こんにちは。
皆さん、暑いですが体調はいかがでしょうか?
先日は宇宙教育を行いました。広大な宇宙の映像をみて圧倒しました。
多くの方がご参加下さいまして、ありがとうございました。
さて、宇宙教育について、皆さんの疑問は、
なぜ幼い時期に宇宙教育なんておこなうのか?
早すぎるのではないか?
だと思うので、今日はモンテッソーリ宇宙教育の目的をご紹介します。
一言でいうと、モンテッソーリ宇宙教育の目的は平和教育です。このあたりの事が、
宗教的だと言われる所以です。
モンテッソーリ教育は5分野(日常、感覚、言語、数、文化)で構成されていますが、
様々なつながりを伝えていく事を目標においているという事が、大きな特徴です。
5分野を繋げながら学んでいきます。
繋げながらって?という疑問ですが、例えば、算数教育でも掛け算は新しい学びではなく、足し算と引き算でできるもの、既存の知識でできると捉える。繋がっていくものだと捉える。文化教育でも、木は葉・幹・根といった部分が繋がって全体となる。その部分が各々役割がある。
日常訓練で使っているハサミも切る練習だけではなく、年齢が上がるとハサミができた行程を知る、ハサミの仕組みを知るという文化分野の教育に繋がります。
数の単位の学びも、単位ができた過程を知り、文化教具の地球儀を使って地球の長さで決められた事を知る。
このように繋がりを知っていくと、全体と一部という概念を学ぶことができます。
この全体と一部の概念の何が良いのか?ですが、
一部である役割や繋がりを知る事によって、平和心をもって生きられるのではないか?という大人側の願いですね。そんな思いを込めて活動している教育法なのです。
従って、宇宙の教育は、幼い子供達に知識を与える為に活動しているわけではなく、
目的は平和心の育成です。この活動で様々な知識が得られるのは、結果であって目的ではないですよ、ということです。
平和心の育成というのは、私は3人の子育てをしましたが、子供の人間関係にも、知識欲にも、自分を律する力にも貢献するものだと実感しています。
引き継き、リタで平和教育をおこなっていきたいと考えています。
では最後にマリアモンテッソーリさんの言葉をご紹介します。
私達は、すべてのものが宇宙の一部であり、互いにつながり、一つの全体を形成する為に、この人生の道を共に歩むでしょう。 マリアモンテッソーリ