サウザ蒸留所の見学を満喫した後は、
歩いて5分ほどの場所にある、初代サウザ氏の自宅だった場所へ移動。
サウザ蒸留所は、クエルボ蒸留所の隣にあるのですが、
もともとは、クエルボ家の土地を、購入したそうです。
クエルボ家とサウザ家は、
昔は、宿命のライバルとして、従業員総出で死者もでるほどの激しい喧嘩があった時代もあり、
現在も、首位を奪いあうライバルブランドとして、
テキーラの市場を支えています。
そんな歴史があったことを忘れてしまうほど、
敷地内は美しく、優雅で静かな時間が流れる、
素敵な場所でした。
ちょうど私たちが訪問した際に、結婚式も行われていて、
どこから撮っても絵になる風景にうっとり
敷地内の建物には、歴代のサウザ氏の写真が飾られ、
オールドボトルが展示されていました。
最初は、大きな瓶や樽につめて売られていたテキーラを、
はじめてボトルで販売したのがサウザでした。
アメリカの禁酒法時代、テキーラの輸出が規制されていたため、
メキシカン・ウィスキーとして販売していた時代もあり、
その時のボトルも展示されていました。
現在は、3代目のドン・ハビエル・サウザ氏の経営で、
それを記念した「スリー・ジェネレーション」も販売されています。
サウザ家では、4代目のルピータ・サウザも独自のブランド、
クアルタ・ヘネラシオン(4代目)を販売、
5代目のギレルモ・エリクソン・サウザも、同じテキーラ村に蒸留所をかまえ、
TV世界遺産で紹介されて話題になったロス・アブレソス(フォルタレサ)を販売し、
そんな歴史ある場所で、テーブルにつき、
まずは、カクテルを2つ作っていただきました。
まずは、オリジナルブレンドの塩でスノースタイルにした、
メキシコで一番人気のパローマ。
つづいて、メキシコ原産のマンゴーをたっぷり使い、
ねっとりとした食感が美味しいフローズンマルガリータ。
その後、まだ未発売のエクストラ・アニェホを特別に出していただき、
試飲させていただきました。
テキーラって素晴らしい
改めて実感するような、現地でしか体験できない素晴らしい経験をさせていただくことができました。
つづく
グアダラハラ到着編は
こちら
テキーラエクスプレス編は
こちら
エラドゥーラ蒸留所編は
こちら
サウザ蒸留所・前編は
こちら
ツアーの様子は、日本テキーラ協会のFacebookにアルバムを作成しております。
ブログに紹介出来なかった写真も同じタイトルのアルバム内で掲載しておりますので、
ぜひ、ご覧いただければと思います。
日本テキーラ協会Facebook
http://www.facebook.com/JapanTequilaAssociation