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計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

計測工房のアルバイトスタッフは40数名
いますが、創業以来、入れ替わりつつも、
スタッフの中には大学生が常に数人はいま
した。
 
ところがここ数年はスタッフの中に大学生
不在の期間が続いており、スタッフ高齢化
問題も取り沙汰されてきました。
 
そんな折り、ここへ来て潮目が変わったよう
で、最近新たに大学生スタッフが3人も加入
してくれました。
 
これはとても嬉しく思っています。
組織にとって活性化は絶対に必要です。
今回の3人加入でスタッフの平均年齢は一気
に3歳若返りました。
 
大学生のスタッフは卒業と同時にご縁が切れて
しまうことも多いのですが、それでも学生時代
に貴重な経験を積んでもらえる場を提供できる
ということ自体に意義を感じます。
年上の社会人スタッフと一緒に仕事してもらっ
て人生経験を積んでもらえる場を提供できる
ということは、単に自社の利益の枠を超えて、
大人としての世代責任を果たすというような
ことかもしれません。
 
 
 
 
 

どんな道でも極めた先に行き着く場所は

同じと聞きます。

 

私自身が極めましたなどとは微塵も思い

ませんが(というよりも永遠に道半ばだと

思っていますが)、ここまで計測の仕事を

26年間やって来ておぼろげに体得してきた

ことを書きます。

 

計測の仕事は知識、技術、ノウハウ、経験

の総和でパフォーマンスが決まると思います。

が、さらにその先は人間力で決まるのでは

ないでしょうか。そしてこれはどんな道でも

同じなのではないでしょうか。

 

人間力などという表現は数値化も可視化も

出来ないのですが、当たらずとも遠からず

なのではないかと思っています。

 

まだまだこの道を行くので、このことに

ついても追及してみたいと思います。

 

 

 

計測工房の事業年度は5月始まりなので、

今期(2023年5月~2024年4月)も残す

ところあと1ヶ月となりました。

 

ようやくコロナ後の再生を果たしたという

一年でした。

しかも平坦な一年ではなく、大きな試練に

見舞われ、山あり谷ありの、波乱万丈の

一年でした。

 

そもそもコロナ禍が波乱万丈だったわけ

ですが、そのコロナ禍の終わり方までも

波乱万丈になってしまったという計測工房

でした。

 

そういったものをひっくるめての今期の

終わりと、来期(2024年5月~)の始まり

のタイミングに差し掛かり、フェーズの

変化を感じずにはいられません。

 

 

 

 

 

1998年4月に社会人になって計測の仕事を

始めて、2007年からは起業して自分の会社

ですが、この2024年3月を持って計測の

仕事歴が満26年となりました。

 

26年間、計測の仕事をやり続けてきました

が、飽きることは一切ないし、常に新たな

発見や課題が尽きることはないし、天職と

しか言いようがないです。

 

 

 

4年に及んだコロナ禍で計測工房は会社として
の存在意義がリセットされました。
コロナ後の今、再び社業に邁進できる状況に
なって改めて思います。
 
・仕事の成果はクライアントさんによる評価
全て。
 
・クライアントさんに評価いただけるクオリ
ティをひたすら追及。
 
・慢心せず、増長せず、道を踏み外さなければ
大丈夫。
 
 
計測工房をこれから先、中期的に発展・強化
していくことが経営者としての私の次の大きな
仕事になります。
 
 
 

本日は銀座で打ち合わせだったので、

通りがかった歌舞伎座を。

 

打ち合わせでの場で、弊社は社員5人

(うち計測担当4人)で年間160大会を

計測していますと伝えたら驚かれました。

 

1人あたり年間40大会を担当するので、

単純に社員が1人増えれば40大会の新規

受注が可能になります。

 

そろそろ社員を増員したいフェーズです。

とは言え、こればかりはご縁なので、その

時を待つより他ないです。

 

 

 

計測工房にとっての3月は繁忙期ではない

「普通の月」ですが、私個人的には3月も

担当大会が詰まっていて5大会を担当し、

結構忙しい月でした。

 

ようやくそれらも終わり、これから夏までは

落ち着きます。

 

実務担当者としての仕事が忙しくて後回し

にしていた経営者としてやらないといけない

ことが山積しているので、徐々に手を付けて

いきます。

 

 

 

 

 

 

昨日は、長野県伊那市で開催されました

春の高校伊那駅伝2024 のタイム計測を

計測工房で担当させていただき、私・藤井

が計測ディレクターを務めさせていただき

ました。

この大会は、高校陸上界ではその名を知ら

れた有名大会で、12月の全国高校駅伝の

出場校がずらりと顔を揃えます。

最大の特徴は、3年生が卒業する3月の開催

ということで、1・2年生だけが参加する

大会ということ

新年度の戦力を占うレースであり、春の

全国高校駅伝とも呼べる全国クラスの大会

です。

 
 

