2015年(第88回)アカデミー賞作品賞ノミネート作品 | FLICKS FREAK

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いやぁ、映画って本当にいいもんですね~

 

『レヴェナント:蘇えりし者』 ★★★★★★★★ (8/10)

『ルーム』 ★★★★★★★ (8/10)  

『スポットライト 世紀のスクープ』 ★★★★★★★ (7/10)  -受賞作-

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ★★★★★★★ (7/10)

『オデッセイ』 ★★★★★★ (6/10)

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 ★★★★★★ (6/10)

『ブリッジ・オブ・スパイ』 ★★★★★ (5/10)

『ブルックリン』 ★★★★ (4/10)

 

この年の作品賞は接戦が予想された。個人的に好きな『ルーム』だが作品賞のイメージではなく、作品賞は『レヴェナント:蘇えりし者』と『スポットライト 世紀のスクープ』のどちらが取ってもおかしくないと思われた。

 

結果は、作品賞を『スポットライト』が獲り、監督賞を『レヴェナント』が獲る相星。アカデミー賞ではしばしば見られる結果。『レヴェナント』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、前年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続く2年連続の監督賞2回目の受賞(監督賞の最多受賞はジョン・フォードの4回受賞、3回受賞はウィリアム・ワイラーとフランク・キャプラ、2回受賞は今年のアルフォンソ・キュアロンまで18人と結構いる)。

 

自分の予想は作品賞『レヴェナント』、監督賞『マッドマックス 怒りのデスロード』のジョージ・ミラー。1979年の『マッドマックス』で監督デビュー以来、シリーズの監督を続けてきた彼の功績が評価されるのではと思ったが、オーストラリア人初の監督賞はならず(多分、それまでにいないはず)。ニュージーランド人では『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のピーター・ジャクソンがいるが。