしてあります。

ストック材はソリッドのアーチトップ・モデルが削り出せる様に分厚いサイズで燻煙庫に寝かしておりましたので、最初の切り出し加工が終わった時点で一旦、アーチトップの削りのガイドラインとなる等高線テンプレートを残して置く為に本体に直接メインの等高線を記入しました。写真2

後はこのラインに沿って何枚ものテンプレートを作成し、アーチドモデル製作時のガイドとします。

ちなみに、皆さんはアーチトップと言いますとグわっと隆起の大きな形状がお好きだったりしませんか? まあ、PRS なんかもそのタイプですけど。
実際の話しをしますと、特にソリッド構造の楽器のアーチ隆起は強ければよりいいと思ったら大間違いなんです。
隆起が大きいという事は材の中心部だけがトップ材が厚いという事になり外周の薄い部分との材厚差が不釣り合いに大きいという事になります。ここで音域バランスと言う重要な特性に対して、その時点で音域中のバランスが取れなくなってしまうのです。

ヴァイオリン系の古典楽器でも派手に隆起させたトップ構造の個体もあるのですが、全体の鳴りのバランスに独特のクセが出てしまい嫌われるんですね、奏者から。
ですから見た目優先でアーチ形状設定しますと音域バランスの点で失敗するんです。
あくまで備えるレンジ全体がバランスよく倍音が整った楽器にしないと優れた奏者程、満足出来なくなくなるものです。
結果的に、バランス良い特性を楽器に備えさせようとした場合、なだらかなアーチ形状になるものなんです。

話しをこの試奏器に戻しますが、問題は今回このままアーチドモデルを製作するか、それとも板厚を落としてフラットトップ・モデルとして製作するかなんです。ハンドシェイプで単品アーチ削り加工をしますと値段を8万程上げざるを得ないんですね。
なるべくスタンダードなフラットトップモデルの試奏器を作るべきだろうと思う反面、このままアーチドモデルで製作してゴールドトップ/P-90W仕様で仕上げたら最高だろうな・・とか迷ってるんですねえ。

う~ん、どうしよっかなっ・・と。( ̄ー ̄;  もう少し考えてみる事にします。

@なんと、この個体をアーチドモデルで購入したいとのオーダーを大阪の1さんから、先ほど頂戴しました。オーダーをありがとうございます。
しかし、早くも試奏器2本目が無くなりました。(;^_^A

$tmpブログ
$tmpブログ

大粒の雪が降っています。

1/14 ヨコハマ 雪模様

今日は祭日ですね。成人式。まるで降る雪で白く清められてる感じですね。

写真はチューン中のSGでヘッドストックの塗装下地作りが終って、さあこれからクリアー・コーティングって時にこの天候で作業がお預け状態。まっ、晴れるのを待ちましょう。

もう1枚の写真は地元のSさんご依頼の古いESP社製のコンポのストラトでご本人の相談に対応してtmp製のイタヤ材のスロープヘッドネックへの交換及びシンクロトレモロへの変更がメイン作業です。

ご予算の関係から、その他の一連のtmpチューン作業は次回に、と言う事で長らく半加工状態/燻煙済みで寝かし続けていたネックから製作をスタートさせています。まずは形状加工からです。
いっしょに映っているのがそのネック個体です。削り始めた所以外は燻煙で黄ばんでいます。

今回はボディのネックポケットの設定変更とFRT トレモロを取り外してスタッド穴を埋木し、新たにtmp仕様のシンクロトレモロをマウントします。
問題はボディ素材がジャスパーウッドと呼ばれている「栃の木」ですからメイプルに近い特性でそのままボディ材に使用した場合、ローエンドの倍音が薄く音が軽いんですね。クリーントーンにはまあいいんですが太さが出ないので鳴り設定でその部分を補う必要がありますね。まあ、技術屋の腕の違いの見せ所です。

30年くらい昔にESP社に直接オーダーした愛着ある個体との事ですが、この当時は既にワタシはESP 社もMOON も退社して女神工房を設立していたので、この当時のFRT仕様の一般楽器にはまだトレモロ下にディンプル(アンダーキャビティ)加工が施されていません。
その為にトレモロが非常に高い位置に設定されている為に弾きにくいだけでなくローレンジが失われてしまっています。その2点の問題を解消する為にワタシが考案したのがトレモロアンダー・キャビティなんです。
丁度この時期に女神工房でアンダーキャビティ設定が初めて行われ、それが世界的にポピュラーな設定となったのは、そのずっと後の事です。 そんな昔を思い出させてくれる古い個体ですね。

