曲がらなくなったワタクシの足。リハビリを続けてやっと自転車に乗れるようになった!

 

喜び勇んで津之江公園までサイクリング。


この公園は芥川と女瀬川が合流する危険地域である。

堤防の下をのぞくと住宅があった。なかなかの勇者である。

芥川ではヌートリアが泳いでいた。

確実に増えているなあ。

 

夕暮れ時となりおそるおそるバイクで出発。

川沿いを走り、キャンプ地へ。


頭上にはカラスが飛び回っている。何やっているのかな?


テントを設営。




キャンプ道具で久々にニューアイテムを導入。ダイソーのアルミテーブルだ。


組み立てには1分ほどかかるものの、たためば4mmの板になる。

このコンパクトさは感動もの。千円するが安い安い!

 

夜の21時に気温は早くも零下になった。ぐんぐん気温は下がっていく。3月だというのに…。

 

朝、目を覚ます。川面にはケアラシのような煙が立ち昇る。


外気温はマイナス5度であった。


テント内は1度なのでそれほど寒くない。

気温差が6度もあるとは驚きだ。狭いテントは自分の息で暖まるんですね。

 

後で確認するとこの日の最低温度はマイナス6度であった。




撤収し帰路につく。


茨木市の山中を徘徊。新名神を見下ろす。


続いて「北摂のラルプデュエズ」を訪問。噂どおりの絶景だ。


ああ、舗装前に走りたかった(笑)。

そして私の視線は奥に見えるダムに向かうのである。

 

移動してダムの近くを徘徊。かつてあった橋は撤去されていた。


川沿いを少し走る。


リハビリ中なので引き返すか・・・。


 

マイナス6度を経験し、満足して帰還したのである。


休養中に多くの方からコメントをいただきました。皆さま、ありがとうございます!

 

数々の危険をくぐりぬけてきたはずのワタクシが・・・。

24/1/7にまさか林道ではないところで転倒し大ケガを負うとは。

 

事故翌日のレントゲンでは骨に異常なし。

その後のMRI検査で

・内側靭帯の完全断裂

・前十字靭帯損傷

・半月板損傷

という診断が下ったのである。

バイク後輪をすべらせた場合、足のつきかたひとつで大けがになることもあるという教訓をえた。

 

一か月半、自宅療養しつつリハビリにいそしんだところ快方に向かってきたので、おそるおそる地元でのキャンプを敢行したのである。

 

ほんの少しだけダートを進む。




廃グラウンドに到着。雑草が生えてしまい、もう野球はできない状態だ。さみしいね。


 

慎重にダートを探索する。


 

一年ぶりに見晴らしスポットへ。よし、ここを野営地とするっ。


眺めは良いが、強風に見舞われた。


夜中になっても気温は10度を越える。新兵器として内外温度計を導入した。


 

朝になるとテントのメッシュ部分にダニがついているのを発見。2月なのに油断できませんねえ。



周囲を軽く探索して帰るとしよう。


うちっぱなしゴルフ場の廃墟。今すぐ再開できそうにも見えるがネットがない。


 

遠くに大阪中心部のビル街が一望できる。


右端には空中庭園が、そして左端にはあべのハルカスが見える。いやあ、絶景なり。

 

まだ右足がよく曲がらない。すみやかに帰ってリハビリに励むことにした。

亀岡の河川敷で朝を迎える。


瞬間最大風速9.6m/sの強風を耐え抜いた。

 

この冬は雪を見ていない。ならば積もっている場所へ行ってみようか。

ということで京都市左京区へ移動した。

 

京都市といっても北限のほうは、コンビニもなければガソリンスタンドもない秘境である。

 

ダートに到着するが雪はない。


登っていく。


まだまだ。


雪を発見!



