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 鉛ってるし

1/28 ヨコハマ 晴れ

今朝は雪が少しだけ積もっていましたので、朝一の仕事は外の研磨用の作業台の雪を落とすところからでした。
今日の作業はSHさんの5弦ヴィオラへの指板接合。ここまで進める事が出来てホッとしてます。
ヴァイオリン系は指板がトップ板上面に突き出ている構造の為にトップにニス塗りをある程度しておかないと指板を接合出来ないんです。ここまで順調です。

ボディの写真は新しく製作中のTELESA のミディアムスケールモデルです。製作中のアーチドモデルと基本的には同じ設定ですが、これは通常のフラットトップ・モデルのPW設定。
カナダ産の上質なバスウッドから形状加工をし、トップのセルバインディングまで終了済み。

ちなみに、フェンダー・テレキャスターのドンズバ形状のものと並べて比較するとこんな感じ。
サイズ的には近いですがTELESA はより洗練されたデザインになっています。

今日は形状加工から研磨作業と外で過ごす事が多かったので冷えきった身体が鉛の様に重いです。

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 休日返上

1/27 ヨコハマ 晴れ

火曜日に私用でお休みを頂くので日曜日の今日、アーチドTELESA の形状追い込みを行ないました。

これでほぼ完成ですが最後に中央部と外周部の R 繋がりの修正終えたら、やっと形状加工は終わり。次の下地塗りに移行致します。
分厚いミッドレンジを備えた特別なTELESA ミディアムスケールモデルになるでしょう。
I さん、お楽しみに。

先日のチューンしたギブソンSG も売れちゃったので、次はローズウッドトップ+アルダーバックのシンプルなテレキャスターでも作ろうと思っています。イメージ的にはオールローズのテレキャスターですが、サウンドもっとずっと使い易いタイトで落ち着いたトーンの楽器に成るでしょう。




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経過報告 出荷案内

1/26 ヨコハマ 晴れ

本日はさいたま市のN さんのメンテナンス2本の作業を終了して出荷済みです。
また、九州のSさんのギブソンLPのtmp製ハムへの交換とLCV回路変更も終了しております。

写真は先日からのアーチ加工作業のラフ削りの最終段階まで進め、一旦下地塗料を刷毛塗りを済ませるところまで進めました。
まだ最終形状というわけではないのですが、こうして塗料を塗布する事で加工形状が生地状態の時よりも確認がし易くなるのです。この後の行程では最後の形状修正を行って行きます。

このように今回はこのモデルに対するアーチ加工は初めてですので、加工自体のみならずアーチ形状のテンプレート作成を兼ねて最終形状を決定する事が重要な作業です。

マシン加工では無く手加工のみで行う作業と言うものの実態が皆さんにお伝え出来れば幸いです。
本当のハンドメイドは誰でも出来る様な簡単な作業じゃ無いんだと言う点がお分かり頂ければいいんですけどね。写真を見た程度じゃ分かんないかな?

手加工では刃物を使い分けながら木の木目に合わせて削って行きますので木の繊維を刃物で切断しながら形状加工を行えますが、マシン加工ですと木目を無視して木の繊維をめくり上げながら切削加工が行われる為に木の表面は毛布の表面の様に総毛立って表面積が膨大に膨れ上がる事で湿気を取り込んでしまいます。
これは言ってみれば日本刀で切るのとナタでぶった切るのの切断面の違いの様なものです。

ですからよく切れる刃物での手加工に勝る製作手段は本当は無いのですが、プログラミング・マシンルーターのオペレーターが木を熟知していれば単に強引に形状加工をするのではなく、木の繊維の流れに合わせてマシンの刃物を動かす事も実際には可能なのですが、木は1枚1枚全く木目も性質も異なる為にその都度、刃物の動く流れを毎回プログラミングすることは実質的に不可能なんです。 その結果、木の木目を無視した形状加工が短時間で行われる事になります。
ハンドシェイプで半日近く掛かる作業をマシンでは十数分で終了しますからね。

いや~今日も外での作業は寒かったですね~ 何かパワーの付くもの食わなくちゃね。

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 経過報告 

1/25 ヨコハマ 晴れ

晴れましたが外での作業を続けているとやはり身体の芯が冷えますね。熱っぽくなって来ます。

ネック交換用のカスタムのストラトネックが1本、スロープヘッド化作業中の初期型CCR のネックとそしてカスタム製作中のアーチドTELESA のネックの1本が本日は塗装行程。写真1

そして昨日の続きで、アーチドTELESA のボトムから3段階高い位置の等高線エリアのアーチド加工を済ませました。アーチの一番低い位置がボディの外周面で既にセルバインディングも施し済み。
写真2
そこから3段目の加工処理が済んでテンプレートを起こし直してから、確認の為に大ざっぱに磨いたショットが3枚目の写真。次回は更に一段階内側のアーチ加工です。

昨日に続いてですが、なぜここまで皆さんに製作行程を明かしているかお分かりですか?

