tmpブログ -112ページ目

仕事初め

1/4 ヨコハマ 快晴

あらためまして、皆さん 明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いを申し上げます。

仕事初めに、まずは5弦ヴァイオリンとヴィオラのニス塗りから。

昨年一年はカスタム製作と平行して古典弦楽器の設計製作のノウハウと技術面を深める作業を行って参って、幸いにもある程度の成果は得られましたので、本年は一旦再びギター関連主体に戻すつもりでおります。
やはり、ギター作らないtmpなんてつまらない、ってお声もチラホラ聞こえて来ましたしね。

ギター&ベースのカスタム製作品はこれまで通りですが、本年はそれに加え、ご意見の多かったカスタムチューンナップも少しずつ復活させたいと思っております。

丁度昨年、アメリカの業者さんから度々インフォメーションを頂いていたのですが、最近の面白い動きとして、ユーズド/新品を問わず、楽器をバラして全てパーツ単体扱いでストック販売している業者さんがいらっしゃるのです。
要するに、ストック品には完成品はゼロ。全て新旧のパーツ販売のみ、と言うことです。

お~これは面白いかも・・と、早速頂いたストックリストの中から2002年製のギブソンSGスペシャル 本体を選んで取り寄せる手配をしてみました。当然ながらパーツは何も付いて来ないです。欲しければ別発注。
これはtmpのチューン作業には好都合。だってそもそも全て作り替えちゃうので元のパーツもいらないからです。

届いたら燻煙処理、ペグロケーション変更、フレット・ファイリング、ピックガード作成、tmp製でのパーツにて組み上げを行うつもりです。
多分販売価格も20万そこそこで可能となる見込みです。

 何となく面白そうでしょ? 皆さんお楽しみに。
$tmpブログ

謹賀新年

             新年明けましておめでとうございます。

  本年も 宜しくお願いを 申し上げます。        1月1日 元旦  t.m.p 松下達也

$tmpブログ

明日で仕事収めます。

$tmpブログ


皆さん こんばんは。 t.m.p は明日で仕事を収めさせて頂きます。

本年もいろいろとご支援頂きありがとうございました。特に作業ご依頼を下さった皆様にはあらためて感謝申し上げます。

ある映画の中での主人公の台詞にこんなのがありました。
「追いかけなくていけない相手とは、そもそも縁が無い相手」

この言葉を別な言い回しで言うのなら
「何も追いかけずとも、縁在るものはそこにある」って事じゃないでしょうか。 

では みなさん良い年をお迎え下さい。 t.m.p Tatsuya Matsushita

奉納終了

12/26 ヨコハマ 快晴

寒いですけど実に気持ち良く晴れ渡っております。ニス塗りには好都合。
その前に5弦のヴァイオリンの指板接合に固く締まった楓材を接合しておいたものの上面をR面加工を済ませました。これで指板接合の準備が整いました。

ちなみに、先日完成したカスタムの55B-4 も本日受け渡したCCR-312 のどちらも依頼者さんにたいへん喜んでお受け取り頂きましてワタシも嬉しく思っております。
苦労が報われた気分ですね。

そんなワケで本日のメイン作業は共に5弦仕様に作り替えたヴァイオリンとヴィオラのニス塗り。
写真は気持ち良さそうに日向ボッコしてる図。何とも言えず可愛いものです。

これは演奏する側にはなかなか実感としては伝わらない事かも知れませんが、お子さんをお持ちの方なら少しはご理解頂けるのかも知れません。
大切に育てているものが幸せそうにしている光景として目に映るんですね。心が和みます。

素材を生かしつつ精一杯育てて世に出してあげたいです。たとえ気に入られなくとも我が子は我が子ですからね。それが親心ってモンですね。

$tmpブログ
$tmpブログ
$tmpブログ

いい天気

12/25 ヨコハマ 実にいい天気。

今年のギター関係の依頼作業も一通り終了してホッとしてます。
今日は5弦のビオラと同じく5弦の試作ヴァイオリンのニスの下塗り。
*写真1がビオラ 写真2が5弦ヴァイオリンのヘッド裏

5弦のヴァイオリンはヘッド拡張作業の結果、こんな形状に加工をまとめました。
5弦のヴァイオリンはこのヘッド拡張構造を前提にしなくては、まともな張力設定にする事は不可能と結論付けました。

