健ぼう太郎の備忘録 -8ページ目

「ワインを愉しむ基本大図鑑」

ワインを愉しむ基本大図鑑(ワイン・マルシェ)
¥3,990
Amazon.co.jp

名前どおりの大図鑑です。

ワインの種類の解説はもちろん、グラスの解説、ワインに合う料理、お勧めレストランなどなどなど、満載です。

こんなレストランに行ってみたい!でもお金が。。。

「談志の迷宮 志ん朝の闇」

 立川末広 夏目書房 1800円


柳家小さんの弟子で物凄い才能実力がありながら、言動が災いして真打昇進まで10年以上かかった談志。志ん生の次男として生まれ、入門してわずか5年、並み居る先輩方をごぼう抜きして真打昇進した、志ん朝。

その二人を引き合いにしながら、落語の名作を解説してくれます。

著者の立川氏の苗字はペンネームで、談志ファンだからつけたのであって、談志一門とは特に関係はナイとのことです。文章もとてもうまく、楽しめました。

志ん朝が演じるウナギを食べるところは、とてもおいしそう。しかし実生活では願をかけて、うなぎ絶ちをしていたとか、芸人としての壮絶な一面も紹介されています。

もう聞けないかもしれない、談志の数々のエピソードを実際に見たものとして臨場感ある再現もしてくれています。


解説名作

「文七元結」「富久」「笠碁」「付き馬」「試し酒」「ウナギの幇間」「雑俳」「明烏」「黄金餅」「たらちね」「宮戸川」「化け物使い」「馬のす」「火事息子」「芝浜」


なかなか、「宮戸川」を取り上げている落語解説本に出会ってなかったので、新鮮でした。


「デザイン物産展ニッポン」

デザイン物産展ニッポン/企画・構成=ナガオカケンメイ
¥2,310
Amazon.co.jp


47都道府県の、その土地のデザインを収集し物産展としてまとめてあります。いいと思ったら、購入も可能なところが物産展です。さらに、それらを絡めた旅の企画も提案されていて、面白いです。


興味をもった物産

①北海道の米「八十九」

米は、88の工数がかかるから、この漢字ができたとされて、それにもうひと手間をかけたというネーミング。

どんなにおいしいのか、食べてみたくなりました。


②岩手県のお酒「水の玉」

独自の超低温発酵による日本初のアルコール度数10度の大吟醸


③群馬県のだるま

デザイナーズだるま。従来の赤ではなく、白と黒のだるまです。


④富山県の風鈴

高岡銅器の風鈴。音が見た目に涼しそう。。。


⑤長野県のこめびつ

木はサワラ。押えているタガは銅。うつくしい。。。。


などなど


「探偵ガリレオ」

探偵ガリレオ (文春文庫)/東野 圭吾
¥570
Amazon.co.jp

「容疑者Xの献身」を読もうかとしていたら、こっちを先にと薦められて読みました。

物理学者の湯川学と、刑事の草薙俊平のやり合いのおかげで、人が殺されてドロドロしそうな内容なのですが、読後にちょっとした「爽快感」を感じる推理?小説でした。

湯川って、ノーベル賞の湯川秀樹から来ているのかな。身近な化学現象で事件の謎解きをしていく科学的探偵物語ですね。


海で泳いでいる女性を爆殺する話が、方法も動機もびっくりでした。



「落語への招待」

落語への招待―名人に学ぶ落語の愉しみ (別冊歴史読本 94)
¥1,890
Amazon.co.jp

入門者から、「通」までたっぷり楽しめる、という副題がついている。


志ん生の貧乏な時代のはなし、志ん朝がいかにお客様にも弟子たちにも慕われていたかのはなし、談志と志ん朝はおたがいどう思っていたのか、などが解説されている。

また対談の中で中野翠さんが、立川談志の「談志絶倒 昭和落語家列伝」をべたほめしていて、こっちも読んでみたい気になりました。

新作落語も充実している志の輔さんによる、落語論もあります。談志師匠に「落語って何ですか」と聞いたときに、「オマエ、その落語で何がいいたいんだよ」といわれ、これが一番大事なことなんだなと気づいた。落語は単なる庶民の芸能ではなく、知的刺激を求めるもの。同じ演目を何度聞いても楽しめるのは、演者の違いによって聞く人側に違う絵を浮かばせるところにある。なるほど。。。


落語の歴史や、吉原とはどんなところだったのかの解説も充実していて、本当に楽しめました。

さらに古典名席100選として、主だった話の概略説明がついてます。