 

積もってるぞ。よし。



 

といっても積雪1cmぐらい。容易に進むことができた。

 





積雪がやばくなってきた。そろそろ引き返すことにしよう。


 

雪も見れて満足し、降りていく。




無事に林道を離脱することができた。しかし・・・。


その後、休憩のため木の橋を渡ろうとして後輪を滑らせて転倒。


経験のない激痛であった。こりゃだめだ。3連休だったものの旅は中断して、2時間かけてバイクでなんとか帰宅した。

 

ああ、数年にわたる山での悦楽の日々は終わってしまった。

その後、病院通い&長期リハビリが私を待っていたのである。

 

この日も旅に出た。3連休ではあるが、のんびり近場をまわることにしよう。

 

亀岡に到着し、犬飼川を巡回する。

 

1年前に比べると、雑草が増えて河川敷に入れなくなっていたり、その逆もある。常に景色は変わっているんですねえ。

 

大堰川沿い。

 

川沿いをひた走る。

 

 

田んぼの中にこつ然と現れる小川月神社。

 

平安時代には広大な敷地があったらしいが、今はこれだけ。洪水で流されちゃったんだって。

大堰川のそばに神社を造営するなんて自殺行為にも思えるが・・・。

調べると川の流路は今より東にあったことがわかってきた。自然の力で流路が変わるってどういうことなんだろう?亀岡盆地の成り立ちについてもっと勉強する必要がありそうだ。

 

河川敷に到着。

 

 

へこんだくぼ地がある。

 

よし、ここを野営地とするっ!

 

この日持ち込んだテントは久々のTETRA-M。床なしテントなので強風時に不安があり出番がなくなっていた。

Amazon.co.jp: OneTigris TETRA

 

そこで思いついた。テント内の隅に石を置いたら安定するのではないかと。

 

試してみると、絶大なる安心感だ!

 

 
 

夜になると、強風が襲ってきた。しかしテントの内側を石でかためたおかげで倒壊の心配なくすごすことができたのである。

 

つづく

木津川の河川敷で朝を迎える。


砂の上の寝心地はとてもよい。


 

約150泊した中で、寝心地の良さをランキングすると・・・。

一位:土 代表例:湖岸緑地

二位:砂 代表例:河川敷

三位:草 代表例:キャンプ場

というのが私見である。異論はあると思う(笑)。土や砂はシルキーな感触があり、体をねっとりと包み込んでくれる。寒くない季節にはぜひマットなしでお試しいただきたい。

 

木津川は、信楽エリアから流れ着いた黄色い砂がたっぷりと堆積している。林道でもキャンプでもお世話になるありがたい存在なのだ。


 

さて撤収だ。道のような道でないようなところを通って離脱する。


 

木津川には河川敷におりれるところが複数存在する。新たな野営地候補を探しにしばし探索する。

御藪のあたりで残念石を発見。


大阪城築城の際に使われなかった石が長らく放置されているらしい。産業廃棄物投棄も500年たてば観光名所になる?

 

天神川沿いを走って。


 

山吹山へ。





 

最後は山城多賀フルーツラインへ。来るたびに舗装が進んでいる。


もはや支線しか残らないかも。

 

木津川の砂地を堪能して満足してしまい、無理せず帰還した。

湖岸緑地/志那1での朝。日の出前。

 
 

志那1には二つトイレがあり、北は水洗、南はボットンだ。私が陣取ったのはボットンサイド。

 

陽が昇ってから北側を散策する。比良山地が良く見える。

 

こちらにはキャンパーがいっぱいいた。

 

撤収して太神山林道へ向かう。国有林ならではのフラットダート。

 

広場まで行くとその先は登山道なので引き返す。

 

珍しくダートで普通車3台とすれ違った。

 

この林道には六個山林道という分岐がある。ゲートをのぞくと・・・。かつての厳重封鎖が解除されていた!(ただしゲートはあり)

 

林道封鎖の理由はいろいろあれど、ここは特別だ。2022年5月のときの注意書きにはこうあった。「国有林内において人為的な斜面の掘削を発見しました。無許可採掘は森林法違反になります」

 

採掘跡がたくさんあるとは感じていたが、実は盗掘の道だったのだ。なんせここは信楽エリア。良質な粘土の露頭があちこちにある。

 

林野庁の怒りが解けたようなのでさっそくおじゃまします。

 

18か月ぶりの訪問。黄色い砂が随所にむきだしになっている。

 

昔は琵琶湖の底だったのである。

 

そろそろ廃道になってくるはずと思い進んでいくと・・・。

 

広場ができてた!