エレキベースの5弦をワタシが初めて製作したのは今から30年近く前の事でしたが、当時は5弦のベースは初めての存在でしたので見向きもされませんでしたね。
それから随分時が経過して多弦ベース自体の存在価値が高まり今日に至っていますが、途中で「従来の4弦のサウンド鳴りが5弦では得られていない」と言う事で「5弦の鳴りはそんなもん的」な評価が多かったです。
実際、多くのメーカーが生鳴りバランスが出せない為にアクティブ化によるEQ補正でダイナミクス不足を補う方式に移行して行きました。

楽器は生鳴りが重要、いかにも電気的なアクティブサウンドが嫌いなワタシは、パッシブでプレイヤーが満足のいく鳴りとバランスを備える楽器を製作して来ました。

そもそも4弦の鳴りが5弦で得られないのは、ごくごく当たり前の事なのですが、それを理解出来ない方が非常に多かったですね。1本弦が余計に加わった事でそれまでの4弦のペグレイアウト設定は不可能になりますから4弦としての張力バランスは得られなくなるのが当然なんですけど、それを納得出来ないと言う方が多いので当時は説明するのが面倒でした。
また、ローB 弦自体弦径が太い為にナットやサドルのところで曲がりきれずに浮き上がるので
音がスカスカに成り易いんですね。

だからこそ、そこをどーバランスさせるかが技術屋としては腕の見せ処なワケで、tmpでは5弦としての構造設定を新たにし直す事で、5弦ベースとしての張力バランスを幸い構築出来たわけです。

これからは恐らく古典楽器奏者の方々に同じような説明が必要になるでしょうね。
物理的に4弦と5弦を同じ設定にする事など不可能であって、あくまで5弦は5弦としての完成度を求めて行くしか無いのだという事を理解してもらわなくてはいけないからです。

まあ、やっかいな事にはなるでしょうねえ~ ( ̄ー ̄;

$tmpブログ
$tmpブログ

純次郎へ

純次郎、この前は電話をありがとう。
純次郎の声を聞いたのは何十年ぶりだったろう?
突然に純次郎から電話がかかって来る何て、思ってもいなかったからホントに驚いたよ。

何でも、オレが以前にブログで純次郎の事を書いた記事を読んだ人の中に純次郎を知っている人が居てそこから純次郎に伝わった、と言う事だけど、まあ以前じゃ~有り得ない話しだよな。
大分の山深く、素晴らしい環境の中で暮らす純次郎が、オレに連絡をくれる何て。
これも未だに馴染めないけどネット社会の恩恵ってやつなのか?

とにかく、純次郎は電話で今は絵を描いていないと言ってたよな、でもな純次郎、
オレらの原点はやっぱり絵を描く事にあるんじゃないだろうか? そうは思わんか? 
オレは未だに楽器製作をやってはいるけど、今でも一番の望みは絵を描きながら暮らす事だ。

楽器は演奏家のものなんだ。どんなに魂込めて作っても演奏家次第。
あくまで演奏家の為に仕事をするしか無いんだ。
どんなに尽くしても、音楽である以上、結果は演奏家の能力次第。

でも絵なら自分の思い通りに出来る。誰に気遣う必要も無く、思うがまま。
人の評価何てどうでもいい。思うがままに心象風景を描いて行きたいよ。

楽器作りながらやればいいじゃないって人は言うけど、人には二つも魂込めて出来る仕事なんてないよ。少なくともオレには。今でもオレは不器用極まりない人間だもの。

だからいつの日にか楽器作りなんてやめて、ゆっくりと絵を描きながら暮らせる日が来るといいなと願っている。その為に今も働き続けているんだ。

そのうち、オレはね、純次郎に絵のオーダーをするつもりなんだ。
断るなよ純次郎。4~6号サイズの小振りな絵でいいから。ちゃんと金も払う。
親友からの頼みだ。
その純次郎の描いた油絵を部屋に飾って、それ見ながら「オレもいつか絵を描くんだ」って思い続けようと思うんだ。 だから純次郎、再び絵筆を取ってくれ。

