クエルボ・トラディショナル、サウザ・オルニートスと並び、
メキシコで販売首位を争っているブランドが、「カサドレス」。
昨年、ついにカサドレスが販売1位になったというニュースもあり、
日本でも、徐々にファンが増えているブランドです。
もともとは、農夫だったセニョール・ホセ・マリアが、
月明かりに照らされたアガベの畑を走り回る鹿の夢を見たことをきっかけに、
1922年にアランダスの地で創業されたブランドです。
蒸留所のいたるところに、「鹿」のモチーフがあり、
もちろん、ボトルのラベルも鹿マーク。
ソファや椅子など、細かいところにも鹿が描かれており、
記念写真スポットとなりました。
残念ながら、蒸留所内は撮影禁止のため、
蒸留所の入り口スペースの写真しかありませんんが、
システム管理がきっちりされた、近代的な蒸留所は、
大変見応えがありました。
カサドレスの特徴として、
アガベの発酵に、モーツアルトの交響曲44番を聞かせながら、
7日間かけてゆっくり発酵をさせるということ。
音量は大きくはありませんでしたが、音で微振動があり、
発酵を促すといわれています。
また、樽はロスアルトスに珍しい新樽を使用。
アメリカンオークをミディアムチャーし、20度に保たれた熟成庫で寝かせます。
蒸留所には、蒸留責任者のみしか入れない部屋もあり、
オンリーワンブランドの秘密が守られています。
日本未入荷のCORZOは、一度樽に詰めて寝かせたものを、
再度、3回目の蒸留をしたものになります。
ボトルは、ルイス・バラガンの建築をイメージした香水瓶のような形で、
3回蒸留のすっきりした味わいが現地でも人気です。
世界的なブランドにまでのぼりつめたカサドレス。
ロスアルトスを代表するブランドとして、
日本でもより、話題になりそうですね
つづく
グアダラハラ到着編は
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ツアーの様子は、日本テキーラ協会のFacebookにアルバムを作成しております。
ブログに紹介出来なかった写真もアルバム内で掲載しておりますので、
ぜひ、ご覧いただければと思います。
日本テキーラ協会Facebook
http://www.facebook.com/JapanTequilaAssociation