「使う力 知識とスキルを結果につなげる」
- 使う力 知識とスキルを結果につなげる (PHPビジネス新書)/御立 尚資
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いろんなセミナーを受けたり資格を取ったりして知識をつけても、大事なのはそれを使う力である。力を出す能力は、「知識」×「使う力」なので、使う力がゼロだと、知識がいくらあっても、ゼロになってしまう。
思い当たる節があって、痛たたたと感じました。
・ビジネスパーソンが仕事に役立つことを勉強しようと思ったら、何をどこまで学ぶのか、その範囲を定めることが大事。
・リーダーの果たすべき役割は2つ
「さまざまな情報を加工/統合して、正しい意思決定をすること」
「人と組織を動かし、結果を出すこと」
・リーダーの基本要件は4つ。
「Ⅰ:人間力」「Ⅱ:業界・社内の常識」「Ⅲ:経営知識」「Ⅳ:使う力」
・「経営知識」と「使う力」は、車の両輪。経営知識を学ぶのに注力されて、使う力は軽視されがち。
・人事のスペシャリストが唱える、結果を出せる人の能力
情報収集力/分析力/対人折衝力/協調性/向上意欲/リーダーシップ
・最近、定義されている必要な能力
聞く力/コーチング/ロジカルシンキング/プレゼンスキル
・企業活動を単純化してみると
1:到達すべき目的地の設定
2:目的地にいたる道筋と、なすべきことの明確化
3:チームでなすべきことを実行して目的地に到達する。
・知識商人から、知識職人へ
といっても、苦しい努力は長続きしない。いかに楽しくいろいろ学んでいくのか、仕組みづくりが大事。
知識だけでは、うまくいかない。教養が次に大事になってくる。哲学でも数学でも深めることも必要です。
あー、なんか読み終わって、とても気持ちが楽になりました。
好きなことを楽しく学んで、おまけにリーダーシップにも役立つ、一石二鳥ができたら、いいですね。
「オーケストラの経営学」
- オーケストラの経営学/大木 裕子
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クラシックコンサートは、ロックなどと違ってマイクスピーカで大音響にするわけにはいかないので、ホールのなかで生の音が聞こえる範囲の数の観客しか集めることができない。そのため一人当たりのチケット代が高くなっている。高くしすぎるとお客さんが来なくなってしまうため、結局、収支としては赤字の値段でチケットを売っている。
なぜそんなオーケストラが、存続できるのか?世界を見ると大都市に1つのオーケストラが当たり前なのに、なぜ東京(関東圏)には、10個ものオーケストラが存在できるのか。。。。確かに不思議な、オーケストラの運営について分析解説してくれています。
結局、楽団員の給料は安く、でもたいていお金に困っていない人が音楽大学で勉強してオーケストラに入っている。お金より、演奏することに喜びを感じているので、本人たちにそんなに悲壮感はないらしいです。経営は自転車操業状態で、何とかまわしているところが多く、自治体や企業の支えで成り立っているとのコトです。
でも格差はあって、コンサートマスターの給料はそれなりにいいみたいです。有名な識者になると、コンサート1回あたり、ギャラ1000万円だとか。
後、面白かったのは、指揮者についてです。常任指揮者以外は、オーケストラと契約して外からやってくるわけで、原則としてそういう指揮者にオーケストラの楽団員に対する人事権はない。人事権という強力な武器がない状態で、組織をまとめハーモニーを奏でるために指揮者に必要なのは、人間性と音楽に対する強い思い、、、、
すばらしい指揮者には、楽団員は自分の能力を引き出されてすばらしい音楽を奏でてしまう。逆に、楽団員に嫌われると、結構厳しいことが待っているのですね。。。。
バーンスタインや、小澤征爾を聴きたくなってしまいました。
「幸せになるための ワイン修行」
阿川佐和子さんと、壇ふみさんが、ソムリエを交えて、ワイン談義に花を咲かせています。
普段のワインで満足していたのに、もっとすごいワインを紹介されてどうしましょう、というノリで始まっています。
・ピノノワールは、フランボワーズの香り→ 木いちご
・若いという漢字は、苦いににている
・ロバートモンダビのカネルネソービニオン→動物、森の香り、カシス、桑の実、、、、複雑な香り
・ジンファンデル→すごい果物の香り
・中華料理にワインは合わない?
・シャンパンは中華料理に合う
・フランスの中華料理店には、ロゼがおいてある。タヴェル2000
・いろんな恋を知っている感じの、濃い白ワイン →コトー・デュ・ラングドック
・独特の香りのチロロッソクラシコ(なめし革?)
・キャンティもいろいろ
・安くておいしいスペインワイン→ テンプラーリョ
・スパークリングワインも捨て置けない
などがメモ的な備忘録です。
「落語歳時記」
- 落語歳時記/畠山 健二
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春夏秋冬、季節の移り変わりごとのおすすめ落語を、さらにお勧めのCDとともに紹介されています。
こういう解説本はありがたいです。いろいろな薀蓄を知ることで、落語を聴いてアー面白かったと思う以上のさらに深いところまで、知ることができます。
当時のお金の単位や時の刻み方、湯屋の仕組み、旅は命がけだったこと、そばの大体の値段などがとても面白く、ためになりました。
「新・都市論TOKYO」
- 新・都市論TOKYO /隈 研吾
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ジャーナリストの清野さんと、建築家の隈研吾さんが、対談形式で都市の建築について語ってます。
財閥がトータルデザインを考えることで形作られていく「丸の内」、どう考えても大失敗な「汐留」、天才森稔の執念が結実した「六本木ヒルズ」、東京開発の最終形「ミッドタウン」、ゆっくりゆっくり余裕にある施主が余裕のある建築家に依頼して作り上げてきた「代官山」などです。
バブル期以上の再開発が進んだ最近の建築ブームで、日本人が持っていた建築に対する美意識がまったく消え去ってしまっていると言われると、とてもさびしい感じがします。
