春の高校伊那駅伝2024 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

昨日は、長野県伊那市で開催されました

春の高校伊那駅伝2024 のタイム計測を

計測工房で担当させていただき、私・藤井

が計測ディレクターを務めさせていただき

ました。

この大会は、高校陸上界ではその名を知ら

れた有名大会で、12月の全国高校駅伝の

出場校がずらりと顔を揃えます。

最大の特徴は、3年生が卒業する3月の開催

ということで、1・2年生だけが参加する

大会ということ

新年度の戦力を占うレースであり、春の

全国高校駅伝とも呼べる全国クラスの大会

です。

 
 

地元の NBS長野放送さんによって男子

レースの模様は長野県内でTV生放送され

ます(女子はダイジェスト)。

また長野県外では、BSフジさんにて全国

生放送されています。

 
 

午前10時に女子がスタート。
女子は5区間21.0975kmです。
12月の全国高校駅伝と同じ区間数で

総距離も同じですが区間ごとの距離設定

は全国高校駅伝とは異なります。

 

 

なお、今大会では選手の皆さんのアス

リートビブス(ゼッケン)に装着されたIC

チップにて計測をおこないました。

 

 

この大会での計測箇所は全10ヵ所。

 


女子第1中継所(いなっせ)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフU氏撮影)

 


 

女子第2中継所(伊那バス)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフI氏撮影)

 

 

女子第3中継所(伊那食品工業)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフY氏撮影)

 

なお、伊那食品工業 さんは大会のメイン

スポンサーでもあり、地元の有名企業です。
大変立派な経営をされていることで知られ、

全国の企業経営者の模範として名高く、

創業者の塚越寛さんのご著書は私もかつて

起業前に拝読させて頂きました。
(→その時のブログ

 

女子第4中継所(小出三区公民館)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフK氏撮影)

 
 

女子第4中継所でのタスキ渡しの様子です。

(計測工房スタッフK氏撮影)

 

 

フィニッシュ地点の伊那市陸上競技場です。

地面にはタイム計測用アンテナマット

設置してあります。

(計測工房スタッフM氏撮影)

 

 

女子は仙台育英高校(宮城県)が大会新記録

となる1時間9分20秒で今大会2度目の優勝を

果たしました。

写真は現地で配布された信濃毎日新聞さん号外。

 

 

そして午後12時10分に男子がスタート。

男子は6区間42.195kmで12月の全国高校

駅伝より1つ区間数が少ない設定ですが、

総距離は同じです。

 

男子第1中継所(伊那市保健センター)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフT氏撮影)

 


男子第2中継所(みぶの里)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフS氏撮影)
 

 


男子第3中継所(オートパル上伊那東部

中央給油所)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフY氏撮影)

 

 

男子第4中継所(伊那市役所)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフI氏撮影)

 

 

男子第5中継所(いなっせ前)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフU氏撮影)


 

女子は洛南高校(京都府)が2時間6分56秒

で今大会2度目の優勝を果たしました。

写真は現地で配布された信濃毎日新聞さん号外。

 

 

TV生放送オンエアの長野放送さんの画面

には、弊社で計測したデータがリアルタイム

で送られ、各中継所での通過順位とタイム

(トップ差)が表示されていました。

 


スタート・フィニッシュ地点の伊那市陸上

競技場内に設けられた記録室です。

全部で10ヶ所の計測地点をリアルタイムに

データ処理を行い、計測データはTV生中継

の長野放送さんに送られした

この大会では計測地点が全部で10地点あり、

TV生放送へのデータ配信、そして大会公式の

リザルト(記録集)作成まで計測工房で担当

させていただいており、計測工房の中でも

屈指のボリュームの業務内容の大会となって

おり、記録室は私を含め3人体制で臨みます。

 

 


計測工房で今大会を計測させていただくのも

13年目になりました。

長年に渡り今大会に携わらせていただき、

その経験で培ったノウハウや安定感が今大会

での業務の礎になっていますが、これだけ

続けてきていても新たな課題は尽きず、毎年

全身全霊で臨むことに変わりはありません。