技術コンサルに興味を持った理由(4) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

技術コンサルに興味を持った理由(4)

はじめまして。タコスです。
農芸化学会に参加する予定だったのですが、昨日からウイルス性の胃腸炎を発症してしまい、
みんなに取り残されてしまいました。

さて技術コンサルに興味を持った理由ですが、私はまだ学生のため、これまでいろいろ勉強してきた
経緯について多少書かせていただきます。

私はバイオサイエンス系の学部を卒業したのですが、大学での授業が無意味かつ非効率的なこと、
大学での研究が教授の興味にのみ固執したテーマとなっていることなどから、大学に対して失望
感を抱いていました。一方現実をみてみると、就職先のないポスドクの増加、大学の技術が論文
としてしか活用されていないことに気づきました。そこでUnmet medical needsに基づいた
バイオベンチャーの必要性を日々感じていました。大学にはよいシーズがあるが、バイオ(技術)
と経営(コンサル)の両方を熟知した人材がほとんどいない点にも注目しました。そこでバイオに
ついては大学で学びつつ日々新しい知識を習得すること、経営に関しては中小企業診断士という資格
を利用してとりあえずは浅くひろく勉強することを目標とし、大学生活を送ってきました。ですが
バイオに関しては修士での実験に追われ、中小企業診断士の資格に関してはいいわけですがあまり
勉強する時間がなく一次試験に合格した程度です。

そんな自分が新しい進路として選択したのがバイオに特化した知的財産(主に特許)です。MOTやMIP
への進学も考えましたが、自分の目標は世間に必要とされるバイオベンチャーをできるだけたくさん
輩出することにありましたので、現在バイオベンチャーに最も必要かつ評価、コンサルが難しい無形資産、
とくに特許に注目しました。バイオの特許について勉強する予定なのですが、私はとくに知的財産
コンサルティングという視点からバイオの特許の位置づけ、またその活用戦略を勉強していこうと思って
います。

なのでテーマに対する結論を述べますと、日々バイオ(技術)という問題に触れていますとその活用という
観点から技術コンサルについての知識、経験というものは必須であると感じ、これについてもっとくわしく
勉強したいなと思った次第です。


まとまりがついていなく、すいませんでした。