2011/12/1
「正しい歩き方」というと、何か象徴的な物言いを想像されるかもしれ
ませんがそうではありません。
文字通り、正しい【歩き方】のことです。
『アインシュタインの眼』(NHKBSプレミアム)という番組で、
「スーパーモデルに学べ!正しく歩いて健康に」というタイトルで取り
上げられたのはもう1ヶ月以上前になります。
ウォーキングトレーナーをしているスーパーモデル福村あけみさんを
お手本に、正しい歩き方が紹介されました。
ポイントは「1.姿勢」「2.足運び」「3.上半身」の3つです。
1.姿勢 頭-肩-腰が一直線。肩を後ろに胸を張る要領で。
2.足運び つま先をV字型に開いて1本の線上を進むようにします。
着地時にはつま先をしっかり上げ、踵から着地します。
後ろ足はぎりぎりまで足を地面につけておき、小指から順
に地面を離れて最後に親指が離れるように意識して蹴り上
げて、体を前に押し出します。
3.上半身 前屈みにならない上半身を保つため、肩甲骨を寄せて猫背
にならないように気をつけます。
「正しい歩き方」を3ヶ月程続けると、O脚は改善され、ヒップアップに
も効果が出るそうです。悪い歩き方が原因で起こる、腰痛や肩凝りも
改善されます。
これまでの人生で、道の右側を歩くことや、横断歩道の渡り方につい
ては、さんざんしつけられてきましたが、「正しい歩き方」があること
など、まったく知らずに過ごしてきました。
しかし、実践してみると、最初のうちこそ窮屈で、内転筋や内側広筋
という従来の歩き方では使うことのなかった筋肉が痛くなりますが、
背筋は無理なくすっと伸び、視野も少し高くなるように感じます。
結構長いこと人生をやってきても、まだまだ知らないことが多いのだ
と、改めて思い知らされました。
自分が知らないというだけで、「正しい呼吸の仕方」というのもひょっ
としたらあるかもしれません。
それをマスターして、正しく呼吸ができるようになれば、息苦しい人
生が改善され、鼻づまりのようなもどかしい日常から一気に開放され
る・・・。
そんな「正しい呼吸の仕方」を、どなたかご存知ありませんか?