カブトムシ任務終了!3年間どうもありがとう!
こちらからの続きです。
約3年前から飼い始めたカブトムシ。
毎年つがいになり次世代に繋がっていたけれど
今年は産卵できなかったようです。
今年生まれたオスは1匹のみ。
その子は、いつの間にか逃げていなくなっていました。
本当はもう1匹いたけれど
蛹まで成長したけれど
羽化できずに命が終わりました。
そのため
無事に羽化できたオスは
1匹のみでした。
その子が
おそらく、私が福島に行っている間かな〜
熊さんにお世話頼んだけど
帰ってきた時に見たら
蓋が少し開いていたようだった。
カブトムシのオスは力が強いから
自分で扉開けて出て行ったかな。
メスも3匹は死んでしまったけれど
残りの1匹のメスもいなくなっていたので
2匹で夜中に逃げたのかも。
でも
これで良かったかな。
やっぱり自然の中で暮らして
天寿を全うさせてあげた方が良いよね。
2024年7月10日(水)
メスとオスが出てきていました。
オスはツヤツヤな甲羅で健康そうです。
メスは、甲羅に艶がなくシワシワ。
身体が弱そう。
これを見て、
外の厳しい自然界へ離すのは可哀想になり、
このまま引き続き飼い続けました。
外に離したらすぐに餌食になりそうで・・・
私の想像ですが
科学的根拠はありませんが
人口蛹室を作って
観察したので
身体が乾燥し過ぎてしまったのかな
と思いました。
本来なら、土の中で覆われて
湿った空気の環境になっているはず。
だから
適切な湿った状態で羽化し
甲羅が乾くのに数日かかります。
でも、
羽化する前から空気に触れて過ぎていたので
身体が乾燥し過ぎてしまい
上手く羽化できなかったのではないかと思います。
観察実験をしてしまったことに
罪悪感感じて懺悔です。
ごめんなさい。
だから、
この状態にしたのは私なので
これで厳しい自然界へ放つことは
できませんでした。
不自然な状態での飼育は
やってはいけませんね。
しかし、
カブトムシたちのおかげで
いろいろなことを学ぶことができました。
知識も増えました。
考え方も変わり、
自己変革できました。
昆虫たちのTransformation 変態と一緒に
私もSelf-Transform 自己変革 できました。
感謝です。
自己変革とは・・・
自分自身の意識や行動、考え方を改善し、
より良い自分になること。
自己成長が促進され、
人生において
より良い結果を得ることができます。
自分の新たな可能性に気づき、
さらに成長していきます。
マリア・モンテッソーリさんも
モンテッソーリ教育を開発するときに
昆虫科学者の観察記録から
たくさんのヒントを得て、
それが基盤となって
子どもたちを観察し、
そこから
画期的な素晴らしい教育法を生み出しました。
昆虫の成長の仕方を知らなければ
モンテッソーリ教育は開発されなかったかもしれません。
昆虫たちは、
人間の文明、発展、教育に大きく貢献しているのです。
「知ること、そして、考えること」
その大切さ、再認識しました。
勉強や学びは
やらねばならないものではない。
やりたいと思うもの。
受験勉強のための勉強は
「やらなければならない」
という強制的な強いられたモチベーション。
強制的なものは長続きしません。
興味、好奇心から湧き起こる
不思議に感じたことを
「もっと知りたい」
という主体的なモチベーションからの勉強が
本当の勉強、学び。
主体的なモチベーションの学びは
年齢関係なく
いつでもできるのです。
ある意味
学校に行かなくても
できるのです。
学校に行きづらく感じているならば
学校なんて行く必要ない。
自分でいくらでも勉強できます。
勉強はしなくてはならないものではなく
「したい」
と思うもの。
自ら”やりたい”と思って勉強することが
本当の勉強です。
これからの子どもたちには
本当の勉強をたくさんさせてあげたいな。
自ら、主体的に行う勉強ができる環境が
もっともっと必要だと感じます。
そういう学校があったらいいのにね。
・・・というか
それがわかる先生がもっといるといいのにね。
先生、教師が必要です。
これはディプロマ取っただけでは
素質は得られません。
教師自身も
本当の学び、勉強をして
自己変革を率先してやる人に
ならないと・・・です。
本来のモンテッソーリ教育は
本当はそういう教師がいて
そういう学びができるところなのです。
でも、残念ながら
勘違いしているところいっぱいあります。
モンテッソーリ教育のディプロマを持っている人でも
勘違いしている人、少なくないです。
それを見極める力も必要ですね。
学校だけではなく
家庭環境はもっと大切です。
家庭環境が基本です。
子どもが素直に本当にやりたいことを
言えるように
表現できるように
支援してあげられる
そういう家庭環境にしてあげてくださいね。
子どもは
いつもいつまでも
ご両親が1番の見方であって欲しいのです。
7月17日(水)
お食事中です。
これが最後の記録となりました。
この後は、
徐々に
メスのカブトムシが天寿を全うされました。
死ぬ時は地上に出てきます。
死骸が1匹ずつ
1週間ごとくらいに土の上にあって
2匹は畑の土へ
1匹は時間がなかったので
植木鉢の土へ
戻してあげました。
そして、
8月14日(水)
卵があるか、残りのオスとメスはどうしているのか
確認のため
土を全部出してみました。
残念ながら
卵もカブトムシの姿も
何もありませんでした。
死んだとしたら
死骸があるはずですが
何もなかったので
きっと
逃げ出したかな・・・
夜逃げしたかな・・・
卵が全くなかったということは
やはり
身体が弱かったのでしょう。
そのため
生殖機能も弱くて
子孫を残せなかったのかもしれません。
人間のエゴで
ごめんなさい。
カブトムシの観察はこれで終了です。
でも
逃げ出したと思われる
オスとメス
夜逃げ成功したのかどうか
本当のところはわかりませんが・・・
ロマンチックに想像です。
ファンタジー。
夜逃げって英語では、
Moonlight flit
だそうです。
Moonlight は「月明かり」
Flit は、「さっと動く、飛び散る」
という感じの意味合いがあるようです。
「月明かりにさっと飛び散る」
本当にこんな感じだったのかな?
They succeeded to moonlight flit.
Congrats!
言語って面白いですね。
その国の文化の違い、
人々の感じ方が
言語には含まれていますね。
自然界は厳しいです。
天敵もいっぱい。
天敵の餌食になってしまったとしても
それはそれで
地球の未来のためになっている。
大きく貢献しています。
ありがとう!
感謝しかないですね。
私たち人間も
自分達の便利さ、有利さばかり考えず
謙虚に生きることが
これからは必要ですね。
生物多様性を意識した生活が
未来を明るくし
そして
これからの文明の発達に繋がっていくのかな
と思います。
AI にとって代われないように
AI 社会に埋もれないように
非認知能力 Non-Cognitive skills
を高めることができる人間が
これからは生き残っていくのかな
と思います。
それを高めるためには
本当の勉強をすることです。
カブトムシの任務はこれにて終了
多大な貢献に感謝です。
3年間、どうもありがとう
これからも
学びは続きます。
Tschüss