技術コンサルティング研究会 BLOG -9ページ目

技術コンサルに興味を持った理由(4)

はじめまして。タコスです。
農芸化学会に参加する予定だったのですが、昨日からウイルス性の胃腸炎を発症してしまい、
みんなに取り残されてしまいました。

さて技術コンサルに興味を持った理由ですが、私はまだ学生のため、これまでいろいろ勉強してきた
経緯について多少書かせていただきます。

私はバイオサイエンス系の学部を卒業したのですが、大学での授業が無意味かつ非効率的なこと、
大学での研究が教授の興味にのみ固執したテーマとなっていることなどから、大学に対して失望
感を抱いていました。一方現実をみてみると、就職先のないポスドクの増加、大学の技術が論文
としてしか活用されていないことに気づきました。そこでUnmet medical needsに基づいた
バイオベンチャーの必要性を日々感じていました。大学にはよいシーズがあるが、バイオ(技術)
と経営(コンサル)の両方を熟知した人材がほとんどいない点にも注目しました。そこでバイオに
ついては大学で学びつつ日々新しい知識を習得すること、経営に関しては中小企業診断士という資格
を利用してとりあえずは浅くひろく勉強することを目標とし、大学生活を送ってきました。ですが
バイオに関しては修士での実験に追われ、中小企業診断士の資格に関してはいいわけですがあまり
勉強する時間がなく一次試験に合格した程度です。

そんな自分が新しい進路として選択したのがバイオに特化した知的財産(主に特許)です。MOTやMIP
への進学も考えましたが、自分の目標は世間に必要とされるバイオベンチャーをできるだけたくさん
輩出することにありましたので、現在バイオベンチャーに最も必要かつ評価、コンサルが難しい無形資産、
とくに特許に注目しました。バイオの特許について勉強する予定なのですが、私はとくに知的財産
コンサルティングという視点からバイオの特許の位置づけ、またその活用戦略を勉強していこうと思って
います。

なのでテーマに対する結論を述べますと、日々バイオ(技術)という問題に触れていますとその活用という
観点から技術コンサルについての知識、経験というものは必須であると感じ、これについてもっとくわしく
勉強したいなと思った次第です。


まとまりがついていなく、すいませんでした。

技術コンサルに興味を持った理由 (3)

どうもこんばんは、いまち~です。

去る3月6日に技術士第二次試験の結果発表がありまして、
私、なんと合格していました!
ご指導、ご助言いただいた皆さん、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

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技術コンサルに興味を持った理由ということですが、、、、、
そもそも技術士に興味を持ったところから始まるでしょう。

技術士という資格を知ったのは会社の上司の勧めでしたが、
最初はもともと専門外だった生物工学の仕事をすることになり
自分の勉強を兼ねて一次試験を受けてみようという軽い気持ちからでした。
合格後に技術士会の集まりにちょこちょこお邪魔し、
技術士として第一線で活躍されている方々を見てこんな風に仕事をしたいというイメージが沸いてきました。

そうしているうち、やりたいことがあり、かつそれが面白い内容でありながら
資金がなくてできないという技術屋さんが多いことも分かり、
よい仲介役が必要だなと思うようになりました。
資金の出し手には技術の面白さは分からない方が多いのだろうと思います。
そこで技術と資金調達のコンサルティングができないかと考えたのです。
簡単に言えば技術の目利きという感じなのでしょうか、これはとても難しいことです。
これはよしとなった場合は双方に喜ばしいことですが、これは難しいねとなったときが難しい。

正直そこまで強く生きられない自分がいますが、どんな風なビジネスモデルがいいのか思案しています・・・。

技術コンサルに興味を持った理由(2)

初めてブログに書き込んだ、でうでうです。
このブログシステムを理解できずにいるので、間違いがあったらごめんなさい。

本題の前に一つご報告。
先日、技術士2次試験の合格発表があり、受かっておりました。
あきらめ気味だったので、驚きとうれしさが半々くらいでした。
登録は未定ですが、名刺に”技術士”って付いたら、ぜひもらってくださいね。

では、本題に。

技術コンサルに興味を持った理由・・・、
正直なところ、”コンサルタント”という響きがカッコイイと思ったからです。
そんな、ミーハーな理由です。
その中で、”技術”と付くと、より専門家っぽくてカッコイイと。

