サウザといえば、日本でも人気のテキーラブランド。
メキシコでも、トップセールスを誇る3大ブランドの1つ。
今回は、初のサウザ蒸留所を訪問。
通常は一般公開していない蒸留所を見学させていただきました。
サウザ家は、テキーラの名門一家で、
通りの名前にも、「サウザ」とついているほど有名で、
メキシコでも知らない人はいない名前です。
蒸留所内は、ISOで管理されているため、
まずは、ヘルメットとベストを着用
敷地の壁画には、テキーラを造り始めた頃のストーリーが描かれています。
創業者のドン・セノビオ・サウザ氏が鶏が好きだったそうで、
サウザ蒸留所のいたるところに鶏が描かれているのも特長。
サウザ家のストーリーを聞き、敷地を見学後、
テキーラの製造過程に入ります。
サウザ最大の特徴として、アガベを蒸す前にシュレッダーで細かく粉砕し、
その後絞汁、加熱の過程に入ること。
無駄も少なく、アガベ本来の味もしっかり残ります。
アガベは、バジェス地区らしい、皮を多めに残したタイプ。
深くむきすぎないことで、辛みや苦みが残り、テキーラらしいインパクトのある味になります。
樽の熟成にも特長があり、
長年使用している樽は、チャー(樽内を焼く作業)をしないそうです。
温度、湿度管理のされた部屋でゆっくり熟成します。
樽の横にあるストローで色味をチェックしているそうです。
日本では、サウザといえばミクストのテキーラが有名ですが、
51%のアガベアスールと、49%のとうもろこしを使用しています。
どちらも、メキシコ原産の材料で、他のミクストテキーラとはまた違う味わいが楽しめます。
蒸留所内は、大変清潔で、
システム管理もきちんとされており、規模も大きく、
さすが名門サウザという威厳のある蒸留所となっておりました
ちなみに、テキーラをはじめてアメリカに輸入したのもサウザで、
「テキーラ」というメキシコの地酒を、大きく世界に広めて、
日本をはじめ、世界各国でも愛飲されるきっかけを作ったのがサウザです。
つづいて、創業者の自宅だった場所へ移動し、
楽しみにしていた試飲タイムです。
~後編につづく~
グアダラハラ到着編は
こちら
テキーラエクスプレス編は
こちら
エラドゥーラ蒸留所編は
こちら
ツアーの様子は、日本テキーラ協会のFacebookにアルバムを作成しております。
ブログに紹介出来なかった写真も同じタイトルのアルバム内で掲載しておりますので、
ぜひ、ご覧いただければと思います。
日本テキーラ協会Facebook