$tmpブログ
$tmpブログ

ペグロケ変更

1/11 ヨコハマ 晴れ

写真はチューンナップ中のギブソンSGスペシャルのペグロケーション変更加工が終わった時点でのショット。ここがベスト!と言う位置に加工し直し、この後は塗装処理ですね。

写真では分かりづらいかもしれませんが元の設定位置からかなり移動してます。
とは言え、新たに設定し直した位置は実は元々のギブソンの初期設計位置にかなり近いのです。

その意味で1970年以降からの量産メーカーと成って行ったギブソンの製品は設計当初とは別設計になったと言ってもいいくらい様々な変化があるのです。
その理由は、量産に伴う効率化や生産工場自体が何カ所かに増加するにつれ、全体の形状や設定が結果的に現場によって少しずつ違いが出て来る事は割と良く在る事なので、結果的に同じモデルであっても長い間にはいつの間にか当初の設計とはズレを生じてしまうのです。

生産現場の管理者も楽器の設計の専門家でない場合が殆どなので(あくまで工場での生産管理の担当者ですから)オリジナル設計と設定が多少異なっていても多くの場合あまり問題視されなかったりしがちです。ほぼ同じ様なものなら問題無し、と。

ワタシに言わせりゃ、設計誤差の「1ミリを軽んじる者は1ミリに泣く」であります。
生じたズレにあらたなズレが加わると結果的には設計当初とは別設定になってしまうからです。

優れた演奏家であれば、その設定差から生まれるサウンドのバランスやグレードの差は実に大きなものとして感じる筈です。「なんか違うんだよな」的に。
ですから毎回こうして面倒でも、誰に頼まれなくても作り替えてあげるわけですね。

すなわち、これが楽器と皆さんへの愛情であります。(^ー^)

$tmpブログ

こんな感じ

1/10 ヨコハマ 晴れ

晴れてますが、寒いこと。暑さにはめっぽう強いんですけどねえ~夏が絶好調の人ですから。

雪国の方々には笑われそうですが、ワタシは気温10度を下回ったらポンコツなんです。
(下回らなくてもポンコツか)

写真はチューンナップ中のギブソンSG用に作成した茶ベッコウのピックガード。乗っけてみるとこんな感じ。 うん、これで行こう。(^ ^)v

$tmpブログ


追記:フレットファイリング、ブリッジ位置修正、そしてペグ元穴の埋木加工
   そしてヘッド面の塗装下地処理まで終了。
   今日は気温が低すぎるので下地塗料もハケ塗りで処理しました。あ~ 冷えるわ (>_<)

$tmpブログ

初期型 CCR ミディアムスケール

1/9 ヨコハマ快晴

連日の燻煙処理で身体を冷やしてしまったせいか、腹下し気味。( ̄_ ̄ i)

写真は完成直前の初期型CCR のミディアムスケールモデルのサンプル品。

この個体は古めの335 やレスポールで音作りするタイプ向け。カールトンやロベン・フォードがそれに該当しますね。
簡単にスペック紹介しますと、ボディはカナダ産の上質なバスウッド材でチェンバー仕様。
ネックはイタヤ材のスロープヘッド仕様で全くギブソンと同じ寸法のミディアムスケールです。
tmp製ピックアップはフロントとリヤーのハムそれぞれ専用に設定されたスペック違いの仕様で
MV+MT+LCV のトグルSW切り替えです。

非常に倍音が豊かで程よいレンジ厚構成ですからソフトにもハードに弾いても弾き手の感性をモロに表現してくれます。音の太さも335とLPの中間くらいの充分な太さを備えています。
またLCV 回路ですから通常のハンバッカー仕様では有り得ないカッティング・サウンドがいとも簡単に得られます。

参考までに:同スペックにてオーダー製作の場合、本体のみ/税別 ¥405.000 です。

@試奏器でしたが、某プレイヤーさんの要望で売却と成りました。
 急遽もう1本試奏機を製作する事にしております

$tmpブログ

程よく流す感じで

1/8 ヨコハマ 晴れ

今日は少し暖かいので助かります。
さすがに連日の外での研磨や燻煙作業は身体の芯まで冷やすせいか以前に手術した背骨に堪えます。
寒さで身体が痺れて動かなくなっちゃうんですよね。(> <;)