それは昨日も触れた点ですが、何十万もの定価で販売されている楽器も結局、大方が機械加工で製作された量産品であって、本当の意味でのハンドメイド製作品とはここまで手間ひまが掛かるものなんですよ、と言う点をご理解頂きたかったからです。
同じ40万で販売してもハンドメイドと量産品では利益率が全く異なるのです。量産すればする程製造原価は下がるからです。言わば価格は高いのに製造原価は量産品ですから低いのです。

もしそれらが本当のハンドメイド製品であったなら、どこの楽器店にもズラッと在庫出来る筈がそもそも無い筈です。量産しているからこそ沢山楽器屋さんに並ぶのですから。しかもハンドメイド扱いでね。

なのに本当に製作家が精魂込めて手作りしても40万の販売価格では利益はギリギリでしか無いのです。こんな状況では製作家が生きて行ける場所が無くなるのです。
どうにかして後輩達が思う存分腕を競える状況が誕生して欲しいものです。
そこが理解されないといずれ日本での手工楽器製作は終りを迎えるからです。中国生産品を卸か販売するだけの業界に成ってしまうという事ですからね。

ワタシが望むのは、日本には若き製作家が沢山いて素晴らしい楽器を製作している、ってそんなふうになって欲しいのです。

ニッポンは職人が腕を競い合っている国、だから日本製が一番!って世界から評価されるようになれたら素晴らしいですよね。それこそ、楽器に限らずニッポンの歩むべき道なんだと思いますね。


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経過報告 大阪の I さん

1/24 ヨコハマ 雨のち晴れ

ぱっとしない天候です。最近では前日の天気予報ですら今いち当てになりませんねえ。

本日は大阪の I さんオーダーのTELESA アーチドのアーチ加工。とは言ってもTELESA 初のアーチドモデルなので形状テンプレートを作成しながらの作業ですので本来の様にサクサク形状加工するのとは異なり、外周からセンターに向けてテンプレートラインを確認/訂正しながら徐々に中央に向かって加工を進めています。

こうする事で次回からはこの試作器で作成したテンプレートがガイドラインと出来るわけです。

メーカーのアーチドモデルも最初はこうして出来た形状をコピー加工する為のひな形としてアーチ形状を削り出すか、この形状をスキャニングデータとして読み込んで3D-NC ルーターマシンで加工します。要するにアナログ/デジタル いずれかの機械加工です。
人間は生地の表面を研磨処理するだけですからベテランの職人さんなどもはや不要なのです。

例えば、レスポールも半世紀以上も前のモデルですが、当初からコピー・ルーターでアーチ加工されてますから職人さんが1本1本手加工で削り出していたなんて話しはハッキリ言って、嘘ですね。
仮にそうであったらレスポール1本が30万以内の販売価格で市場に出回る何て事は不可能だった筈です。ですから現代でなく、ずっと過去に於いても職人さんが手作りしなくてもアーチドのエレキは製造出来たのです。 
それを職人さんが手で1本1本作ったと言う形で伝説化されて来たに過ぎません。

ましてや現代においてはスキャニングで形状データ化し、そのまま短時間で機械加工が可能なので、実際に中国ではPRSフルコピーの生地完成品が1本2万円以下のコストで製作されています。
PRSをバラして本体だけにしてスキャンしちゃえば形状データ取れちゃいますから。

例えば、そうして出来た生地本体をUSA 本土に送って、そこで塗装とセットアップを行えば、Made in USA と表示出来てしまうのです。
これは、あくまで もしやろうとすれば可能ですよ、と言う話しですから誤解しないで下さいね。

とにかく、現代ではそれがレスポールであろうがPRSであろうが本体の生地原価は2万以下で製造可能なのです。

ね? ますます本当の手作り品がいかに貴重である事が分かりますでしょ?
それでも中国製がお好きなら話しは別。

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あ〜冷える

1/22 ヨコハマ 相変わらず寒いけど午後から晴れてます。

本日はTELESA アーチドの等高線テンプレートの作成と、新たに試奏器を作らなくては行けませんのでカナダ産のバスウッドの板材から切り出し加工の準備、そしてスロープヘッド化の作業です。

新たに作成中のTELESAはミディアムスケール/スロープヘッドネックですがネックの指板外周にセル巻き無しのタイプですから今回は40万ジャストのモデルとなります。
フラットトップのチェンバー仕様、トップ面外周にセルバインディング有り。
現在の予定ではPW仕様(P-90W)です。カラーリングはどうしましょうねえ~ 暫く考えます。