地元の NBS長野放送さんによって男子

レースの模様は長野県内でTV生放送され

ます(女子はダイジェスト)。

また長野県外では、BSフジさんにて全国

生放送されています。

 
 

午前10時に女子がスタート。
女子は5区間21.0975kmです。
12月の全国高校駅伝と同じ区間数で

総距離も同じですが区間ごとの距離設定

は全国高校駅伝とは異なります。

 

 

なお、今大会では選手の皆さんのアス

リートビブス(ゼッケン)に装着されたIC

チップにて計測をおこないました。

 

 

この大会での計測箇所は全10ヵ所。

 


女子第1中継所(いなっせ)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフU氏撮影)

 


 

女子第2中継所(伊那バス)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフI氏撮影)

 

 

女子第3中継所(伊那食品工業)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフY氏撮影)

 

なお、伊那食品工業 さんは大会のメイン

スポンサーでもあり、地元の有名企業です。
大変立派な経営をされていることで知られ、

全国の企業経営者の模範として名高く、

創業者の塚越寛さんのご著書は私もかつて

起業前に拝読させて頂きました。
(→その時のブログ

 

女子第4中継所(小出三区公民館)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフK氏撮影)

 
 

女子第4中継所でのタスキ渡しの様子です。

(計測工房スタッフK氏撮影)

 

 

フィニッシュ地点の伊那市陸上競技場です。

地面にはタイム計測用アンテナマット

設置してあります。

(計測工房スタッフM氏撮影)

 

 

女子は仙台育英高校(宮城県)が大会新記録

となる1時間9分20秒で今大会2度目の優勝を

果たしました。

写真は現地で配布された信濃毎日新聞さん号外。

 

 

そして午後12時10分に男子がスタート。

男子は6区間42.195kmで12月の全国高校

駅伝より1つ区間数が少ない設定ですが、

総距離は同じです。

 

男子第1中継所(伊那市保健センター)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフT氏撮影)

 


男子第2中継所(みぶの里)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフS氏撮影)
 

 


男子第3中継所(オートパル上伊那東部

中央給油所)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフY氏撮影)

 

 

男子第4中継所(伊那市役所)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフI氏撮影)

 

 

男子第5中継所(いなっせ前)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフU氏撮影)


 

女子は洛南高校(京都府)が2時間6分56秒

で今大会2度目の優勝を果たしました。

写真は現地で配布された信濃毎日新聞さん号外。

 

 

TV生放送オンエアの長野放送さんの画面

には、弊社で計測したデータがリアルタイム

で送られ、各中継所での通過順位とタイム

(トップ差)が表示されていました。

 


スタート・フィニッシュ地点の伊那市陸上

競技場内に設けられた記録室です。

全部で10ヶ所の計測地点をリアルタイムに

データ処理を行い、計測データはTV生中継

の長野放送さんに送られした

この大会では計測地点が全部で10地点あり、

TV生放送へのデータ配信、そして大会公式の

リザルト(記録集)作成まで計測工房で担当

させていただいており、計測工房の中でも

屈指のボリュームの業務内容の大会となって

おり、記録室は私を含め3人体制で臨みます。

 

 


計測工房で今大会を計測させていただくのも

13年目になりました。

長年に渡り今大会に携わらせていただき、

その経験で培ったノウハウや安定感が今大会

での業務の礎になっていますが、これだけ

続けてきていても新たな課題は尽きず、毎年

全身全霊で臨むことに変わりはありません。

 

 

 

 

 

 

春の高校伊那駅伝 はTV生中継されるレース

でした。各中継所でのタスキ渡しのたびに

オンエアの画面には弊社で計測した順位と

タイムがリアルタイムで表示されていきます。

 

計測したデータをTV局さんに送信する技術も

重要なポイントですが、こういったTV生中継

の仕事の本質的なキーポイントはたった一言

で表現できます。

「一発勝負」

タイム計測の仕事には、外的要因/内的要因

色々な理由により、トラブル/アクシデント

がつきものです。

そういったトラブル/アクシデントの結果、

計測したデータ(リザルト)を修正せざるを

えないこともしばしばあります。

しかしTV生中継の場合、計測したデータが

即座にオンエア画面に表示されますので、

後から「すみません、先ほどのデータは間違っ

ていました」と言っても後の祭りで、すでに

オンエアされてしまったものは取り消せません。

いくら言い訳があったとしても、TVの世界で

は厳しい評価を下されるでしょう。

普段のタイム計測の仕事だと、「100点満点

は取れなかったが、まあ合格点の80点の出来

だった」という状況があるかも知れませんが、

TV生中継の仕事では「基本的に100点しか

求められない(100点しか許されない)」

難しい仕事と言えるでしょう。

 

このためTV生中継の現場の緊張感や集中力は、

普段の現場以上に求められますし、普段の数倍

の時間と労力を費やして何重にも安全策をかけ

た準備をし、テストをし、リハーサルをし、

その結果として何事もなくオンエアは無事に

終了して役割を果たし終えるという仕事です。