でも晴れ晴れとした心で作業はしなくちゃいけません。
作った楽器に精神状態まで乗り移っちゃうんです。だから製作中はトラブル厳禁。

今日の写真1枚目は燻煙が終了したヴィオラの指板。付着した煙の脂をお茶を染み込ませたタオルで拭ったところ。こんなにベットリと煙脂がこびり付いているんです。

燻煙処理はこのくらいまでやらないと本当の効果は得られません。そしてこの脂をしっかり拭い去らないと表面の油脂膜の影響で接着剤で接合が出来なくなりますし塗装も乗らなくなります。
ですから量産品にここまでの燻煙処理を施すのは不可能と言っていいでしょうね。
この燻煙にまつわる手間ひまだけでコストが大幅に上がってしまうからです。
仮に量産品で燻煙処理してます、って製品があったら、かなりアバウトな処理だと思った方が無難です。tmpと同じ手間ひまを掛けて製作するなんて到底量産品で行える筈が無いからです。

2枚目は初期型CCR のボディを利用して試作したミディアムスケール・モデルです。
実は昨年末、お気に入りだったラッカーがディスコンになった為に数社からラッカーを新たに取り寄せたのですが、その中の一種にダメージ仕様のラッカーが含まれていて、インフォメーションが無かったものですからそうとは知らずに数本に使ってしまったんですね。

ちなみにダメージ仕様と言うのは、乾くと さも数十年も経過してひび割れた様なクラックが入る塗料の事です。古い楽器の塗装修正やレプリカント製作などに用いられる特殊な塗料です。
写真のCCRもその塗料を吹いてしまった内の1本で新品のクセして既に4~50年経過して細かなひび割れが入った様に仕上がっています。
最初はワタシの何かしらのミスだと思って某プレーヤー用に製作中だった RetroCity は塗装を剥がしてしまいました。その後で、ど~もおかしいと思って入手先に問い合わせたところ、それがダメージラッカーだったことが判明しました。(どこかに明記しておいて欲しいもんですねえ)

そんなワケでこのCCR は新品なのにまるで50年くらい前の楽器みたいに全体に細かなクラックが入っています。まあ・・いいか ( ̄_ ̄ i)

3枚目の写真は現在燻煙庫の中で煙に包まれっぱなしのギブソンSGスペシャル用に製作した茶ベッコウのピックガードとマウントするtmp製のハンバッカーです。

まあ、2日目の作業としてはこんなモンかな。

$tmpブログ
$tmpブログ
$tmpブログ

軽く流す感じで

1/7 ヨコハマ晴れ

ヨコハマは昨日よりは暖かいです。助かります。
今日は初日みたいなもんですから軽く流す感じで作業をしております。

写真はUSA から到着したばかりの2002製ギブソンSGスペシャルです。
みごとにパーツ無しで届きました。あまり弾かれていなかった様子で目立つ傷は無い個体です。

カラーリングもブラウン系のウオルナットカラーなんですが、なぜか少しだけ赤みを帯びて、まるでフェイデッドのワインカラーの趣もします。全体的にいい感じの個体です。

いっしょに映っている茶ベッコウのピックガード板からピックガードを作り出してあげようと思っています。オリジナルはブラックのPGですが、何となく黒ではつまらないな、と思いましてね。現在、本体は朝から光触媒燻煙処理に掛けています。本年初の光触媒燻煙処理ですね。

3セットの燻煙が終ったら元のペグ穴を埋木して理想的な位置に設定し直してあげます。そこからが設定変更の為のチューン作業のスタートです。ペグのリロケーションが済んだら、次はブリッジ位置修正を行ってからフレットワークに移行します。今月中に完成予定です。

早くもこの個体に興味を持たれたという方の為にご予約受付します。
予定販売価格:本体(税別)21万です。



$tmpブログ

こう 寒いと・・

1/5 ヨコハマ エラく寒い。

いや~冷えます。
こう寒いと寒さに弱いマツシタはポンコツです。な~んにも出来ません。 以上。
叫び