 

かつてのゲロ道は倒木でふさがれ廃棄されており、代わりに新設ダートがある。ウヒョー。

 

 

川を渡りそこねてイゴイゴすることもない。すばらしい!

 

 

いきどまり林道であることを確認し引き返す。

 

 

続いて六個山林道の分岐へ向かう。問題となった盗掘エリアだ。

 
 

封鎖されているうちに廃道になっておりあまり進めなかった。

 

最後に納所線へ。

 

エデンの見晴らしスポットにアクセスするにはもはやここしかない。道は細いし急坂だし嫌なんだけど行けるとこまで行ってみよう。

 

崩落スポットに到達。おお、倒木がほどよく処理されているではないか。

 

これなら行ける!

イゴイゴしながら崩落地点を越える。よっしゃ。

 

 

しかし次の光景を見てあきらめた。

 

急坂な上に深い溝ができていた。そして溝には石がごろごろ。

 

引き返して木津川の河川敷へ向かう。

 

木津川の砂丘エリア。信楽から流れついた黄色い砂だ。

 

日没直後。

 

ゆっくりと夜はふけていった。

 

つづく

 

 

 

大晦日の夜は雨。いったん帰宅して、新年さっそく琵琶湖キャンプだ!

 

途中で寄り道し、笹間ヶ岳周辺を探索。笹間ヶ岳は湖南アルプスとも呼ばれ、ハイカーに人気がある。南からアクセスしたことがあるがゲート封鎖されていた。今日は北から向かってみたのである。

 

初詣でにぎわう神社を通り過ぎるとダートにかわる。

 

登っていくと枯れたため池があった。


そばには看板が立っていた。


その先には車道が見える。少しおじゃまします。

道は細くなり土嚢が積んである。

これは入っちゃいけないところだ。引き返す。

 

枝道をあたる。ため池で工事が行われていた。


こっちも行き止まりであった。

 

この日の探索は終了。琵琶湖へ向かう。

今日のキャンプ地は湖岸緑地「志那1」。

 

広い敷地に3組ぐらいしかキャンパーがいない。湖岸ぞいをゲット!!


振り返れば並木が美しい。


 

湖岸緑地はほぼ制覇したが、志那1の敷地の広大さは突出している。ただし夏秋はキャンパーでいっぱいになるから冬がおすすめだ。

 

この時、珍しく家から生存確認の連絡が届いていた。移動中だったので地震があったことは気づかなかった。

 

後で知ったのだがこの日、能登半島では巨大地震にみまわれていたのだ。地面が4m隆起したという。

 

能登半島を含む「飛騨帯」は日本で最も古い地盤である。30億年前の岩石も見つかっている。

 

 ソース: 大鹿村中央構造線博物館HPより


ここですら大地震が起きるのだ。日本ではどこでも大地震が起きうることを示している。

 

実は琵琶湖も過去に地震で津波をひき起こしており、痕跡が湖底に眠っているそうだ。

「ここが揺れたら、大丈夫かな」

のんきにそんなことを考え眠りについた。



つづく

福知山で朝を迎え撤収、三峠線へ。

 

落ち葉を踏みしめ登っていく。




霧が深くなってきた。


いつもと違う林道の景色に目を奪われる。




遠くの山々もいい感じ。




作業道が新設されていたのでしばし探索。

森と緑の公社って、すでに解散してるんだけど・・・。

 





脇の谷線を通過。


ついに雨が降ってきた!

