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未経験段階の火の元素
こんにちは!タロット起業に必要な知識を発信している隼人です^_^
まずは、タロットそのものの知識は必要なので共有したい内容になります。
今日はウエイト版タロットの「コートカード」の「ワンドのペイジ」について書きました^_^
行動で求める経験
「ワンドのペイジ」は、まず「ペイジ🟰未経験」なので、今、経験を求めている人です。
なので「ペイジ🟰受動的」な立場にいる人、若い人物という事のイメージで示唆される、実際に若い事もあるでしょうし、年齢に関係無く、ある物事に対しては未経験を表す事もあります。
あるいは逆に、そういう経験を求める姿勢が足りないという事を表している場合もあります。
そして「ワンドのペイジ」は「ワンド」🟰「火のエレメント」🟰「エネルギー」「直感」を表しているので、深い意図が無くても、とにかく活力がある人、元気な人です。
生命力の象徴
「未経験」で経験を求めるエネルギーに満ちている人のイメージになります。「火のエレメント」は生命力の根源を表しています。
「生命力」とは、自分の意識で維持しているものでは無いですよね?人体の機能も手足を動かしたりは意識しますが、例えば心臓を意識で作動させている人はいないです。体の中で、いろいろな免疫とかが戦ってくれてたりするのも意識で指示したりしていないし、人の、ほとんどは自動的な「生命力」そのものによって成り立っています。
この人体の神秘、一つをとっても、「火のエレメント」で象徴的に表されている「生命力」のエネルギーは凄い力があります。
消沈した状態の真の理由
「ワンドのペイジ」は、逆に悲観的になったり、やる気が出なくて憂鬱という場合を、表す事もあります。
悲観的だったり憂鬱という事は、「火のエレメント」の生命力、エネルギーの行き場が無くて燻っているからです。
自分の中にエネルギーが無ければ、そもそも憂鬱だったり虚しかったりはしませんから。
こんな時、そのエネルギーを本当は自分にとって意味の無い事に消費してしまわない事が肝心です。
また、「ワンドのペイジ」の活力が上手く機能していない場合も意味する事があります。
これは、始まりに対して混乱して優柔不断になってしまったり、状況の複雑さから逃げてしまう、状況に対応できるほどの経験が足りない、などの状態です。
しかし、こういう事は活力自体があるから起こっている事なので、活力があるが故に先走りし過ぎているのかもしれません。
「ペイジ」の「未経験」の意味を考えたら、もう少しの間、基本的な経験に目を向けるのがいいかもしれません。
火の元素が強い人を、どう見るか
「火」のエレメントの「直感」的な性質で、実際に若いか、その物事については若い段階「未経験」な状態というイメージです。
まだ、その物事を始めていないか、始めたばかりのそういう人物(あくまで、質問者が、そういう人物と自分か相手を見ているという事です)、または、逆に、そういう性質が足らない事の示唆として見る、というのが、このテーマのガイドになります。
また、他のエレメントの人物や事象との関連も考慮しないといけないですね。
例えば、「火」は「風」により、さらに燃え上がる性質がある事などです。
生命の木とワンドのペイジの関係性
そしてウエイト版タロットは、そこにカバラ、「生命の木」上の意味もあり、より詳細に見て行けます。
「コートカード」もウエイト/スミス•タロットは、カバラ思想の「生命の木」に配置されています。
「ワンドのペイジ」を含む、4枚の「ペイジ」は、「生命の木」のセフィラ「マルクト」に配置されています。
セフィラ「マルクト」は我々の顕在意識、物質世界の現実世界です。「マルクト」は「生命の木」の足場になります。
人体の部位では両足を意味します。
生命の樹の梯子の土台
「生命の木」は、「マルクト」の地上から、「ケテル」の天上に繋がる梯子のイメージになっています。
「マルクト」は、その梯子の土台となるもので足場です。なので「マルクト」を表す惑星は「地球」です。
「マルクト」は既に「結果」が顕在化して「固定化」された世界です。
その「固定化」した物質世界は、その前段階のセフィラの中での「直感」や「思考」や「感情」が合わさって、「結果」として既に「印」(設計図)が送られて来たものが「感覚」(五感)として顕在化したわけです。
なので、セフィラの「結果」と「固定化」を結ぶ「パス」と呼ばれる経路は「タウ」という名称で、これは「印」の意味を持ちます。
これらの原理などの、より深い所は、大アルカナ22枚の所で話しているので読んでみて下さい。
再生を可能とする象徴
この「固定化」された「マルクト」🟰「地球」に、若い人物か、その物事に対して未経験な「ペイジ」が配置されているのは、人間が、いつからでも、また自分を再構築できる「印」も、また刻まれているという事だと思います。
何かの到着は次への出発のスタートラインです。
カバリスト(カバラの実践者)は、この足場、土台の物質世界「マルクト」から「生命の木」を通じて、様々な精神世界を体験して、また、この「マルクト」の中で体現して行くという過程を行います。
また、ウエイト版タロットカードは78枚、全てに四大元素(エレメント)が対応しおり、宇宙の神秘や森羅万象を表す大アルカナについても対応しています。
大アルカナの「火の元素」のカードは、4番「皇帝」、8番「力」、10番「運命の車輪」、14番「節制」、16番「塔」、19番「太陽」、20番「審判」になります。
コートカードが配置されたセフィラ
「コートカード」は「生命の木」の4つのセフィラに配置されています。
セフィラ10番の「マルクト」、6番の「ティファレト」、3番の「ビナー」、2番の「コクマー」がそれです。
この「コートカード」が配置されたセフィラの番号の数、10➕6➕3➕2🟰21で、大アルカナの21番「世界」のカードの番号になります。
人物を表し、人物のそれぞれの成長段階を意味する「コートカード」に象徴されるテーマが集積されて、一つの人生、一つの「世界」が現れて来るという事を象徴していますね。
「ワンドのペイジ」の「火の情熱」「直感」は、行動に結び付き、未来を切り開く第一歩になります!^_^
今回の僕の、あなたと共有させてもらった記事が、何かの役に立てたなら嬉しいです^_^
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