ツアー3日目は、昨年も訪問したラ・コフラディア蒸留所へ![]()
ヘルナンデス家により、1992年にテキーラ地区に設立された、比較的新しい蒸留所ですが、
「トレス・アグレス・コンパドレス」の大ヒットもあり、
「アマテ」、大砲の形をした「アルティジェロ」なども有名です。
蒸留所の名前と同じ「コフラディア」は日本にも昨年から正式に輸入され、大人気![]()
同じく、昨年にテキーラ界のビックニュースとして、
グアダラハラ出身のアーティスト カルロス・サンタナがオーナーになり話題になった、
有機栽培認証を受けた「カサノブレ」の蒸留所でもあります。
バスで蒸留所に向かう途中、山にコフラディアの文字を発見![]()
レンガで描かれているそうで、テキーラ村の山々には、
同じように、蒸留所やブランド名の石造りの看板がたくさんあります。
素晴らしい景観を楽しめなかったので、今回は午前中に訪問し、
担当者を待つ間に、畑や敷地内を散歩。
美しいアガベ畑を眺めたり、池のまわりにいるアヒルやガチョウの写真を撮ったり、
のんびりした時間を過ごしていました。
2011年に、ホテルもOPENし、4室しかないというお部屋は、
アガベ畑の中に客室が建てられていて、それぞれテキーラの名前がつけられとても素敵。
いつか宿泊してみたいですね![]()
売店では、コフラディアのお水も販売されています。
テキーラを造る上で、お水は重要な成分です。
その土地のお水を仕込み水として利用しているので、
水の味わいも、蒸留所ごとに違いがあります。
一通り、敷地内を散策した頃、
担当者も到着し、ついに見学がスタート。
ラ・コフラディア蒸留所では、有機栽培のアガベを使用したテキーラも造っているので、
栽培年数が長く、とてもふくよかで丸々としており大きめのサイズのアガベが収穫されるので、
甘みが強くて、柔らかな香りが漂っていました。
水分と糖分の厳しい基準を満たしたアガベのみが原料として使用されており、
38時間じっくりと蒸し上られたアガベは、ジューシーで芳醇な香り。
同じアガベ・アスールでも、栽培年数・方法の違いで、加熱しただけで全く味が違うものができます。
各蒸留所ごとに、アガベの味の違いも感じられるようになりました![]()
繊維質で、非常に硬いため、もちろん食べることができないので、
昔は、紙を作ったりしていたそうなのですが、
現在は、燃料や、家畜の餌などに利用されているそうです。
オルディナリオと、2回蒸留後の原酒をテイスティング。
香りをより強く感じるため、両手にテキーラをかけて、
よく揉みこみ、手のにおいを嗅ぐ方法を教えていただきました。
アガベ本来の甘い香りをより強く実感することができます。
熟成庫の中には、マンゴツリーが植えられており、
天井にはいくつもの穴があり、枝がそのまま外に伸びています。
その木を通じて、換気・温度調整が出来る仕組みになっています。
自然のままの状態を大切に、テキーラ造りに役立てている光景は、
とても素晴らしく、温かみがある素敵な蒸留所でした。
ギネスブック
に認定されている、
世界一大きなテキーラボトルも展示されている、博物館も見学させていただきました。
こちらは、45Lボトルで、100%アガベのもの。
全部で60kgほどの重さがあるそうです。
テキーラにまつわる絵画や、古いデザインボトルなどの見学をした後はギフトショップへ。
蒸留所限定の陶器ボトルなどもあり、
最後は、地下へ続く階段を通って、洞窟のようなレストランへ。
タオナ(石臼)がバーカウンターになっているお洒落な空間で、
前回は立ち寄ることができなかったため、
今回のツアーでは、カウンターを占領しカクテルをいただきました。
広いレストランを貸切り、マンゴーのフローズンマルガリータ
で乾杯。
贅沢な時間を過ごし、次の目的地へ・・・・
つづく
グアダラハラ到着編は
こちら
テキーラエクスプレス編は
こちら
エラドゥーラ蒸留所編は
こちら
クエルボ蒸留所編は
こちら
テキーラ村観光編は
こちら
ツアーの様子は、日本テキーラ協会のFacebookにアルバムを作成しております。
ブログに紹介出来なかった写真も同じタイトルのアルバム内で掲載しておりますので、
ぜひ、ご覧いただければと思います。
日本テキーラ協会Facebook
http://www.facebook.com/JapanTequilaAssociation




