早めのオーダーであればピックアップ仕様、カラーリングなど受注指定可能です。

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まとめ経過報告 

1/21 ヨコハマ 晴れ

今日は気温が上がりましたので、すかさず塗装やニス塗り作業。

ベーシックチューンしたSGもいい仕上がりです。今回は指板修正&リフレットは行っておりませんので、現状のフレットが摩耗した次のリフレットのタイミングで指板上面角修正とリフレットを行えば、更に音の定位が下がり、より太いサウンドでバランス出来ます。
取り敢えず SG でここまでバランスした個体には滅多にお目にかかれない筈です。ピッキングストロークでジャラーンと振り抜けば、そのバランスの高さの違いを確実に感じて頂けます。
本体のみ21万+TAXです。@1/26 この個体は完売しました。

その他の作業では、Wさんからのご依頼で旧型CCRのスロープヘッド化の作業も元穴の埋木加工からスタートさせています。この個体はブリッジサドルを偏芯サドルへの交換、LCV回路への変更予定です。

5弦のヴァイオラとヴァイオリンも気温が上がったのでニス塗りを進めております。

2本のカスタムネックも下地処理を済ませ、現在は中塗りへと進行しています。

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よく尋ねられるので

1/19 ヨコハマ 晴れ

晴れてましたがワタシには充分の寒さです。
暑さは35度でも平気ですが10度以下ではポンコツです。

今日は工房でのチューンナップ依頼の打ち合わせと、外出先での打ち合わせの2件。

最近よく尋ねられますのであらためて明記しておきますが、
スロープヘッド設定は「お好み次第のアイテム」と言うものではなく、今やスロープヘッド構造でなくてはtmpの楽器とは言えない、と言える程の重要なエレメントです。
スロープヘッド構造の楽器でなければ製作依頼はお断りするでしょう。

今でも他社メーカーさんの楽器でもチューンして頂けるんですか? との問いに対して
勿論受け付けています。まずはご相談を。

写真はチューン中のSGのサーキット。
クライオフラットケーブルでの配線処理、そしてシールド処理も完了済み。


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インド人の忠告

1/18 ヨコハマ 晴れ

朝晩の冷え込みにはシビレますねえ~ 日中は気温が上がってくれるので助かります。

今日は写真のSGのセットアップです。ペグのロケーション変更も済ませ、同時にネックグリップのファイリングも済ませましたから元よりずっとスムースなグリップ感が得られてます。
ここまで実にいい感じで仕上がってます。
SGがお好きな方、この個体ならCS製よりグレードが上ですよ。予約お待ちしてます。

今日の昼過ぎ、遅めの昼飯を駅近くのお気に入りの中華屋さんで済まそうと思って、雪も溶けただろうからと自転車で出かけましたら、途中の遊歩道にまだアイスバーン状態のところが残ってましたので、ソロ~リと速度を落として自転車を漕いでいましたら「ズルッ!」とばかリに横滑りして横転してしまいました。「イテッ!」

踏ん張った際に足が大股開きになって股関節を少し痛めた感じでした。それを丁度すれ違う形で、どう見てもインド人らしき二人がすれ違い様見ていて、その内の一人が
「歩いたほーがいいよー」って日本語で声を掛けて来たのです。

「ああ・・そうだね、ありがとう」と照れながら返事を返しつつ、自転車を押しながら暫く歩くとまた足下がズルッと滑って、またしても大股開きで踏ん張る形に成ってしまいました。
「うわっ、またかよ~・・」

やれやれと起き上がって、ふと視線を感じたので後ろを振り返ると、案の定さっきのインド人がこちらを呆れた顔で振り返っていました。
そしてまた声を掛けて来ました。「歩いたほーがいいよー」

「だーから歩いてたらこうなったんだって・・」と、一人つぶやきながら戻って参ったのであります。どーみても雪なんか降りそうも無い地方の人に忠告されて恥ずかしかったです。(/ω\)

こー言う、何か今ひとつ調子が悪い日はあんまり作業を進めずに早めに上がってしまおう。バイ!

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個別連絡 大阪の1さん

1/17 #-2

2件目はTELESA アーチドをオーダー下さった大阪の1さんに確認です。

現在アーチドの等高線治具の製作に取り掛かるところですが、アーチ加工が始まるまでにピックアップをPW(P90W)かWH(ダブル・ハンバッカー)のいずれで行くかの決定をお願い致します。

アーチ加工の前に分かっておきたい事なので宜しくお願い致しますね。

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