 幸多かれと

12/24 ヨコハマ 快晴。

取り敢えず、皆さんへ、メリークリスマス。クリスマスツリー

この日、女神工房時代からの古い友人で、ワタシが「チャーシュー・力」と呼んでいる彼から、写真のミカンを沢山頂戴した。 彼は実際にプロレスラーの長州 力と身体が全く同じ体格で、実にナイスガイな男なのです。 
有り難く頂戴するね、チャーシュー! 奥さんも お心遣い頂きありがとうございます。
君たち夫婦の新年がより明るいものと成る事を願っております。虹

2枚目は久しぶりに現在の工房内のショット。そして5弦ビオラの再製作個体のトップ板接合。
今年は随分このビオラ製作の研究に多額投資しましたから今度こそ完成させなくちゃね。

それから市原市のKくんが、29日にここを訪ねてくれるというので、こちらも楽しみにしております。お母さんの運転で無事に到着出来ます様に。(^ε^)

$tmpブログ
$tmpブログ
$tmpブログ

終了報告 Aさんの55B−4/TJ

12/23 ヨコハマ 曇り空

いや~やっとAさんオーダーの55B-4/TJ 完成です。
まあ、作っておいて言うのも何ですが・・スゴイの一言。
作り立ててでこのサウンドですから、これを弾き込んだらどんだけ鳴るの?!って感じです。

ちなみに最初の写真はあまり紹介してなかった気がしますので、あらためて紹介。
tmpのカスタムベース専用のネックセットプレートです。並べた通常のフェンダー系プレートと此れくらいサイズが違うんですよと言うショット。
そもそもギターと共用サイズのプレートではベース用としては接面積不足なので専用に作ったものです。参考までに。

A さん、お約束通り一生モノのベースに仕上げましたのでお楽しみにいらしてくださいませ。
明日お待ちしておりますね。クラッカー



$tmpブログ
$tmpブログ
$tmpブログ

個別報告 55B-4/BW-TJのAさん

12/22 ヨコハマ 雨降り

寒いですね。写真は本日からセットアップを進めている Aさんの55B-4です。

ご要望で、赤ベッコウのピックガード仕様です。赤ベッコウのPGはかなり久しぶりに作った様な気がしてます。何年ぶりかな? もう既に薄膜ラッカー特有の微細なナチュラルクラックが入り始めている個体ですから、相変わらず相当の神経を遣います。

今日は年末の経理処理でハマちゃんが来てくれていたのですが、「はあ~っ、気疲れする・・」ってワタシが溜め息をつきながらセットアップを進めている姿を見ながら ハマちゃんが一言、
「そんなに気を使う仕事なの?」って。 (w_-; う~ん・・ 女・子供にゃ理解されないのだ。

それでも決して心折れる事無く頑張って作業を進めています。(^_^)v 明日完成予定。
何とかお約束には間に合いそうです。 A さん、今年はワタシがサンタです。プレゼント


$tmpブログ
$tmpブログ
$tmpブログ

 終了報告 杉並区のHさん &

12/20 ヨコハマ 薄曇り

写真はベーシックチューンを終了したHさんのフェンダー・ストラトです。

今回の予定作業はPUケーブル配線材変更以外は全て無事に終了しております。
追加した項目はネックの仕込み部ボトム面の精度出しでした。ちょっと最初の状態が悪過ぎたので個体のキャラが変わらない程度に平面の精度出しを加えました。
(3点止めネックにはネック端末ボトム面に角度アジャスター用の金属プレートが埋め込まれているのですが、それがこの個体のはプレートが木部から飛び出しておりましたので木部の平面出しと共に金属プレートの突出部を削り落とし加工してあります)

このギターを入手されたHさんが、気に入られた部分であろう主要サウンドキャラクターを変更する事無く、ダイナミクスと楽器の安定感は増しておりますので思う存分お楽しみ頂ける筈です。

明日の午前到着予定です。Hさん、お待ち下さりありがとうございました。


$tmpブログ


2枚目の写真はA さんの55B-4の水研ぎ研磨の1回目終了時点でのショット。
この後に更に細目の水研を掛けて、次が艶だし研磨へと移行します。
例によって、この作業は全く気が抜けません。
ほ~んと心臓に悪過ぎ(-。-;) クリスマス前に死にそうだわ ヽ(;´ω`)ノ
雨は夜更け過ぎに~あの世往きと変わるだろう~  サンタさん、遺体の回収に来て下さい。
雪ベル

$tmpブログ