と言うものの、今のところ独立意識は高くありません。
独立コンサルというより、組織内コンサル的立場を目標としています。
組織の中で問題解決するために、コンサルスキルは必ず役に立つと思っています。
ほとんどの人も自分も、それを自分の感性のみに頼っていると思います。
それを理論的に習得できれば、必ず自分の強みになると信じてます。

課題については、必ずしも技術でなくてもいいです。組織問題、人間関係、恋愛相談でも・・・。
経営でも技術でも、コンサルスキルのベースは同じだろうと、勝手に思ってます。

ただ、自分は技術系でスキルを高めていきたいと考えていたので、技術コンサルのほうが自分と接点があり、かつ今の仕事に直結しやすいと考えました。
とは言え、1年くらい勉強会に参加していないので、説得力がないですね・・・。

だいぶ先のことですが、定年後に社会貢献する道として技術コンサルに魅力を感じています。(もちろん多少の収入も)
長い目で学んで行きたいと思ってますので、また勉強会に顔を出したらよろしくお願いします。

取り留めもなく書いてしまいましたが、一言でいうと、(主として)技術的な課題を解決するためのスキルを理論的に学んでみたかった、のが興味を持った理由です。

技術コンサルに興味を持った理由 (1)

おはようございます、10の12乗です。
巷ではWBCで盛り上がっており、元々野球好きな私は4月まで時間があるので、
かかさず観戦しております。今日のアメリカ戦が重要です。

さて、技術コンサルに興味を持った理由ですが、きっかけは、
勉強会に参加して、だんだんと興味を持った、という方が正しいです。

元々コンサルというものは業界で経験・人脈がある人が行うものだと思っていました。
勉強会で学んでいくうちに、コンサルをするにも一定の手法があると知って、
経験や人脈だけではないやり方があること知り、面白そうだなぁと思いました。
またベンチャーに就職するので、自分の会社がどのように経営していってるか?
などを知るにもいい機会だなぁとも思いました。

あとは、勉強会に参加されている人たちの自己研鑽力が非常に高くて、
自分も色々学びたいと思わせてくれることも大きな要因です。

私は技術者になるので、学んだことをどのように活かせるか、
全くビジョンがありませんが、自分における問題を解決するのに
活かせたらくらいに考えています。

まずは会社内において、オンリーワンな人材になれるように、
新しい概念である「技術コンサル」を身につけられたらと思います。

皆さんに追いつけるような努力をしていかなければ。

非研究職に就く元研究者の思い (2)

 年度末ということで、全国あちこちを納品、装置の組み立て、顧客トレーニングで渡り歩いているところのミランダ平社員です。おまけに米国のメーカーとの代理店契約の更新を控え、前回の英文契約書との比較表なども作成しております。本来はグループ長の仕事ですが、ご多忙とのことで、英語力を期待されて下っ端の私に回ってまいりました。

 上記からも類推されるように、仕事には「スペシャリストの罠」があると思うのですよね。「理系白書」という理系職を選択した人の生涯賃金などを文系職と比較したデータが集められた本を読んだことがありますが、実際に製品を開発・製造しているのは理系なのに、この報われなさは何だろう?と腑に落ちない気がいたしました。

 しかし、理系の一部の研究者・技術者の中には、人間関係をうまく調節するわずらわしさから逃れるために、研究室に閉じこもって実験だけに打ち込みたい/自分の得意分野の技術をマニアックに追求したい、と考えてしまいがちなところがあるのは否めず、進んでスペシャリストの枠内にとどまろうとする人もいらっしゃいます。そうすると、ニッチな自分のポジションはキープできるのですが、そこから脱出して、違う仕事がしたいと思ったときに、他のスキルを磨いてこなかったツケがまわってくるのです。結局、もっと大局観で会社の仕事を捉えることができるリーダーに便利に使われてしまいます。

 私はそのような便利な消耗品!にはなりたくないので、理系の知識+α(語学力、交渉術、コミュニケーション力、マネージメント能力など)を身につけ、自分の企画で人を動かすようになりたいものだと考えております。日々繰り返される同様の実験操作に対して飽きやすいという自分の性格もあると思いますが、上記の考えで、現在研究職に就いておりません。

 理系人間よ、地位の向上を目指して決起せよ。