 

木陰で雨宿り。


スープ春雨であたたまる。

冬の雨はつらい。大晦日だというのになんだかわびしいね。

 

帰路につく。雨はやんだ。

 

亀岡で大堰川の河川敷に寄り道。


雑草で覆われて入れなかったが、再整備されていたのである。




久々に水辺に到達。



1年たったら草ボーボーで来れなくなるなあ。

 

このまま年を越しても良かったが、夜には大雨が降るらしい。

そのまま帰宅したのであった。

この日も旅に出た!年末だというのにあまり寒くない。和知方面へ遠征するとしよう。

 

マーケス林道ことクラベシ線へ。T字路を左折するとうごめくケモノを発見。

 

バイクを停めて確認するとヌートリアであった。こんな山奥にもいるんだ・・・。

 

畑山ダムからダートを登っていく。

 
 

丹波広域林道へ合流して分岐から升谷線を下る。

 

夕陽に照らされた山々が美しい。

 

 

続いて綾部の河川敷へ移動。ここを野営地とするっ!

 

 

朝を迎えると霧がたちこめていた。

 

ぼんやりと外を眺めていたらオフロードバイクが3台現れて軽くあいさつする。ここはオフロードルートだったのかな?

 

撤収し、丹波市の奥ノ谷線へ向かう。

 
 

林道はやがて地道へかわり細道が続く。

道が定かでない。

 

崩落あり。ここで引き返す。

 

 

見晴らしスポットが見つからない。チラと見える景色は良いんだけど・・・。

 

謎の水たまり。付近にはケモノの足跡がたくさんある。

イノシシがヌタうちした跡かなあ。
 

 

神池には接続していなかった。では舗装路で直接アクセスしてみよう。

 

神池に到着。舗装路はやがてダートにかわった。

 

おお、池に近づけそうだ。

道は朽ちている。落ちたら助からんな・・・。

 

 

夕陽のつくる逆光にしびれる。

 

怖いけど冒険心がくすぐられる。

 
 

ゲートがあったので、苦労してUターンをかまして引き返す。

 

 

サンダル公園の河川敷へ移動。

 
 

 

業務スーパーで買った冷凍コーンとミートソースに鶏肉・キノコを加えて煮込み料理を食す。

 

トマト缶の煮込みからはじまったワタクシの手料理。

今ではスーパーの食材を適当に組み合わせてなんでも煮込めるようになった。

アルコールストーブで十分楽しめている。

 

 

夜は氷点下になったが年末とは思えないヌルさであった。

 

つづく

亀岡での凍てついた朝。

 

コーラも凍る寒さ。

 

荷物をまとめる。

 

すべてがリュックひとつに収まった。達成感にみちあふれる。

これで自転車でも歩きでもキャンプできるぞ!

 

撤収し保津川沿いを走行する。

 

作業道に登っていくと・・・。

 

おお、期待通りの眺望だ!

 

馬堀の市街地が遠くに見える。

 
 

 

オフロードの楽しさは色々あると思うけど、見晴らしスポットを発見する楽しさに今は魅了されている。

 

 

雄大に流れる桂川であるが、ここ保津峡だけは急峻な山に囲まれ川が細くなる。なので大雨が降ると水は行き場を失って亀岡市街で氾濫を起こしてきた。

 

馬堀に広大な河川敷があるのはその防御策だったのである。

 

素晴らしい景色を堪能し、作業道を下っていく。

 

 

移動して亀岡の東谷林道へ。その分岐の作業道を走行する。

大型車両が通行した形跡がある。
 

作業道は府道6号線のそばまで延伸していた。

 

まさか合流するのか!?今後が楽しみだ。

 

引き返す。

 
 
 
 
 

 

続いて西長尾線へ。ここも気になる作業道ができていた。

道なき道をくだっていくと・・・。

 

寒谷東池の湖畔まで降りることができた。

 
水面は凍っている。冬らしい光景だ。

 

流谷線から派生する作業道も巡回しておこう。

 
 
 

 

最後は地元の地獄谷線へ。

 
 

高槻では新しい道はできてませんねえ。

 

舗装林道、萩谷岡山線のゲート。今なら無施錠ですよ!

 

 

高槻で最も新しい林道、岩井谷線を下る。といっても出来て10年は経っているが。

 

クッカーを捨て外食に頼るという手段を使ったものの、首尾よくミニマムキャンプを成功させ、満足して帰還したのである。