約半年かけて取り組んできた、3冊目の著書。
本日、最後の校正作業が終わりました。
何度も何度も読み返して入稿したはずなのに、外部校閲と編集者さんの最終チェックは赤字だらけ。
「プロの着眼点って本当にすごい。」毎回そう実感します。
最近、「本を出したいんです」と相談されることが増えたので、私が経験した出版までの流れを書いてみます。
決して簡単ではなく、想像以上に大変です。
① 出版してくれる出版社を見つける!
ここが一番ハードルが高いかもしれません。コンセプト、ジャンル、著者の知名度や営業力、本当に売れるのかまで徹底的に検証されます。
② スポンサー営業
有名作家や実績がない限り、商業出版でも制作費を集めて出版社へ支払うケースが基本です。
もちろん営業は自分で。資金が集まらなければ実現できません。
③ チームづくり
デザイナー、編集者、監修者、カメラマン、通訳…。スケジュールを押さえ、信頼できるチームをつくることがとても重要です。
自分にできないことを補い、最後まで伴走してくれる仲間が必要です。
私は今回チームの皆さんに本当に恵まれました。
④ スケジュールや進行管理・アレンジ・コーディネート
⑤ 台割りや本全体の構成づくり
⑥ 取材・インタビュー・撮影
⑦ 執筆
私はライターさんを入れず、すべて自分で書いています。プロの物書きではないので、ここが本当に苦しい工程です。
⑧ デザインチェック・ページ構成や内容確認
写真選びも含め、とても時間がかかります。
⑨ 校正作業
「終わった」と思っても、また直し。
クライアントチェックもあり、永遠に続くような感覚です。
⑩ 入稿後、外部校閲
そしてこの頃には、もう宣伝がスタート。
出版にまつわるイベントを企画し、本の見本持って営業し、自分で売り込みます。
誰かがやってくれるわけではありません。
⑪最終校正作業→校了
出版の1ヶ月前にはこの作業は終了します!
ちなみに…
「印税で儲けよう!」は、ほぼ幻想です。
基本的には、内容にもよりますが、こだわりが強ければ持ち出しも多く、売れなければ労力に見合う報酬にはなりません。
「本を出せば有名になれる」
「人生が劇的に変わる」
そんなこともありません。
大切なのは、本を出したという実績を、自分がどう活かすか。
私は1冊目も2冊目も、自分で大量に買い取り、配り続けました。
営業ツールとして。
自分の仕事を知ってもらう名刺代わりとして。
苦労自慢の話をしたいわけではありません😅
ただ、「本を出す」ということは、想像以上にたくさんの人の力と、自分自身の覚悟が必要なんだということを知ってもらえたら嬉しいです。
だからこそ、手元に届いた一冊には、言葉以上の時間と想いが詰まっています。
最後の作業を終えて、約半年間の出来事が一気によみがえり、胸が熱くなりました。
取材を重ね、書いて、悩んで、直して。
何度も何度も向き合ってきた時間。
本づくりは、本当に時間と情熱をかける仕事です。
「もうこれ以上は無理!」
そう思うくらい、今の自分にできることは全部詰め込みました。^_^
たいしたアドバイスはできないけれど、実際に経験してきたことならお話しできます。
「いつか本を出してみたい」
「挑戦してみたい」
そんな方がいたら、気軽に声をかけてください。
私の経験が、誰かの最初の一歩の参考になれば嬉しいです。